先見性とか発想力と『心の余裕』の関係

4月が近い。

花粉症だけど、1年の中で最も好きなシーズン。

最近は主要な数値が軒並み過去最高を更新し、

3月にまた新たに2名(38人をマネジメンしていた人材と、250名中2位の猛者)が加入し、

4月に迎える新卒の加入も近づき、

オフィスにはグルーヴ感が蔓延している。

2名の退職者が出てしまったけれど、

ビジョン、目標を達成するために、力強く前進したい。

現場を取り仕切るマネージャー陣、

このメンバーが確実に力をつけてきて、

自分の“余裕”を創りだしてくれている。

これには本当に感謝している。

余裕が生まれるととにかく、

『未来を想像し、先読みすることができる』

『(インプットも増え)新しいアイディアも湧く』

『視点、視座、欲のレベルが上がる』

といいことづくめ。

昔からよく偉そうに、

「タスクがたくさんあっても視点は関係ないでしょー。視点をあげなよ。」とか、

「忙しくても移動中とか寝る前とか発想湧くでしょ。それを書き留めなよ。」とか言ってきたけど、

やっぱり、、、

「余裕が無いと視点も下がるし、先見力も落ちるばいちゃん

なぁと実感。

ということで最近は、

来期に今期の2倍の売上25億に到達させるための作戦立案

 →現在進めている新サービスの成長加速

 →新メンバーの採用、スカウト、新卒採用

 →未来のマネージャーの育成

 →更に組織を強くし、個のまだ見ぬ能力を引き出す仕掛け

 →更に新たなサービスの考案

に多くの時間を割いている。

明らかに成長角度、スピードが上がった第7期の上半期。

このスピードを半年、1年、2年と続けていけば、

近いマーケットで戦っている企業さん達と比べても早い段階でもう一段、二段上のグループにお邪魔させて頂くことになる。

まだご期待にお応えしきれていないお客様もたくさんいる。

しかしながら絶対に逃げずに向き合う。

そんな変化には痛みが付きものだけれども、

大切にする価値観を伝えながら、

今のマネージャー陣、それを脅かす新たなメンバー、組織全体の結束力を持ってして、

しっかりと乗り越えたい。

かかってこい、成長痛!

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新卒セミナーでパワポをプレゼンするのをやめることにした話

時間ができたのでいよいよ本格的に始まった新卒採用活動についてちょこっと。

創業3ヶ月目から始めた新卒採用も、今年で早くも“7期生”の採用。

前職含めて12年間新卒採用を続けているけど、

今年は本当に学生さんの動きも全体の流れも読めない。。

どうなるんだろう。。

リクナビのエントリーはまずまず順調な感じ。

そんな中で、今年はセミナーのやり方を思いっきり変えてみることにした。

一番のポイントは、プレゼンをやめることにしたこと。

例年、代表である自分自ら新卒セミナーは行っていて、

多い年はイベント含めて50回近く説明をしていた。

無名なベンチャー企業の実態を少しでも理解して頂くために、

自分の言葉で話すことやオフィスの中で全てを見せながら話すこと、

そして、

何十枚にもわたって、あらゆる情報を盛り込んだプレゼン資料を、

文字通り“必死”に話してきた。

結果的に素晴らしい出逢いもたくさんあったけど、

振り返ればかなり一方通行な退屈なものだったとも思う。

「徹底した対話を」と思ってやってきたものの、

昨年で言えば900名もの就職活動生の皆さんにお集まり頂き、

採用させて頂いたのはわずか5名。

今日も話したけれど、

895人の学生さんとのコミュニケーションは、

未来ほとんど残らない。。

色々な理由はあれど、

結果だけを見れば採用目標人数も下回った。

そんな総括を経て、

今年は思い切って長ったらしいプレゼンをやめて、

徹底して話し合うことにしてみる。

ご応募頂いた学生さんには、

事前に学生さん用に編集した資料をお読み頂き、

僕やメンバー相手に好き放題質問して頂く。

時間は1時間1本勝負。

目指している企業像、創業の経緯、文化や制度、

働く時間から女性の活躍状況でも、なんでもいい。

全ての質問に対して、

僕自身はもちろん、

すぐ近くで仕事をしている社員もどんどん呼んで、

ありのままをお答えしていく。

質問もこれまでのやり方のように数名だけとかではなく、

途切れること無く手が上がっていい感じ。

そんな『ライブのような新卒セミナー』が、

順調に滑りだした。

7期生こそは我々の果てしなく高いビジョンを共に描いてくれる猛者を、

最低でも15名は仲間にしたい。

とは言いながらも例年通り人数は目標にしない。

小さな組織なんて1人の影響で大きく変えられる。

そんな強烈なリーダーシップを持った仲間を、

一人ひとり全力で誘い、口説き、夢を語っていくだけ。

まだまだこれからなヴァンテージマネジメントとエンターズ、

我々はいずれ必ず世界を“エナジー”する企業グループになります。

興味を持って頂ける方はドシドシご応募下さい。

ヴァンテージマネジメント採用サイト

【リクナビ2016】ヴァンテージマネジメント株式会社

【リクナビ2016】株式会社エンターズ

※中途採用も絶賛大募集中です!

