無意識の自己肯定に気づく重要性

「でも以前よりは良くなっていますよ」
「ただ改善はしています」
「自分は出来てます」

日常的に飛び交うこんな言葉、本当にそうだろうか。

 

今週、採用サイトの位置づけや目的を議論している際にも、近しいやり取りになった。

確かに、実際には、そうなのかもしれない。
無論、数値で証明できるものであればよい。

しかしながら、
圧倒的に突き抜けられていない以上、
目的が達成されていない以上、必要以上に自己肯定をしてもしょうがない。
残念ながら、不毛だ。

今回気になったのは、それが「無意識にやってしまっている」ことだ。

 

人は無意識に自己肯定したがる生き物だ。

その間自分なりに正しいと思って生きてきた時間を否定しないなんて人はいない。

時には、自己肯定するために何かの対象物を攻撃したり、対象物と自分とをバランスを欠いた比較をすることによって悦に入ったり、反論されない場で一方的に非難したりすることで、精神を保つ人さえいる。

ただ、そんなことをしても何も生まれないし、そもそも楽しくない。

自己肯定している間は、劇的な成長はない。

 

必要以上の自己否定は精神を壊す要因にもなるし、単純に楽しくないけど(笑)、
それでもやはり自己否定を続けなければならない。

なぜなら目標があるから。

たどり着きたい場所に、現実にたどり着けていないから。

 

意識的にプライドにしがみついたり、
自分のメンツを保つために意固地になったりしている人はずっとやっていればいい。

「自分はそこは大丈夫。自分は謙虚に吸収できている」と思っている真面目な諸君(自分も含む)、是非”無意識に”自己肯定している自分に気づこう。

まだまだ変われる。
いや、気付いて変わらなければ、あっという間に老いていってしまう。

真に謙虚になり、自己否定を繰り返し、貪欲に、
インプット、変化、行動を、起こそう。

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さぁ、2017年。Go!Team Vantage!

自分たちにとって”2017年の社会全体の予想”よりも大切なこと。

年末年始は好きだ。

年の瀬に田舎に向かう新幹線の車中の感じも、
年越しの瞬間の独特な静謐さも、
上京して新幹線が東京駅のホームに滑り込む時の気の引き締まりも、
とても好きだ。

ただ、2017年は○○新時代でもないし、○○元年にもきっとならないと思っている。普通に2016年12月の翌月であり、大きな戦略がある以上いきなりやることなんて変わらない。

新年にはきまって、
2017年にはこんな領域が伸びる的な記事がバズるけれど、
目標が定まっている自分たちに社会全体の予想は必要ない(笑)

目標が決まっていたとしても、
気持ちを新たにしたり、心機一転したり、気合いを入れ直したりしても意味がない。、
具体的に動かなければ何も変わらない。

時代は各プレーヤーの日々の着実な実行によって、
彼らの歩みの分だけ変化するし、
それは何一つ突然生まれるものなんかじゃない。

我々ヴァンテージもそのプレーヤーの1人として着実に歩みを進めるだけだ。
その歩みを1年で30段駆け上がるのかそれが100段なのか500段いけるのかの違いだ。

大切なのは予想より”実行”。

実行した者だけが価値を生み出していて、
実行できなかった者がまたきっと同じような年末を1年後に迎えるだけだ。

だからこの1月4日も5日も6日も、
着実に実行するだけであり、
メンバーが実行できる環境を、経営者として最大限用意するだけだ。

その繰り返しのスピードや丁寧さが、駆け上がれる段数を変える。

 

今までよりも”よりシャープ”に必要なことにフォーカスする。

2016年はどれだけの階段を登れただろうか。

単純に、2016年は過去最高に資金を集めて過去最高に資金を使った。

プロダクトの開発で言えば、
過去にトライしたソフトウェア投資の実に10倍の資金を使った。

これらは無論、お客様1社1社が我々に期待を寄せてくださったからであり、その結果として、メンバー全員が必死にお客様と自分と向かい合ってくれたおかげに他ならない。

ただ、実際に”使えた”自分は自分でまた幾つかの発見があった。
人はこれを成長と呼ぶのだろう(笑)

我々は、更に大きくジャンプするための戦を開始した。
一言でまとめれば、2016年はそんな1年だったと思う。

投資はまだまだ続くし、
腹を括った以上まだまだ投資し続ける。

外部資本無しでブッ込んでいる。
怖くないかと言われれば嘘になる。

投資額を回収するだけなら現場で走り回ればいい。
(こういう時に源泉営業で新規営業をやってきて本当に良かったと思う。)

ただ、今回の戦いはそうではない。
そんなレベルじゃないスケールの戦であり勝負。
起業8年目に決めた、ある意味で”起業一発目”の大勝負なのだ。

2017年はそのプロダクト、
『wonder』を着実に価値あるものに進化させる。

まさに実行あるのみ。

 

