流れ星

昨日、

歩いて帰っている途中、

流れ星を見た。

“消える前に3回唱えることができたらその願いは叶う”

流れ星にまつわるそんな言い伝えは、

きっと正しいのだと、

大人になってから思うようになった。

仕事をしていて、

チャンスはいつも突然で、

それは、

とても短い。

それを“モノにする”か“逃すか”で、

孫正義さんとしがないサラリーマンとに分かれていくのだと思う。

理屈っぽく言うと、

“流れ星が輝いている間”、

つまり、

MBAのエレベーターピッチではないが、

突然やってきたごくごく短いチャンスでも、

頭の中に常に思い描き、

ポイントを整理し、

過不足ない言葉で、

的確に表現できるくらい情熱を持って衣いれば、

その夢は、

きっと叶う。

毎日、毎時間、毎秒、

ずっとずっと思い続けるくらいの願望であれば、

想いが意識を変え、

意識が行動を変え、

行動が結果を変え、

夢が叶うのだと思う。

「どんな会社を創ろう」

「どんな組織にしよう」

「どんな仲間を誘おう」

「どの順番で成長しよう」

「どんなサービスをしよう」

「どんな勝ち方をしよう」

「誰に喜んでもらおう」

「どこまでいこう」

「どうやって・・・」

中学校のとき好きだった先生が教えてくれた詩。

「念ずれば花ひらく」

坂村真民

アポ無しでやってくるチャンスが、

いつめぐってきてもいいように。

Pocket

めぐり合わせの産物

「ちょっと、いいですか?」

メンバーみんなを誘い、

外で飲みながら議論したりくだらない話をしていたら、

いつもは控えめなメンバーの1人が、

おもむろに、

真情を吐露し始めた。

言葉を選びながら、

丁寧に話すY。

途中まで冗談を連発していた僕も、

真剣に聞き入る。

その内容を要約すると、

「マネージャーの言葉の重みは、


マネージャー自身が思っている以上に


メンバーに与える影響が重い。」

ということ。

そしてそれは、

「いいことも、悪いことも。


であり、


組織が大きくなっていくと、


もっと、


そうなるということを伝えたい」


のだと。

そのメンバーがなぜそう感じたのかは、

うまく書けないから控えるが、

「我々の組織の中であった何気ない日常の中での正直な気持ち」

とでも書けば、

彼にとって言い出し易い内容でなかったことは、

察してもらえるかもしれない。


その後はそのテーマで、

ずっと語り合った。

僕の考え方や価値観、

それがなぜそう形成されてきたのか、

何度でも何度でも伝えなきゃと思って、

いろんな角度で話をした。

こうやって言葉で書くと、

これはこれでまた妙な重みを持ってしまうが、

どこの組織にも起こりうる心の傷のようなもので、

それらを癒すには、

心と心の会話しかないと思って、

真剣に話した。

個人的には、

単純に、

そういう“もやもや”したキモチを、

素直に表現してくれたことが嬉しかった。

我々の事業がうまくいき、

組織が大きくなったとしても、

こうあり続けたいと思った。

Y、いい気付きをありがとう。

言いづらかったよな。

本当にありがとう。

7時ごろにおもむろに串焼きが食べたくなったこと

メンバー全員偶然スケジュールが空いていたこと

初めて入ったお店に、たまたま4人席が空いていたこと、

その席が、

妙に狭く、4人がスポッと収まる静かな空間だったこと

一つでもずれていたら、

彼は今日は話さなかっただろう。

めぐり合わせ。

そんな偶然の産物さえも、

もしかしたら必然なのかとか思いつつ、

未来への備忘録。

