「理想の会社創り」カテゴリーアーカイブ

我々の存在意義と合宿とこれから

金曜日の夜に全員でオフィスを飛び出して、

土曜日の昼までにノンストップ(徹夜)で合宿を開いた。

それは、

『我々の存在意義と目指すべき組織像を明らかにする』

ため。

書けばむさ苦しいテーマだけれども、

我々のような無名企業にとっては重要な作業で、

結果として、

ここ半年間最も深く長く考えてきた懸案事項に、

一つの答えを出すことが出来た。

我々のような小さな企業は、

社会に対してなんの影響力もなければ、

仮に会社が無くなってしまっても、

悔しいけれど日常は滞りなく進んでいく。

そんな中で、

我々は社会にとってどういった存在でありたいか、

その“存在意義”問い、

明確にする作業をずっと前から行いたかった。

自分自身は、

会社を興そうと決めてから、

時間さえあればこのテーマについて自問してきた。

しかしながら、

「ヴァンテージマネジメントは何のために存在しているんですか?


と誰かに問われたら、


我々は何と答えるのだろう。


そしてその答えは、


メンバー全員一致しているのだろうか。」


という問いに対し、

昨日に至るまで、

メンバーとそこまで話し合ってきたかと問われれば自信は無く、

メンバー自身も、

毎日やることが豊富にある中で、

きっとそこまで深くは、

考えてきていないのではないかと思っていた。

日々様々なシーンの判断軸となり、

心が折れそうになる時の支えとなるような、

明確な目的を共有することで、

組織を、メンバーを、自分自身を、

もう一段更に成長させたかったのだ。

そこで話し合われた内容は、

一つ一つ書いていると冗長になってしまうので、

順次ホームページやこのブログでも明らかにしていきたい。

いずれにしても、

一つの答えを導くことが出来た。

メンバーの想いや本音もたくさん聞くことができ、

想定以上に素晴らしい濃い時間となった。

目標が定まった以上、

後は徹底してやりぬくだけ。

誰も知らないベンチャー企業のこういった取り組みなど、

外部の方々からすればどうでもいい話だけれども、

創業を経験された経営者の方であればわかってくださると思う。

「理想の会社とは何か」

「それは一体誰にとっての理想なのか」

「メンバーにとって優しい会社でいいのか」

「何を目指しているのか」

「会社のゴールとは、一体何か」

そんなことばかり考える日々だけれども、

そこを磨きぬかずに、

経営目標の達成は絶対にありえないと思う。

だから今日も考え続け、

こういった“対話”も、

今回のみならず定期的に続けていく。

前回もエントリー したとおり、

対話とスピードなのだ。

クライアントの皆様、

関係企業の皆々様、

是非期待していてください。

もっともっとギアを上げます。

まだまだ未熟で弱小な我々ですが、

今まで以上に努力し、

しっかりと社会に価値ある存在に成長を致します。

一生懸命がんばりますので、

これからも、

何卒宜しくお願いいたします。

1日18時間会社創りに没頭する31歳経営者の日記
 ※ランダムに振り分けられた部屋ごとの議論風景

1日18時間会社創りに没頭する31歳経営者の日記
 ※午前5時ごろの一コマ

1日18時間会社創りに没頭する31歳経営者の日記

 ※メンバー全員に提出してもらった『理想の会社像50』

追記:

