中小企業の経営は、社長の見栄と虚栄心との戦いである

最近食事をした、

とある成長企業の経営者が言っていたコトバ。

『中小企業の経営なんて、


社長の見栄でいくらでもミスジャッジする。


だから僕は、


あんまり同じようなレベルの経営者とは合わない様にしてるんです。


失礼ですけど、あんまり学ぶことが無いので。


圧倒的に成功している人、


あるいは成功のメソッドを導けた人としか会わない様にしています。』

表現と程度はともかく、

全く同感だった。

偉そうな意味ではなく、

スポーツでも受験勉強でも何でも、

高みに行きたければ、

自分と同じレベルの人と長い時間を過ごすよりも、

圧倒的に成功している人と時間を共にした方が、

何倍も意味があると思うし、

そうでなければ、

本を読んで、歴史から学ぶようにしている。

とらえられ方は両側面あると思うけど、

そういう信念があるから表現しておく。

つい先日もエントリーしたこの内容

もう一回自戒の念をこめて。

『中途半端な状態で、中途半端に群れない』

『俯瞰思考』

目立たなくていい。

コツコツと、

信念に沿って軸を磨き上げよう。

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俯瞰しながら堅実に前進させる~2012年スタート~

昨年末から、

2011年を頭の中で何度も振り返り、

何度も総括ブログを書こうとトライしたが、

結論、止めることにした。

昨年末に書いたエントリーに一部内包されているのと、

会社としても事業を前進させられたという点ではよい一年であったが、

それはそれとして忘れることにした。

振り返ることは大切だけど、

それは同じ失敗を繰り返さないためであり、

目標からすればごくごく小さな成功を喜ぶためのものではない。

お世話になったお客様に対する大いなる感謝を胸に、

更なる事業推進と質の向上をもってして、

その想いを形にすることだけを考える。

世の中は益々多様性を帯びてきている。

会社運営でも、働き方でも、社会保障でも、国政でも、外交でも、

「絶対がない」世界というのか、多くの価値観が蠢いている。

こんな時だからこそ、

自分たちが何を成し遂げたくて努力をするのか、

どうありたいのかという価値観を磨き上げ、

狭い世界の誰かと比較して一喜一憂するのではなく、

大きな志を胸に、

堅実に事業を前に進めたい。

迷うことはない。

前進あるのみ。

改めて、

先の震災で大切な命を落とされた方々、

そのご家族・ご親族の皆様に心からの哀悼の意を示し、

生かされたものとしての責任を胸に、

手を抜くことなく努力を続けることを誓います。

2012年も、皆様何卒宜しくお願い致します。

中山紘太

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焦りと見栄からくるミスジャッジ

1年の振り返りの前にもう1つだけ、

自戒の念をこめて記しておきたい。

事業を推進する上で、

気をつけなくてはならないことの1つに、

『焦りと見栄からくるミスジャッジ』

があると考えている。

今、我々が身を置いているネット業界は、

スマートフォンの台頭とソーシャルプラットフォームの勃興に牽引され、

ECの堅調な伸び、広告手法のパラダイムシフトの加速も進み、

近年にない勢いを見せている。

(ずっと人材業界にいたので業界を語る立場にはないが、

9年前から、

顧客として数々の成長ネットベンチャーの経営者とお付き合いしてきたので、

その時の彼らの言葉を振り返っても、

この1年はものすごい勢いだったと思う。)

乱暴に言えば、

“一定の努力をした企業全員が儲かっている状態”

と言う状態。

ツイッターやFBでそれなりの数の経営者のつぶやきやポストを見ているが、

どの企業も、

この2011年は素晴らしい内容だったようだし、

(無論、ソーシャルメディアにネガティブなことをつぶやく人などいないが)

求人のマーケットを見ても、

ネット業界向けの求人(と看護/介護系)だけは不況などどこ吹く風状態で、

人材紹介会社に「紹介して欲しい」とお願いしても、

「いや~この領域は、引く手あまたですからね~。

候補者側が圧倒的に足りてないです。。。」

といわれる始末。

どの企業も増員増員で、

はっきり言って、いい話しか聞かないのだ。

こういう今だからこそ、

「焦ってミスジャッジをしてはいけない」


「見栄を張って、背伸びをしすぎてはいけない」

ということを強く意識している。

猫も杓子もとは言わないが、

どこに言っても「スマホ」「アプリ」「ゲーム」の話題ばかり。

ただ、現実は多くの会社がP/L上赤字で、

(戦略的な投資を含んだとしても)

