つくづく『経営は実行』だと思う。

『実行力』が大切だと思うこの頃。

何かのミッションを担当してもらうと、

当たり前ながら2パターンに分かれる。

しっかりとホウレンソウを重ねながら、

こちらも巻き込みながら遂行してくれるメンバーと、

何度もメールやLINEで「大丈夫か?」と質問しても「大丈夫です」と返し、

期限が近づくためにこちらの不安も増幅し、

具体的なアドバイスをしても返事だけは一人前。

直前になっていろんなメンバーに迷惑をかけて、

謝りながら帳尻を合わせようとするが当然合わない。

(たまに合ったりするから困る)

ひとたび終わってしまえば熱さを忘れ、

また同じような雑な管理を繰り返す。

世に言う、

「タスク管理」


「プロジェクト管理」


「逆算思考」


といった範疇の議論だが、

後者のようにきちんと業務を遂行できないメンバーにも

2種類あると思っている。

一つは、

「真剣じゃない、危機感を持っていないケース」

もう一つは、

「単純に思考が追いつかない、能力がないケース」

後者の場合は、

教育過程であるわけで、

任命責任含め、しっかりと育成する必要がある。

問題は前者。

無論、責任感が欠如していると見て取れる事象が確認されれば、

プロジェクトの途中であっても外すことも必要。

しかしながら、

担当責任者がそれなりの経験者の場合は難しい。

うまく行かなかった時に本人は「思考が追いつかなかった」と言い、

こっちは「ただ真剣にやっていなかった」と判断する。

こんなことはよくある。

危機感を持ち続け、真剣にやれば絶対にできるのに

保身からか、欲がないのか、易きに逃げてしまう。

これが続くとお互い不幸になるだけなので、

そもそも任せないほうがいい。

双方にとって。

結局、素直で実行力のあるメンバーに依頼が集中する。

よく業務過多に陥るが、

・ホウレンソウの何たるか

・上司の巻き込み方

・思考停止になった状態で止まらない術

等々の“型”がわかっているので、

評価が一気に下がることはほとんど無い。

経営は実行


とはセコム創業者の飯田さんの言葉だった気がするけど、

本当にそう思う。

今日も、具体的に実行する1日にする。

以上、愚痴でした。

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