採用と育成、全ては人。仲間、志を一つにできる同志。これは変わらない。

組織としては何段の階段を登れただろうか。

前期は創業来8年連続で過去最高売上を更新し、
今回は営業利益も経常利益も過去最高を計上することが出来た。

事業部長、マネージャー陣の八面六臂の活躍により、
一人あたり生産性は1年前と比較して1.5倍を叩き出した。
組織は確実に強くなっている。

グレードも役職も見直し、
「責任給」も大幅に刷新したことで、
メンバーには4つのリターンの道を示した。

結果としてここ1年間に新たに加入してくれたメンバーを除いたメンバーの給与水準は実に”22%”増加。

役員以外の1000万プレーヤーも生み出すことが出来、
役員報酬を除いての平均給与は、
平均年齢27.8歳の若僧の組織だが、540万円となった。

もちろんこの指標ももっともっとあげていく。
多士済々な組織にするためには、こんなもんじゃ戦いにすらならない

みんなが嫉妬するレベルまで上げるにはどうすればいいか、
「生産性!生産性!」と叫ばれて久しいが、ここも実行でのみ語る。

 

エンジニアも社内だけで5名体制となった。

開発を外部に頼り切っていた1年前に比べると、隔世の感がある。

今月からまた1名が新たに加わる。
1名が業務委託から正社員になってくれるなどwonderの開発に自信と誇りを感じてくれている。

1年前に某クラウドソーシング会社の先輩経営者に「ゼロからエンジニアチームを作りたいなら、つべこべ言わずまずは黙って年収1200万を5人に払え。自分より高い報酬を払え。その覚悟がないなら口にするな」と言われた。そこまでではないけれど近しいレベルの人材だけで3人仲間にすることができた。

サイバーエージェント15年戦士からみても一人ひとりが猛者エンジニア揃いという。先輩にアドバイスを聞いた時は「無茶苦茶だ」と思ったけど、歯を食いしばってよかった。彼らと話しているとどんなプロダクトにも作れそうな気がする。

やっぱり人だ。仲間だ。

 

組織文化の根幹となる行動指針も見直した。

ヴァンテージスピリットも新設した。
これについてはまた別の機会に書く。

新規事業アイディアコンテスト『ウミダス』も復活させ、2回開催した。

とにかく熱量マックスで、真っ当に勝つ組織にする。

 

オフィス環境としては更にリフレッシュスペースも2つ設けた。

採用専門の部署も設けた。

新たな制度として、

・出産手当『ラブベビー手当て』
・子ども手当『父よ母よ不安になるな手当て』
・子供がいるメンバーへの家賃手当て『ファミ通手当て』

などのダウンサイドリスクを軽減する環境整備も行った。
これも全て実行あるのみ。

 

2月、3月、4月に中途が1名ずつ、4月には待望の新卒メンバーもまた加わってくれる。

ただ、自分たちの可能性はこんなもんじゃないし、
まだまだ全くスピードが足りない。

採用も必死にやるが、
目指すスピードに追いつくためには、やはり人材育成も同時に実現しなければ成立しない。今共に戦っているメンバーに引続き大いに任せ、期待し、信じていきたい。

いでよ、新たな事業責任者!

 

個人的にはここから3年半が一勝負。

もう36歳。こんなんじゃダメだ。
ダメだダメだダメだ。

と言っても始まらない。
だからやる。何度でもやる。やるだけだ。

今からの3年半が勝負。
分かりやすく餓えていく。

2020年の7月期。
会社で言えば12期末。
個人で言えば40歳。
色々わかりやすくていい。

2017年は圧倒的に負けている先人に会いまくって、
とにかく馬鹿にされに行く。

こんなところで止まってたまるか。

 

でもって、やっぱりベンチャーっておもろい。
経営っておもろい。

自分たちで知恵を絞って、努力して、
何もないところから”信用”を生み出し、お金に変える。
そのお金を色んなところに投資して、
喜んで頂いてまた信用を生み出す。

誰のせいにもしなくていい。
全て自己責任というのは、本当に精神衛生がいいし純粋に楽しい。

我々はまだ何も成し遂げていないし、
だからこそどこへでもいける。

何にでもなれる。
まだまだこれからだ!

大切なことは信念を持って徹底的に続けること。
ぶらさず、突き進むこと。
待ってろ、こんにゃろう。

 

 

今の時代には珍しい熱量を持った仲間と激烈にハードワークして、
一度しか無い人生にハッキリと生ききった痕跡を残したい方が入れば、
是非、2017年から一緒にやりましょ^^
チームヴァンテージは、いつでも大歓迎です。

ということで、2017年がスタート。
バババババーーーン!と宜しくお願います!

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