素晴らしい出逢いがありますように!!

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「意志」は「実行」で示せ!

「12月末までにスマホアプリの開発チームを社内に組成して欲しい」

コードが書けてタイの路上で相撲がとれるハイブリッドエンジニアTにこう伝えて始まった2015年、

2ヶ月が経ったタイミングで、Tに呼び出された。

「紘太さん、色々な場に顔を出して話を続けていますが、

やはりエンジニアの『評価制度』がないので条件面や環境面の説明をするのに苦慮します」

内容は、「エンジニアの評価制度を創っていいか」であった。

答えはもちろん「イエス」であり、「よろしく頼むよ」だったわけだけど、

その時に思ったことは、

「エンジニアの採用をしたいとか言いながら、評価制度の一つも作っていない、

作ろうとしてない時点で、優秀なエンジニアが引き寄せられることは無いよな」という反省だった。

もちろん、超トップ層は、

そういった環境面以上に、

成し遂げたい状態に対する共感やその意志に対する共感が多くの割合を占めることが多いけれど、

建設的な意味でのミドル層はある程度そういった部分も示していく必要があると思っている。

普段から偉そうに、

「やります!頑張ります!に興味はないよ。実行してよ。」

と言っているにも関わらず、

エンジニアの採用に関してはその“実行”ができないでいた。

その意味でTからの提案は本当にありがたく、

大いに反省をさせてもらった。

T、ありがとう!

以前にも違うエントリーで書いた気がするけれど、

経営は、つくづく『実行力』だと思う。

「あれがしたい、これがしたい」と経営者やマネージャーがワーワー叫んでも、

大体のことは実行されない。

特に、多くのメンバーが少ないリソースを奪い合いマルチで進んでいる組織であれば尚の事。

本当にそれらの実現に対する“意志”があるのであれば、

「実行される仕組みを創る」という“実行”をもってして証明しなければならない。

エンジニアの評価制度の設計一つとっても、

ネットを5分10分検索すれば、他社の事例がいくつでも見つけることが出来る。

情報の拡散スピードの爆速化によりアイディアの価値がどんどん下がっている中で、

知識がある上で勝負は行われる。

如何に組織が目指す方向に力学が働くようにカスタマイズするか、

理想から逆算された制度設計を施し、メッセージが乗った上質な制度に仕上げるか。

そこの実行力の差が、勝負どころになる。

改めて、

どこよりも圧倒的なスピードと質で“実行”できる組織を目指す!ことをメンバーに伝えたい。

でなければ、

生きている内に世界を“エナジー”することなんで、出来ない。

反省反省。

さぁ、更に集中していこう。

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プライドを超えた先にある進化

先週、嬉しい事があった。

前職から共に戦ってきた戦友Aが、ビジネスマンとして、人として、

「プライドを超える」というバージョンアップを遂げた。

かつて自分も起業直後に、

「広告代理事業はやらない。オリジナルのサービス、商品を売るんだ」というプライドを乗り越えられず、

メンバーには大変な思いをさせてしまった。

孫さんの有名なこの記事

退却できない奴はケチだと思え -ソフトバンク社長 孫 正義氏

とは主旨が少しずれるけれど、、

ある種の自己否定をできる人間は本当に強いと思う。

中途半端な意地を捨て、

その先にある進化を素直に欲する事ができる人は、

本当に強い。

確実に成長してくるから、能力に天井がない。

木曜日のマネージャー月一ディナーはそんな話題が中心となった。

「成果を出す人、トップに立つ人は本当に素直な人が多い」


「誇りは高いけれど、自分が壁にぶつかった時は安っぽいプライドなんか捨てて、すぐに意見やスタンスを変えることがある」


「一流は自分を一流と思っていないから、いいと思ったことを受け入れるスピードが早い」


「とにかく一度バカになってみたらいいんじゃないか」


「勝ち馬に乗った方が、絶対に楽しい!」

そんな意見が飛び交い、

戦友Aは、文字通り『脱皮』してみせた。

かなりのストレスがあったと思うし、

この意思決定がAの未来を保証するわけではないけれど、

今はまず、この進化を賞賛したいと思う。

結果的に変則的に幕を開けた第7期最終クォーターは、

わずか4日で体制の変更を行うことに。

小さい組織にありがちな、

「コロコロ体勢変える≒ベンチャーなんだから正しい」論に陥らぬよう、

多少の混乱を招いたことを反省し、

メンバーからの信頼回復に努めたい。

他方、

きっとこれは組織全体にとっても良い意志決定であり、

我々の成長、すなわちお客様への提供価値の拡大に繋がるものだと信じることができるので、

堂々とスピーディーにチェンジする。

Aよ、よく乗り越えた!

ここからだね!

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