僕はまだ、

ワンピースという漫画を読んだことが無い。

近いうちに漫画喫茶に籠って、

一気に読み尽くしたいと思っている。

勝手な想像だけれども、

きっと僕らが目指す経営スタイルに通ずる何かが、

詰まっているはずだから。

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対話型マネジメントの弊害とスピード経営を実現するために

すばらしい天気のGW最終日晴れになんだけど、

あるメンバーとのやり取りの中で、

タイトルの件について考えるところがあったので、

備忘録的にまとめておきたい。

まだ何も成し遂げていないけど、

日々、大きなコトを成し遂げるために組織創りに勤しんでいて、

その中でどういったマネジメントのスタンスをとるかは

よく考えるテーマでもある。

自分は、

どちらかと言えば、

『対話型のマネジメント』

を重んじており、

今のフェーズは特にそう考えている。

組織が大きくなるにつれて、

何気ない意思決定の背景にある意思決定者の意図が見えづらくなったり、

真意が伝わらず誤解が一人歩きしたり、

時にはそれを批判的に触れ回るメンバーが出てきたりする。

前職でも正社員が20人から250人に拡大する過程を取締役として経験し、

その途中で多くの痛い失敗を重ねてきた。

どのメンバーに何をどこまで伝えるか、伝えないか・・・、

この点については何度も悩んできた。

意思決定側に一度でもなったことがある人であれば、

「想定されるあらゆる角度から検証し、

目標に向かうために最も正しいと思われる判断しか、

していないに決まってる!