外部からの資金調達によって投資をし続けているケースが多いと聞く。

VCが入り口のグロスも出口も足りていない状況が更に追い風となり、

相当なキャッシュが流れてきていることは明らかだろう。

そんな実態だったとしても、

周囲の会社や知り合いの経営者が中畑清ばりに絶好調だと聞くと、

経営者の性分として“焦り”が生まれるもの。

人間はそもそも相対的に物事を捉え、

人と自分を比較し、見栄を張り、

自尊心を保つために行動する割合が大きい生き物だと思うから、

「○○さんのところ2年目なのに月商○億いってるらしいよ」

「□□社長のところもう120人になって、今年更に採用強化しているらしいよ」

とかいい話ばかり聞いていると、

「負けていられない。」

「能力が無いと思われたくない。」

「自分でもできるのではないか。」

「少し余裕が出てきたし、うちもゲーム作ってみない?

はずれても、まぁ、大丈夫でしょ。」

という判断に陥りがちになる。

実際自分もそういう気持ちにならないかと言われれば、

たしかに意識しないといえば嘘になるし、

「そうか、う~ん、そうか・・・」と気にもなる。

ただ、そもそも事業の選択や規模の計画(スピード)は、

“最終的にどういった企業のありかたを目指すか”

によって決められるべきものであり、

企業の目標には例えば、

・一発ヒットアプリを作って大手に売って2・3億稼ぎたい

という経営者もいれば、

・アンドロイド向けアプリ開発企業としてアジアNo.1になろう

・3年で株式上場しよう!