2009年4月23日 

新橋の串丸の“玉突き部屋”での出来事として。

Pocket

生きてきた証は、やっぱり残そう

今日、

メンバーのメガネ君が、

新聞記事を見せてくれた。

そこに書かれていたのは、

誰もが知っている某超有名企業の特集。

その冒頭、

「○○の製造で□□グループは、


世界シェアトップに立ち、


グローバル市場を席巻する。


この戦略商品は約四十年前、


たった一人の社員が研究・開発に着手、


実用化に成功した。」



こんなくだりで始まったその後に、

実名で記された一人の男というのが、

彼の義理の父、

奥さんの父上なのだという。

その記事は、

彼の義理の母が、

「お父さんの生きてきた証よ」

と、

送ってきてくれたとのこと。

新聞に実名入りで功績が語られるという経験は、

誰しもができることではない。

ただ、この記事を見せてもらって、

規模の大小ではなく、

一人ひとりにとっての“生きてきた証”を残してほしいと思ったし、

僕も残したいと、

純粋に思った。

誰に喜んで頂くサービスなのか。

社会が本当に必要としているか。

気持ちよく利益をいただけるか。

世界に飛び出せるか。

我々が夢中になれるか。

そんな青臭いことを必死に考えながら、

自分に誇れる、

生きてきた証を残そう朝日

なぁ、ぼん。

1日18時間会社創りに没頭する28歳へっぽこ経営者の日記

Pocket

深夜2時半に、六本木から銀座まで歩きながら、資金繰りとか、創りたい組織とか考えてみた

華の金曜日の夜、

仲良くしてもらっているJP社のD社長のお誘いで、

久々の西麻布へ。

不景気の突破方法について語り(笑)、

ひとしきりワイワイガヤガヤ飲んだ後、

男3人で、

2件目のBarへ。

こんなところにBarなんてあるんかいな・・・

という場所にあるマンションの地下一階におりると、

昨日初めてお会いした先輩経営者のKNさんが、

なにやら不穏な動き。

壁にある小さな機会に指を置き、

どうやら指紋を当てている模様。

すると、

壁がビヨーーンって開いたガーン

わぉ。

ここぞとばかりにゴージャスな店内に入り、

改めて自己紹介をさせて頂き、

スタートアップベンチャーの成長のための手ほどきを受ける。

お2人とも、

ゼロから事業を立ち上げ、

それぞれ3・4年で社員数50名規模の会社にされた経営者。

だからこそ、

言葉の一つ一つが、

重く、響く。

その一部。

「政治は常に見ている。補正予算が通ったら、すぐに○○する」

「ベンチャーの経営者で政治に疎い奴はダメだと思う。

経済と政治は完全に密着している」

「資金繰りは5日単位でみる。

独自のフォーマットで変動費も2種類・・・これとこれが・・・なぜなら・・・」

「半年先まで数字が見えていないと不安」

「お給料3か月分のキャッシュは手元に欲しい。」

「やると決めたらやる。徹底的にやる」

「社員は絶対に守る。俺についてきてくれたんだから絶対守る。」

「裁判したこともある。何十回も東京地裁に行った。

勝ったけど、もう行きたくない」

「交際費の考え方は・・・」

「○年目に子会社を作ると・・・」

「資本金は・・・」

「区ごとにも創業支援融資があって、港区は・・・」

「社員との契約形態もこうしたら社会保険費が・・・」

とにかく、

メモりたい話のオンパレード。

圧倒的に成功された経営者の自伝などはよく読むが、

近い目線で、

リアルに今経営されている方のお話ほど勉強になることはない。

本当に、

ためになった。

またいつものように、

「創業してから、あ、これでいけるかもと思ったのは、