全てはトレードオフで、何を取るかだ。」

と考えるところも、

組織とは面白いもので、

メンバーはそうはとらえてはくれない。

一方で、

短期間に大量の採用を行っている急成長企業の中にも、

一つ一つの意思決定に対し丁寧に説明せずとも、

一定のロイヤリティと一体感を獲得しているすばらしい企業がある。

対話型のマネジメントは得てして気に入られるが、

対話を重んじれば全てがうまくいくわけでもなく、

経営のスピードを奪っているとも言えるわけで、

上記のような企業が存在する以上、

それらを両立させる“メソッド”は確実にある。

企業の最終目標(いつまでにどこに)次第では、

「いちいち対話なんてしていたら間に合わない!」

という企業もあるだろうが、

その質と方法によって、

両立させることは出来ると思っている。

我々のように、

生きているうちに大きなコトを成し遂げたいと考えている場合、

やはり、

『対話とスピード』

を両立させる必要がある。

それらを実現するために意識していることを、

書き記しておきたい。

(ここから下だけを書いておこうとブログを書き始めたけれど、

ここまで書くのに30分近くかかったムンクの叫び

既にかなり疲れたのでシンプルに。

①採用


⇒1にも2にも採用だと思う。

「我々は何を目指していて、いつまでにそこに行こうとしているか」

をしっかりと伝えて、

より深く理解しあえる同士しか採用しないことだと思う。

“変な”メンバーを採用すると、

より多くの対話が必要になるし、

これについては、急がば回れだと信じている。

採用前の対話は、

採用後の対話の10倍以上の価値を持つのではないだろうか。


②ベースの価値観の共有

⇒行き着くところは『理念・ビジョン』なのだと思うが、

書きたいのはもう少し身近なことで、

組織としての目標に到達するために、

「こういう時はこんな価値軸で意志決定する(人・経営陣)」

なのだという“考え方を信用してもらう”ことが出来ていれば、

細かな決定について一つ一つ説明せずとも、

自ずと理解してくれるはず。


③勝ち続けること

⇒とにかく業績を上げ続けることだと思う。

多少のミスジャッジやミスコミュニケーションがあっても、

「あれ、○○さんの言うとおり、ウチの業績伸びてる。

実は、○○さん、すごいんじゃあ・・・」

と思わせれば、

細かい説明は不要なのだと思う。

会社が好業績だと、

社員が自信を持ち、

その“事実を持って勝手に意思決定を信用してくれる”のだ。

一方で、

毎日偉そうなことを言っていても、

会社が業績不振になれば、

何を決めてもメンバーは信用しなくなる。

先に挙げた急成長企業などは、

まさしくこれが当てはまると思うし、

「人は、勝者の傍にいたい」という真理を、

見事に生かしていると思う。

④階層教育


⇒だから、階層教育なるものがあるのだと思う。


効率的。




⑤企業価値のブランディング


⇒これは、①の採用や②や③にも通じることだろうけど、

そもそもの入り口の部分でのマインドセットで“勝利”している。

要は、

「この会社に入れた!嬉しい!」

「こういう価値観(カルチャー)のこの会社に入りたかったから満足」

と思わせられている時点で、

マネジメントの勝利なのだ。

アップルやgoogle、

日本だとカヤックさんや未来工業などがその部類だと思う。

その後の細かな説明を一気に端折ることができる。




⑥社内インフルエンサーの取り込み


⇒階層教育とも似ているが、

組織には、

えてして階層とは別に影響力や人望のある人物がいることが多い。

そういった人物との対話ははずさない。

これも大切な気がする。

長々と書いてきたけども、

今日は他にもやりたいことがたくさんあるので、

最後に。

結局は、

全てトータルして、

『信頼の貯蓄』


なのだと思う。

メンバーに信頼してもらえる普段からの言動や実績、

細かなミスコミュニケーションなどでは全く傷つかない、

普段からの信頼の総和が、

プラスであればいいという話なのだと思う。

果たして自分の行いはどうか、

常に自省しながら突っ走りたいと思う。

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らしさを定義し、磨き上げる

今日、

とても嬉しい出逢いがあった。

来年春の新卒採用で、

1名、堅い握手をすることが出来たのだ。

採用にこだわってこだわりぬくことが、

長期的な成長の源泉と信じて止まないが、

その反面、

まだまだオリジナルのサービスで、

スマッシュヒットを飛ばせていない無名なベンチャー企業の採用は、

決して楽なものではない。

ここ数ヶ月は、

来る日も来る日も、

「いかにして魅力的な人材、力のある人材を引き寄せるか」

について考えていた。

小手先の手法はいくつも思いつくのだが、

その度に、

そんなことではないと自己否定を繰り返す。

採用に満足できていない原因で、

ハッキリとわかっていることが一つある。

それは、

我々が何のために存在していて、


どんな想いに共感してくれる仲間を誘い、


どんなプロセスでそのゴールに向かおうとしているのか、


そしてそのゴールにある世界は楽しいのかが、


“わかりづらい”こと

だと思っている。

成長しているベンチャーなんて幾らでもある。

ベンチャーなんて響きでは力のある人材は引き寄せられない。

その中で、

我々が目指すものが何で、

それは実現したら楽しい事なのか、

そこに向かうプロセスを、

どんな仲間と歩めるのか、

もっとシンプルに、

もっとしっかりと、

示す必要性を感じている。

自分で言うのは憚られるけれど、

それなりに考え抜いているつもりではある。

ただ、

我々が誘いたい、

一緒に戦いたい、

そんな人材に刺さるビジョンが、表現が、

洗練されていないのだと思う。

我々“らしさ”とは何か、

メンバーの、サービスの、

何を褒められたら嬉しいのか、

他社には無い、

独自の文化とは何か、

これらを、

徹底的に磨き上げる必要がある。

5月の合宿の一番のテーマ。

何度でも何度でも、

徹底的に議論する。

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正しいと信じる投資を愚直に続ける

この2週間強、

何度かブログを書こうと試みたが、

書けなかった。

3月という節目であり、

第3クォーターが終わり、

当社にとっては待ちに待った3期生が参画してくれて、

4月になり、

新体制になり、

桜が咲き乱れ、

全社で花見にも行った。

書ける話題はいくつもあったけれど、

書けなかった。

それくらい、

この間の自分の頭の中は、

余裕がなかった。

理由はいくつかあるけれど、

まだ何も解決したわけではないから、

ポイントだけ記して、

相応の前進を試みる。

1つ目のキーワードは、

『停滞は悪。進化あるのみ。』


2つ目は、

『“期待をする”というそれらしい理由をつけてサボってはいけない』

3つ目は、

『人の心はわからんw』

4つ目は、

『スターにはウルトラCはあるのだろうけど、


自分たちには無い。だから、愚直に努力する』

5つ目は、

『空気を創りだし、空気でマネジメントする』

もうなんだかよくわからないあせる

ただ、こういうことをグチャグチャ思考している。

今のところの結論は、

“正しいと信じる投資を愚直に続ける”


ことが、

一番じゃないかもしれないけど遠回りでもないのだということ。

毎日焦りの連続だけれど、

焦ったところでウルトラCが生まれるわけではない。

スター性がない我々は、

努力と量でカバーするしかない。

信じて量をやる。

4月からどっぷり現場に回帰。

体制もシンプルにして、

みんなと共に、

汗かいて走り回る。

4月-6月は、

多くの指標で高い目標を掲げたけれど、

志ある2名の同士も増え、

オフィスもとっても活気付いてきたので、

文字通り、

“やりきる3ヶ月”

