上質な出会いに対する投資は確実にリターンする話

またブログをサボってしまっていたので、緩めに再開してみます。

先日初めて、IVSに参加してきました。

カンファレンスそのものは、出会いという意味でとても満足度が高かったです。

2日間で多くの先輩経営者や成功されている方のお話を聞くことができ、旧交を温める機会にも多く恵まれたのですが、実は経済的な意味でも大きな出逢いがありました。

イベントの休憩中に某SaasベンダーのS社長と知り合うきっかけを頂き、結論を先に書くと最低でも「750万円のコスト削減効果を得られるかもしれない」展開になりました(笑)

某カテゴリでは圧倒的な成長を誇られているクラウドサービスの会社さんですが、一般に知られている彼らのストロングポイントが我々のニーズと合わないと思い込んでいて、検討すらしていませんでした。

しかしながらS社長と何気なくお互いの会社の説明をしている中で弊社の同領域における課題をお話したところ、「実は今そこもカバーできていて、とてもいいプロダクトに仕上がっているから一度提案させて欲しい」と仰ってくださり、別日にお話を聞かせて頂きました。

そうしたらなんということでしょう(笑)
それまでに受けていた老舗のソフトウェアと比較すると初期導入費だけで750万、月次のランニングまで入れたら向こうどれだけのコスト削減に繋がるのかわからないくらいコストメリットが生まれそうでした。まだ本決定ではありませんが、本当に危なかったです。

 

実は2月にも別のカンファレンスであるICCに参加させて頂きました。

そちらのカンファレンスも3日間でたしか17万円ほどするのですが、そこでも経済的に良い出逢いがありました(笑)

その時も「何かツールを探しに」という感覚は全くなく参加させて頂いたのですが、とあるバックオフィス系のクラウドサービスを提供されているD社さんの創業者の方とお会いし、お話する中でD社さんが提供されている「勤怠管理」のツールは便利そうだなぁ感じたので、その場で管理部のマネージャーにLINEをしたのです。

数日後、勤怠管理ツールについては導入させて頂くことになりました。肝心なのはそこからで、勤怠管理機能も十分便利なようなのですが、別でついていたワークフローの機能が素晴らしく、それまで活用していた某世界最大のCRMのワークフロー機能を移行し、元のツールが不要になったのです。

それによって、ちょうど更新タイミングだったCRMのアカウント単価が削減され、向こう1年間分だけで330万円ほどのコスト削減につながりました。2年、3年も気づかずに更新していたらと思うとゾッとします。新たに導入したSaasは月間3万弱。年間に直しても36万ほど。。もう大助かりで、Nさんとそのカンファレンスに本当に感謝しています。

たまたまではありますが、30万円ほどの投資はかかっているものの、お二人との立ち話で軽く1000万円以上のリターンが生まれました。(正確には生まれそうです)

これで僕が(コスト的に)誤った発注をかけていたら、その分利益は減り、株主価値は上がらず、経営者としては失格です。
無駄な投資分の粗利益はメンバーには回らないわけですしね。
メンバーも不幸です。

改めて、無知って怖いですね。
情報に疎いって罪なことです。
(あとやっぱり営業って尊い仕事です)

 

ただ、こういうことって個人レベルで考えても日常的にとっても多い気がしますし、日々❝気付いていない損❞は大量に生まれている気がします。

ではどうすればそういった❝気付いていない損❞を回避出来るのか。

その方法の一つが『上質な情報のインプット』になるかと思いますが、本当にその投資対効果に気付いて、飢えるように情報を取る行動を実行している人は多くない気がします。

僕自身、22歳の大学4年制の時から(正確には大学3年間の銀座のバイト時から)社会的に影響力のある方やビジネスで成功されている方と、年齢の割にかなりの量お会いさせて頂いてきました。

いろいろな意味でお金がかかることも多かったですが、そうなるように自分なりに知恵を絞り、投資をして、振る舞ってきたつもりです。

起業してしばらくしてからも、「自分が圧倒的に負けている方、自分より結果を出している方、自分が知らない領域で活躍されている方など、刺激をもらえる人と会う」と決めて実践、投資をしていますが、トータルで言えばそこから得られた情報、テクニック、小ネタによって、かなり救われていますし、変な表現ですが儲かっています。確実に。

よく「会費が高いセミナーにこそ行け!」みたいな啓発本がありますが、あながち間違いじゃない気がしますね。
なんやかんや、十分リターンします。トータルでは。

 

まぁ、そんなこといっても結局「社長が会社の金で飲みに行ってることを正当化したいだけだろう」と思われる部分もあるかと思いますので(笑)この辺にしておきますが、いずれにしても、インプットの質。
そして若い人はまずは❝量❞ですね。

狂ったように情報を取るだけで絶対いいことあります。
是非、今自分が気づけていない、持っていない情報を取りに行くための投資は惜しまずに行きましょう。

 

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