何年目ですか?」

と伺ったら、

KNさんは、

「3年目かなぁ」

Dさんは、

「俺は最初からずっと順調だった」

とのこと。

色々あるんだな。

夜中の2時半にお開きとなり、

調子に乗って指紋登録をさせてもらった後あせる

あまりにアドレナリンが出すぎていたのか、

なぜか、

六本木から銀座の先の家まで1時間歩いて帰った。

帰る途中、

いくつのビルがあっただろう。

いくつの会社があっただろう。

全ての会社に社長がいて、

社員がいると思うと、

「みんなどうやって稼いでるんだろう」

とか、

「どんなことを成し遂げたくて、

会社経営や会社勤めをやっているのだろう」

とか、

色々考えてしまった。

まだまだ本当に無知だ。

メンバーを幸せにするためにも、

クライアントに喜んで頂くためにも、

僕が、

成長しなければならない。

Pocket

“考える”クセ付けと総量


今日、

3年前から大変お世話になっている、

JASDAQ上場企業のネプロジャパンの金井社長と、

とある場で対談させて頂いた。

新卒の学生向けのイベント@八重洲

対談の中で、

司会者から、

「“やりたいことが見つからない”という学生さんが多いことに一言」

と言われたので、

「僕は能力がないので、

人より長い時間考えるようにしています

というような主旨の話をさせて頂いた。

書くとなんでもないことだけれど、

僕は、

この『考えるクセ付けと考える総量』を、

すごく大事にしている。

考えるということは、

尊くて、

大変な作業だと思う。

このブログのタイトルも、

「起きている間はずっと考え続けよう!」

という思いからつけたものだ。

僕より年が下の人は、

本を読まなくなったせいか、

思考の掘り下げ方が浅いと感じることがしばしば。

偉そうなことは言えないが、

こんな僕でもそう思うわけだから、

頑張ってもらわねばならない。

そんなことを考えながら、

ブログを開いたら、

毎回読ませて頂いているこの方のブログにも近いエントリ があった。

人は、


考えた分だけ、


幸せになれると思う。

考えたことが全て自分に還ってくるわけではないけれど、

“考える”という行為の連続が、

英知となり、

それが結集され、

文明となり、

文化となり、

歴史となるのだと思う。

考えることで、


誰かが幸せになる。

自分にも、

いいことはある。

考えれば、

考えたという、

納得感が得られる。

人の幸せの大部分は、

納得感な気がするから、

きっと、

考えた分だけ、

幸せになれるのだと思う。

考えよう。

考えよう。

まだまだ、まだまだ。

まだまだ、まだまだ。

睡魔に負けてぶっ倒れるまでは、

とにかく考え続けよう。

先日、

こんな未熟なベンチャーへの入社を決めてくれた仲間からのメール。

>アップル社のCM拝見しました。

>短いムービーですが、強いメッセージが伝わってきました。

>Think different.の精神で世界を変えてやろうと思います!

>そして、60歳になったときに、


>自分の選択が間違っていなかったと思える


>人生を歩んでいきたいと思います。





正しく勝つために、


さぁ、考えよう。

対談の控え室でのこと。

僕が社長に、

「あ、これはイケルかもしれない、

と思えたのって、創業してどれくらいですか?」

と聞いたら、

社長が、

「8年はかかったよ」

とおっしゃった。

まだまだ悩まなくてはいけなさそうだあせる

がんばろ。

K社長!いつも本当にありがとうございます!