にするメラメラ

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最近穏やかで居られる理由の考察

4・5年前までは、

同業を含めた成長している企業の業績や社員数、

オフィスを移転したと聞けばその規模や内装のオシャレさ、

上場するだの準備中だのという都市伝説のような噂の数々に、

恥ずかしながら敏感に反応していた。

最近、

不思議と興味がない。

それは諦めたわけでもなく、

逆に達観したわけでもなく、

自分の中ではむしろ野心満々という感じで変わりはないにひひ

時間をもてあましているので、

ちょっと考察してみる。

振り返ってみると、

この感覚はちょうど1年前くらいから感じていて、

その頃から、

起業してからもなんだかんだあった仕事とは関係のない飲みは、

ほぼゼロになった。

それは、

「少しだけ心の余裕が出来てきたからかな」

とか思ってみたけれど、

どうやらそうではなさそうだ。

幼い頃から、

なぜかちょっとませていて、

人間というのは、

『所詮比較の生き物』

だと思ってきた。

言い方を変えると、

『“相対”でモノを考える生き物』

だと思ってきた。

怒り、妬み、嫉み、悲しみ、憎しみ、羨み、引け目・・・、

人の心には様々な負の感情があるけれど、

妬み、嫉み、羨み、引け目の大半は、

心のどこかで、

誰かと自分を比較をしているから生まれるものだと思っている。

他に誰も居ない島でのんびり過ごしていたら、

きっとそんなことは感じないし、考えない。

つまり、

誰かと比較してしまうから、

様々な感情が生まれる。

自分がそういったことに対する興味が減退したのは、

単純に、

『無駄に人と比較しなくなった』

からだと思う。

では、

なぜ人と無駄に比較しなくなったのか。

理由を5つほど思いついた*カオ

①攻めの選択肢が増えたからそっちに夢中

まだまだ弱小企業なのでほんの少しだけれども、

最近は攻めの選択肢が増え、

その先にあるものを想像しながら、

ワクワクしながら過ごすことができている。

そっちに夢中で、

周囲のことに対しては、

相対的に興味が減退しているのだろう。

②インターネットの持つ可能性が癒してくれる

インターネットは本当に革命だと思う。

もはやそんなことは論じるまでもないが、

20年前、30年前、40年前の大企業の“出来上がり方”と、

この15年の大企業の“出来上がり方”は明らかに変わった。

ソニーは、設立して35年後に売上高が1兆円を突破した。

ソフトバンクは、24年で売上高が1兆円を突破した。

googleは、創業わずか9年で突破した。

それは、

リスティング広告という仕組みを、

“発明”

