6周年と第7期スローガン

人生の多くのシーンを思い出す度に、

「もっと記録をとっておけばよかったなぁ」と感じるので、

ちょっと過ぎちゃったけどログを残しておきたい。

毎年8月20日は当社の設立記念日。

気がつけばもう丸6年。

起業した時に思い描いた事業規模には大きく引き離されあせる

歯がゆいことも悔しいこともたくさんあったけど、

まずはとっても気持ちのいい仲間たちと、

志を持って笑顔で生きていられることに、

感謝したいと思います!!

我々ヴァンテージマネジメントと少しでも関係を持って頂いた皆様、

日々、支えて頂いている皆様、

本当にいつもありがとうございますかお

当日夕方にオフィスに居たメンバーで記念の1枚をパシャリ。

3ヶ月休暇でクロアチアにいる古株、

産休中のまっちゃん、

職人エンジニアのバチストゥータ、

アポ先から戻れなかったみつを、

事務所NGのDJ、アイドルK岡ちゃん・・・等など、

12名が写れなかったけど、

これからも大変な事があった時に、

この写真を握りしめて乗り越えていく。

設立記念日の夜は恒例の『感謝の集い』

この日だけはお客様ではなく、

普段お仕事をお願いさせて頂いている業者様や、

タッグを組ませて頂いているパートナー企業様をお招きし、

日頃の御礼をお伝えする時間。

頑張って頂かなくては我々の事業も組織も機能しない、

大切な皆様。

メンバー一同、

1年後は我々含めて150人規模で開催出来るように、

カイゼンを怠らないことを誓います。

さぁ、第7期。

初めての予算合宿も経て目標も定まり、

狙うは一つ。

【第7期全社スローガン】

『100!10!移転!メタモルフォーゼ!!』

頑張りますかお

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ビジョンなき膨張の行末~インドを旅して感じたこと~

8月の初旬に、

念願だったインドを旅してきた。

ほんの一週間で、

3つの都市を見ただけの輩が偉そうに言うことではないけれど、

そこで感じたことを。

それは、

インドは成長してるのではなくただ膨張している

ということ。

ニューデリーの中心地以外は本当に汚く、

整備されておらず、住人も街も商売も全部無秩序。

もうめちゃくちゃ。

「価値観が変わる」と言うのはもっと神聖な影響とか、

スピリチュアルな衝撃を受けるのかと思っていたら、

なんてことはない、

「日本に生まれてよかった」という“価値観”が、

「本当に本当によかった」と5倍増に文字通り“価値観が変わった”

国のリーダーは、政府高官は、

豊かさをどう定義し、どこに向かっているだろうか。

例えば、

観光地として世界有数の人気をほこり、

世界中からの観光客に、

インドを印象づける格好のスポット『タージマハル』


そんな場所でさえ、

一歩外に出れば、

神聖な動物として解き放たれている牛、

舗装されていないぐちゃぐちゃの道、

水たまりと溢れかえる牛の糞、

異臭と小汚いチケット売り場、

これが本当に世界中から観光を受け入れる姿勢なのかと問いたくなるくらい、

何もかもがボロボロなのである。

近場の比較的しっかりしたホテルもお湯など出ず、

トイレと同じスペースにあるシャワーを一度使うと床が水浸し。

不衛生極まりない状態で部屋にでて身体を拭くも、

そのカーペットも汚い汚い。

そんなアゴラには信号一つなく、

街は人、自転車、自転車リキシャー、オートリキシャー、タクシー、

野良牛、野良犬が溢れかえり、

けたたましい音のクラクションが鳴り響く。

アゴラから寝台列車で移動したが、

駅はゴミだらけだし、

ホームであっても地面という地面には人が寝そべり、

来る電車来る電車全てに乗車率300%くらい大量の人が乗っている。

一体全体、みんなどこに何しに行ってるのだろう。

荷物を多く網棚に人、3人席に7・8人の人、

明らかに1時間も耐えられないだろうという姿勢で乗る人、

(寝台列車はそんな状態で12時間とか移動する)

とにかく秩序なんてあったもんじゃない。

どこからでも入れる駅の作り的に絶対に無賃乗車もいるし、

年に何人かは電車から途中で落ちで命を落としていてもなんら不思議じゃない。

そもそも絶対に人口なんてカウントできてないし、

税金もまともに集められてるのかどうか。。

ガンジス川の沐浴で有名なバラナシもそう。

到着して目抜き通りまで40分近くタクシーで移動したが、

アゴラ同様、信号もなく、クラクションが鳴り響き、

雨も降って地面もぐちゃぐちゃ、

同じく完全に混乱タウン。

例えば有名なマッサージ「アーユルベーダ」。

日給450円の国で2時間半で5000円。

日給で11日分。

東京の平均時給が1100円で8時間で8800円だから、

価値的には88,000円のサービスのはずが…

もう二度と行かないし、やらない。

不衛生だし、問題ありすぎ。

日本のてもみんの方が断然マシ。

途中、5時間以上車で移動し、

幾つもの街を見ながら走ったけれど、

どこを切り取っても可能性を感じない。

ニューデリー郊外でこれだから、

南インドやもっと地方は一体どうなっているのだろうか。

単なる混乱。膨張。

調べてみたら、

一人あたりGDPが減少している年が直近だけで3年もある。

BRICSと呼ばれて久しいけれど、

この無秩序の状態で億単位で人口が増え続けた場合、

それだけの社会問題を抱えることになるのだろう。

調べてみたらこの7年間で人口が1億人増えている。。

恐ろしすぎる。

宗教的な背景や、経済的背景もあると思うけれど、

一人ひとりの生活水準が向上しないのはやはり良くない。

リーダーの責任も大きいけれど、

多くのインド人がスマホを手にしているわけで、

簡単に情報が手に入る中で無秩序な状態を続けるということは、

多くの国民が今の状態を良しとしている証左だと思う。

強烈なリーダシップを持ったチェンジリーダーの出現が必要だけれども、

正直もう厳しいんじゃないだろうか。

そう思ってしまうくらいの無秩序っぷりだった。

意外だったのは、

いわゆる物乞いをする人やストリートチルドレンがそこまでいなかったこと。

ダマされることも一度もなく、

人はみな親切で、気持ちのいい対応をしてくれたこと。

まとめると、、、

・インドの未来は相当暗いと思う

・インドでの事業は現実的に考えられない

・ビジョンなき膨張は本当に危険。後戻りできない。

積み上げの発想、現実逃避、思考停止はリーダーとしても最も悪。

自社の組織にも深く考えさせられる旅となった。

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