プライドを超えた先にある進化

先週、嬉しい事があった。

前職から共に戦ってきた戦友Aが、ビジネスマンとして、人として、

「プライドを超える」というバージョンアップを遂げた。

かつて自分も起業直後に、

「広告代理事業はやらない。オリジナルのサービス、商品を売るんだ」というプライドを乗り越えられず、

メンバーには大変な思いをさせてしまった。

孫さんの有名なこの記事

退却できない奴はケチだと思え -ソフトバンク社長 孫 正義氏

とは主旨が少しずれるけれど、、

ある種の自己否定をできる人間は本当に強いと思う。

中途半端な意地を捨て、

その先にある進化を素直に欲する事ができる人は、

本当に強い。

確実に成長してくるから、能力に天井がない。

木曜日のマネージャー月一ディナーはそんな話題が中心となった。

「成果を出す人、トップに立つ人は本当に素直な人が多い」


「誇りは高いけれど、自分が壁にぶつかった時は安っぽいプライドなんか捨てて、すぐに意見やスタンスを変えることがある」


「一流は自分を一流と思っていないから、いいと思ったことを受け入れるスピードが早い」


「とにかく一度バカになってみたらいいんじゃないか」


「勝ち馬に乗った方が、絶対に楽しい!」

そんな意見が飛び交い、

戦友Aは、文字通り『脱皮』してみせた。

かなりのストレスがあったと思うし、

この意思決定がAの未来を保証するわけではないけれど、

今はまず、この進化を賞賛したいと思う。

結果的に変則的に幕を開けた第7期最終クォーターは、

わずか4日で体制の変更を行うことに。

小さい組織にありがちな、

「コロコロ体勢変える≒ベンチャーなんだから正しい」論に陥らぬよう、

多少の混乱を招いたことを反省し、

メンバーからの信頼回復に努めたい。

他方、

きっとこれは組織全体にとっても良い意志決定であり、

我々の成長、すなわちお客様への提供価値の拡大に繋がるものだと信じることができるので、

堂々とスピーディーにチェンジする。

Aよ、よく乗り越えた!

ここからだね!

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