したからだ。

先日、

社員数6・7名だった時に何度も飲ませてもらった先輩の会社が、

プロ野球のオールスター戦のスポンサー企業になっていた。

その時、

「すごいっ!なんてロマンがあるんだ!」

と素直に喜べた。

昔だったらちょっと羨んでいたかもしれないが、

すごく勇気とパワーを頂いた。

インターネットは、

あらゆるものを変えているが、

明らかに会社の創り方も伸ばし方も変えたと思う。

自分にそれができるかはわからないけれど、

少なくとも、

偉大な企業を創り上げるために、

「何十年という歳月が絶対に必要」

という制約条件は取り除いてくれた。

何百万社もある中で、

ごくごく少数の企業しかその果実を掴んでいないけれど、

ゼロではないという事実で十分だ。

我ながらポジティブすぎるけれど、

言い訳が出来ない環境だから、

分かりやすい。


③短期的な成長の怖さ、続けることの難しさをより知った


3つ目の理由は、

焦って大きくすることの怖さを知ったことかなと思う。

出歩かなくなったから情報自体は減ったけど、

24・5歳当時に耳にしていた企業の多くが、

今も成長を続けているかといえばそうではない。

大きく勝つことも大切だけれども、

負けずに続ける大切さも、

知ったのだと思う。

もちろん仕掛けるタイミングが来たら、

しっかりとbetしたいと思う。

④凡庸なものと本質的なものとを少しだけ見極められるようになった


そんなこんなであまり周囲と比較しなくなってくると、

同時に凡庸なものが見え、

それらに興味がなくなってくる。

力の抜き方と割き方が、

ちょっと分かってきたのかもしれない。

⑤一生という大きな流れでとらえられるようになった


最後は、

③にも似ているけれど、

「結局は“最後に”勝っていなければならないと思うから」

だと思う。

一生という大きな流れの中で、

どう自分を高めていくかという命題により強い興味が沸いてきたから、

きっと、身近な比較に関心がなくなってきたのだと思う。

と、

分かったようなことを書いてみたが、

『無駄に』

と付け加えたように、

そんなに人間が出来ていないので、

まだまだ人を羨んだり、引け目を感じたりする日々。

人生は本当に、

“人格修養の旅路”