今日も、

感謝の一日でした。


Pocket

土曜日、セルフメンテな時間

土曜日。

いつもよりちょっと遅めの起床携帯

水をガブ飲みして、

読みそびれた新聞を読み、

パートナーが仕入れる新鮮有機野菜を食べる。

溜まったごみを出し、

ついでにクリーニングを出し、

更についでに、

日用品を買いに出る。

掃除好きが講じて、

なぜか土曜の午前はいつも掃除。

洗濯がしがし、

クイックルワイパーがしがし、

ここぞとばかりに一気に終わらせる。

あっという間の一週間を振り返りつつ、

ブラブラ銀座へ。

春爛漫桜

最高の陽気船

道行く人もみんな笑顔で、

不景気じゃないみたいだニコニコ

今日は、

髪を切り、

少し汗をかきに出て、

いつもお世話になっている歯医者さんへ、

歯のクレンジングマリオ

知人に薦められた本を買い、

近くのテラスで1人本を読む予定。

定期的にこういった時間がなければ、

リズムが取れなかったりする。

頭をリラックスさせて、

バランスを取って、

脳みその中のデータを、

クリーンナップする感じ。

そんな時間が必要なのは、

僕だけではないはず。

いつも全速力で走っているメンバーにも、

定期的に、

そんな時間を取らせて上げたい。

いや、

取れる組織にしなければならない。

今はまだ、

四六時中頭を一杯にしなくちゃいけないフェーズだけど、

近い未来、

必ず。

さーーーー、

髪切りにいこエルモ

Pocket

仲間探し2009春

本日、

「このメンバーと一緒に戦いたい」と思える、

仲間の参画が決まった。

来春の話。

我々の組織の未来を占う、

大きなニュース。

僕らなんかより、

もっともっと大きな会社の内定をもらった学生の決断に、

驚きと、

震えるような感動を覚える。

本当に、

嬉しいかお

先週の木曜。

僕がずっと一緒に闘ってきた、

最高のパートナーの1人が、

仲間になってくれることになった。

時期はこれから詰めるが、

心から信頼できるメンバーの参画。

人として、

ビジネスマンとしての高い信頼を築いてきたメンバー。

ヴァンテージは、


もっともっと強くなる。

毎日多くの気付きがある。

嬉しいことも、

悲しいことや、

悔しいことも。

その一つ一つをかみ締めて、

明日の糧にしたい。

今日もぐんぐん成長できたかな。

今から、

30分歩いて帰ろう。

Pocket

TechVenture花見とか歌舞伎とか希望退職とか

土曜日は、

最終選考の学生と1時間半しゃべり倒し、

先輩に誘われて、

市ヶ谷まで。

1日18時間会社創りに没頭する28歳へっぽこ経営者の日記

桜がとっても見頃キラキラ

1日18時間会社創りに没頭する28歳へっぽこ経営者の日記

1日18時間会社創りに没頭する28歳へっぽこ経営者の日記

目的は、

この時期お約束の「お花見kirakria*」。

メンバーがすごい。

主催「三三株式会社

初めにお話しさせて頂いたのが

株式会社フィルモアアドバイザリー

って、

共に先日のTech Venture 準グランプリの会社様たちやんにこにこ

1日18時間会社創りに没頭する28歳へっぽこ経営者の日記

他にも、

ゴーガの小山社長や、

SNSのOpenPNEでめちゃくちゃ有名な手嶋屋の手嶋社長などなど、

Web業界で大活躍中の方々とお会いさせて頂くエルモ

ネットに全く知見のない僕なんかがお邪魔してよかったのだろうか・・・。

GCさん、

いつもありがとうございます!

寺田社長!

近々改めてご挨拶に伺います

その後、

失礼ながら中座させていただき、

場所を変えて東銀座は歌舞伎座マリオ

建て替えの報を受けたパートナーが、

即座に予約をしてくれており、

何度も目の前を通った「歌舞伎座」の中へ、いざ。

1日18時間会社創りに没頭する28歳へっぽこ経営者の日記

席の場所もよく、

義太夫の

「毛谷村の六助」

「吉田屋」

「曽根崎心中」

という3作を見てきた。

初めは勝手が掴めず、

拍手のタイミングや、

「見得」のポイントなどが分かりづらかったが、

最後の曽根崎心中なんかは、

身を乗り出して見てしまった。

「感動!」

というより、

「なるほど!」

という感想かなぁ。

正直、

まだまだ良さがわからなかったというところ。。。

16時半に開演し、

終わったのが、

21時半青スジということもあり、

60歳を越えたらまた行こうと思う(笑)

途中、

満席の会場とチケットに書かれた金額を見て、

思わず

「歌舞伎というビジネスの可能性と今後」

について考えてしまったあせる

帰って新聞を見たら、

エン・ジャパンが希望退職を募るという記事。

980人中250人。

全社員のの26%かぁ・・・。

気合入れて、

頑張らねば。

以上!週末ブログでした。

Pocket