だと思う。

妬まず、羨ましがらず、引け目を感じず、

自分や組織の目標に向かって、

まっすぐに成長していきたいものだ。

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もっとベンチャーしようぜ

金曜日。

2人の幹部社員と珍しく3人で飲んだ。

特定のテーマなく始まった時間の中で、

僕は2人にいくつか質問をした。

詳細は書けないが、

その答えに対し僕はいつしか、

2人に普段から感じている本音をぶつけるようになっていた。

2人にとっては厳しい表現もたくさん使った。

おもしろくない面もあっただろう。

昔からの悪いクセで、

勢いに任せて、

言いすぎた面もあったかもしれない。

いや、案外冷静だったかな。

ただ言える事は、

その時間は、

我々の輝かしい未来にとっては、

とても意義のある時間だったということ

僕が伝えたかったこと。

それは、

『もっとベンチャーしようぜ』

ってこと。

ただその一点だった。

僕は、

人生の目標を大学時代に立てた。

それと同時に、

その手段として自分が会社を創ることを決め、

会社としてのある程度の目標も定めた。

それは年を追うごとに改良されてきたけれど、

独立の機会を得てから3年半が経ち

僕は、

きっと今の自分(達)の努力レベルじゃ、

「今の延長線上に自分が描く理想が、きっと、ない」

ってことに実はとっくに気付いてしまっていて、

「もっともっと異常ににやらないといけない」

という焦りが日々強くなっているのを感じている。

それを変えられない自分の弱さを恥じながらも、

とはいえ何かを変えるべく、

日々寝ても覚めても自己研鑽に励み、

志のある人とのみ触れ合うようにしている。

昨日は、

こういう焦りがあるということ共有し、

2人には、

単純に、

『もっとベンチャーがしたい!』

と感じていることを伝えたかった。

互いの意見をぶつけ合い、

時には反発し合い、

「あれはこうだとか、今度こんなことしようぜ」とか、

当たり外れの前に、

ほとばしる想いとかエネルギーを、

もっとぶつけ合いたいんだと。

とても一方的だったけど、

伝えたことにはそれなりに意味があったと思う。

よく「人材がいない」と嘆く経営者がいるけれど、

それはきっと、

スキルフルな人材の枯渇を嘆くケースと、

共に夜を徹して、

熱中没頭して未来を語り合う同士が居ないことを嘆く、

両方のケースがあるではないかと思う。

経営者の多くは、

それが結局は自分の力不足によるものだと分かっていて、

同時に、

いつしか“その部分では”メンバーに対し期待をしなくなり、

「お前たちはやることしっかり頼むぞ」

と思い込むことで気持ちを整理し、

勝手に孤独を感じるのかもしれない。

この週末に、

もう一度経営目標を見直そうと思う。

全員を平等に幸せにすることはできないけれど、

組織の成長の過程の中で、

個人の人生の目標達成の機会(チャンス)は、

ある程度フェアに提供できると思っている。

それがリンクする組織ほど、

幸せな組織はない。

『フツウのことをしていても普通の結果しか得られない』

普通がダメだとは思わないけど、

フツウでは満足できないと入社を決めてくれた仲間を、

後悔させるわけにはいかない。

ヴァンテージマネジメントは、

一体どんな想いを持った仲間のための場所なのか。

何度も考え、

何度も共有しよう。

『だったらもっと、ベンチャーしようぜ』

と。

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オープンブックマネジメントと強い個人

1月の末からついに始まった

新卒採用2013。

1日18時間会社創りに没頭する31歳経営者の日記

※今年のセミナーの様子。

今年はもう第4期生の採用。

設立3年半の会社だけど、

初年度からやってきたからこうなる。

例年のリクナビに加えマイナビも投入し、

5名の採用目標に向けて、

ヘトヘトになる戦いが始まったあせる

1月に半期が締まり、

速報値ではあるけれど、

・ミニマム(対社外目標)・・・売上:クリア、経常:大幅クリア


・ミドル(社内最低ライン)・・・売上:6%ショート、経常:大幅クリア


・ストレッチ(社内目標)・・・内緒(大幅ショートには違いないw)

と、こんな具合。

やっぱり、採用の遅れが大きい。

(※引き続き、新卒&中途、大募集中ショック!

1月から取り組んでいる2つの取り組みも、

まだまだ足りない。

1つは、営業の足元強化。

自分は関与せず、

初めて部長のUに(ほぼ)全てを任せている。

もう1つは、

営業部門の進化を促すためにいくつか制約を設け、

『脱皮』を図ろうというもの。

早速新商品で何件かのご成約を頂いたが、

まだまだこれから。

野田政権風に表現すれば、

“持続可能な組織を創るために”

乗り越えなければならない壁だと思っている。

結果として、

1月は惨敗。

2月も簡単ではない状況が続いている。

それでもいい。

ここを何とか突破して、

もっと深くコミットさせて頂く営業体制を、

絶対に築き上げる。

同時に最近特に意識していることがある。

それは、

『メンバーの個人力を上げること』

2月に入ってから、

とあることで全体に対して指導した。

感謝心にまつわることだ。

また別の機会に、

・クレームの認識レベルの統一

・メール対応スピードにおける他社との差別化

・未入金督促業務における法的な教育

・債権回収に対する考え方の共有

・クライアントとの重大なやり取りの共有と解説

・幹部社員への意識向上の指導

・事業部全体に対する提案の、意見だしのレベル引き上げ

・個別のメンバーに対するメッセージ伝達

など、

矢継ぎ早に指導した。

まだ正社員13名、従業員25名の組織が、

経営の云々を語る立場にはない。

そんなものは勝った人が語ればいい。

我々はとにかく、

個人のスキルを磨き上げ、

接近戦に強くならなければならないと思っている。

弊社では、

会社の業績を“現時点では”全社員に開示している。

役員が自分一人であるため、

全社員、僕のお給料を知っている。

会社の営業利益も経常利益も未入金債権も、

諳んじることは出来ないだろうが、

共有している。

ただ、

このやり方がこの先もずっと正しいとは思っていない。

会社のフェーズごとに変えていくつもりだ。

ただ今は、

全員で考え、全員で節約し、全員が稼ぐフェーズだから、

現実を共有し、目標を定め、

個々人のハードワークによって突破する以外に道はない。

下期が始まって10日。

あと1ヶ月であの悪夢の震災から1年。

時間は本当に容赦がない。

焦らず、気を抜かず、集中して、

高速でやりきりたい。

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中小企業の経営は、社長の見栄と虚栄心との戦いである

最近食事をした、

とある成長企業の経営者が言っていたコトバ。

『中小企業の経営なんて、


社長の見栄でいくらでもミスジャッジする。


だから僕は、


あんまり同じようなレベルの経営者とは合わない様にしてるんです。


失礼ですけど、あんまり学ぶことが無いので。


圧倒的に成功している人、


あるいは成功のメソッドを導けた人としか会わない様にしています。』

表現と程度はともかく、

全く同感だった。

偉そうな意味ではなく、

スポーツでも受験勉強でも何でも、

高みに行きたければ、

自分と同じレベルの人と長い時間を過ごすよりも、

圧倒的に成功している人と時間を共にした方が、

何倍も意味があると思うし、

そうでなければ、

本を読んで、歴史から学ぶようにしている。

とらえられ方は両側面あると思うけど、

そういう信念があるから表現しておく。

つい先日もエントリーしたこの内容

もう一回自戒の念をこめて。

『中途半端な状態で、中途半端に群れない』

『俯瞰思考』

目立たなくていい。

コツコツと、

信念に沿って軸を磨き上げよう。

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俯瞰しながら堅実に前進させる~2012年スタート~

昨年末から、

2011年を頭の中で何度も振り返り、

何度も総括ブログを書こうとトライしたが、

結論、止めることにした。

昨年末に書いたエントリーに一部内包されているのと、

会社としても事業を前進させられたという点ではよい一年であったが、

それはそれとして忘れることにした。

振り返ることは大切だけど、

それは同じ失敗を繰り返さないためであり、

目標からすればごくごく小さな成功を喜ぶためのものではない。

お世話になったお客様に対する大いなる感謝を胸に、

更なる事業推進と質の向上をもってして、

その想いを形にすることだけを考える。

世の中は益々多様性を帯びてきている。

会社運営でも、働き方でも、社会保障でも、国政でも、外交でも、

「絶対がない」世界というのか、多くの価値観が蠢いている。

こんな時だからこそ、

自分たちが何を成し遂げたくて努力をするのか、

どうありたいのかという価値観を磨き上げ、

狭い世界の誰かと比較して一喜一憂するのではなく、

大きな志を胸に、

堅実に事業を前に進めたい。

迷うことはない。

前進あるのみ。

改めて、

先の震災で大切な命を落とされた方々、

そのご家族・ご親族の皆様に心からの哀悼の意を示し、

生かされたものとしての責任を胸に、

手を抜くことなく努力を続けることを誓います。

2012年も、皆様何卒宜しくお願い致します。

中山紘太

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管理会計年度の変更と粘り

昨日をもって、

第1クォーターが締まった。

正確には、

先月の途中に、

“9月末で1Qを締める”ことに変更した。

7月決算の当社は、

第1Qが8月~10月、第2Qが11月~1月・・・だったが、

前々から、

季節や年末年始、年度に連動する12末、3末、9末など、

3の倍数の月にクォーター末を揃えたいという思いはあった。

ただ変則決算をしてまで、でもない。

そんなこんなで今日まで来たわけだが、

先月の半ばにふと、

「いや、まてよ。

決算月末に頑張ってもP/Lに反映されるわけではないわけだから、

本来頑張らなければいけないのは、

せめて1ヶ月前の6月や5月。

ということは、

管理会計上の事業年度を6月末で締めて、

7月は決算月だけど、

期初にしてしまえばいいのではないだろうか。」

と思いついた。

すぐに主要メンバーに確認し、決定。

管理会計上、

晴れて3の倍数月がクォーター末になった。

ということで、

実質2ヶ月で第1クォーターが強制終了。

結果的には実りの多いクォーターになった。

実績も、

メンバーの粘りにより、

無事に前月を上回る実績を達成。

8月のP/Lも過去最高売上を計上することができた。

本当に、みんなよく粘ってくれた。

この『粘り』


9月から最も強化しているポイントだったから嬉しい限り。

詳細は長くなるので改めるが、

1件1件のご提案での理詰めのスピードが上がり、

早い段階でしっかりと白黒が付くようになった。

結果として、

不毛なタスクが減り、

力を入れるべき案件にしっかりと脳みそが割り振られた感がある。

入社年次が若いメンバーも達成が続き、

競い合いの雰囲気も徐々にいい温度になってきた。

過度な社内の競い合いはクライアントへの

サービス品質を下げるケースがあるが、

やはり、程よい競争原理は必要と考えている。

ここに2名ほど、早期に仲間を加えたい。

第4期、

勝負の第5期に繋げる土台固めの1年。

地味でイイ。

とにかくコツコツ地盤を固める。

メンバーとトコトン対話し、

企業カルチャーを醸成する。

気を緩めず、

毎日毎日考えて、動く。

10月~12月。

年末の目標達成に向けて、

アグレッシブに攻めていきたいガッツ

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