・上場はしない。50人程度の社員をとにかく幸せにしたい

・手段としてアプリは創るけどもアプリ会社ではなく総合ネット企業になる

・100年続く企業グループを創ろう。

・仲間とワイワイ楽しくずっとやっていきたい。

などなど様々あるものだし、

それらが違う人たちと比較し、

勝手に競争し、焦ってもしょうがないとも思う。

こんなことを書くと、

「みな、それぞれに経営目標があり、

逆算で意思決定し、

その企業ごとに最適な手段を選択しているからそれで良いのでは?」

とご意見を頂く気もするが、

一方で決して少なくない数の企業が倒産し、

解散し、ある時を境に大幅に縮小をしているのを見てきた者としては、

あくまで自戒として、

そういったミスジャッジをしてはならないと常日頃から意識している。

名著と言われた『ビジョナリーカンパニー3』の、

衰退の5段階

・第一段階:成功から生まれる傲慢

・第二段階:規律なき拡大路線

・第三段階:リスクと問題の否認

・第四段階:一発逆転の追求

・第五段階:屈服と凡庸のあ企業への転落か消滅

ではないが、

すでにそういうミスジャッジをしていないかと、

点検するようにしている。

もちろん経営だから“勝負どころ”はある。

そこをはずすと跳ねるものも跳ねないのも事実。

結局は、

『事業センス』

ということになるのだろうが、

まだまだ力の無い企業として、

①収益を決定付けるKPIの観察を怠らず、

気になる動きを見せた瞬間に都度リスクヘッジに走る。


②新しいサービスへの投資は、

基本的に本業から生み出されたフリーキャッシュで勝負する。


③経営目標を3つ(A/B/C)用意し、

必要以上の成長を求めすぎない。


④決めた月次粗利益/営業利益を継続的に確保できるまでは、

を短期的に収益貢献をしない新規事業には取り組まない。

の4点を常に意識している。

ベンチャー企業と呼ぶにはイマイチな内容と捉えられる方もいるだろうが、

本音を書けばこんな感じである。

我々が目指す企業像は、

あくまで長期目線。

王道と言われる企業創りを追求し、

正しく勝ち残れる組織を創りたい。

まずは今の提供サービスの価値を、

いつまでにどこまで引き上げるかを決め、

ブラさずにそこにたどり着く。

その間たくさん儲かり話が舞い込んでくるだろうけど、

焦らず、我々らしく頑張ろうと思う。

改めて自戒の念をこめて。

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12月と近況とブログパワー

気がつけば12月30日。

昨日の16時半までアポイントメントだったので意識が薄かったけど、

あっという間の1ヶ月だった。

1年を振り返るにはあと1日あるので明日にということで、

駄犬のトリミングが終わるまでの時間を利用して、

近況と今感じていることをダダダっと。

まず、

12月を最終月とした第2クォーターは、

みんな健康で楽しくワイワイと戦うことができ、

その結果、

過去最高の業績を上げることができた。

一人当たりの生産効率(1人あたり月間粗利)をみても、

「おっ、頑張ったな。」と言って頂けるレベルだと思われる。

ただ同時に、

『我々が、顧客のどんなニーズに、どこまでの価値を提供するか』

という、

前々から感じていた事業の本質の部分で、

今まで以上に問題意識の芽生えたクォーターでもあった。

(コレについてはまた別途)

お仕事を下さったお客様、

共に戦わせて頂いているお客様には心から感謝し、

寄せて頂いているご期待以上の価値をお返しすることだけを考える。

未熟な部分はスピードと量でカバーし、

とにかく“対話”をし続けることで、

長くお付き合い頂ける信頼を勝ち得て行きたい。

組織的には、

何ヶ月にも渡って力を入れ続けている中途採用で、

2名の入社が決定したクラッカー

本当に、本当に嬉しい。

これで4月の新卒第3期生を加えて正社員15名。

現在だけで12名の派遣・アルバイトメンバーが頑張ってくれているので、

4月には最低でも27・8名体制になる。

ここもとにかく「対話・対話・対話」

まずは、社内では何度も共有している、

『強い20名体制』

を創ることに注力したい。

採用面で言えば、

新卒第4期生(2013年度卒)の採用活動も12月から始まった。

今年は例年のリクナビ に加え、

マイナビ にも掲載し、

併せてfacebook用の採用ページ も完成。

臨戦態勢は整った。

月末には今の体制になって初めての、

「理念合宿in那須」

を開催。

雪深い那須の山奥に場所を移し、

一人ひとりのメンバーと向き合うことが出来た。

自分のいないトークタイムでもメンバー同士で腹を割った話が出来たようだし、

内定者が参加しているにも関わらず会社のP/Lを開示し、

今の会社の現状、

何がどうなっていて、

短期的にどこを目指し、

なぜそこを目指すのかを伝えた。

深夜の雪見露天は、

本当に最高の時間になった雪

個々人色々な考え方や人生観はあるが、

何の偶然か何の因果かわからないけど、

この場所に今のメンバーが集った奇跡に感謝しながら、

今という時間を最高のものにしたいと切に願う。

最後に、

最近つくづく、

『ブログで自分の価値観を表現することの大切さ』

を感じている。

前回の中途採用でもそうだったが、

今回の中途採用でも、

このブログを読んで自分との価値観や仕事観をすり合わせてくれて、

その上で面接に臨んでくれる人の多いこと。

パートナー企業様でも読んでくださっていたり、

昔からのクライアントもありがたいことに話題にしてくださることがあり、

実は日々の人間関係にも良い影響を与えてくれている。

事業ドメインでいう何屋かどうかの前に、

どんな価値観で日々を生きているかを知って頂き、

つながれると強い。

その一端を伝えてくれているだけでも、

ブログというものは本当にありがたい。

明日また今年を振り返りたいと思うが、

その間に書きそびれているブログをもう1つくらい上げたいな。

と、ここまで書いたところでトリミング終了。

迎えに行ってきますしっぽフリフリ

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一番楽しい仕事

経営者として一番楽しい仕事のひとつ。

それは、まぎれも無く、

「メンバーの昇給査定」

だと、僕は思う。

制度という意味では不十分だが、

設立4期目のベンチャー企業の割には、

“労働分配率等から客観的に給与が決まっていく仕組み”

を前提に運用をしている。

完全無欠の制度を作ることをそもそもの目的としていないため、

穴だらけだし、ある程度恣意的に決められる幅は残してあるが、

成果を出したメンバーが、年次、年齢に関係なく評価される土台は、

なんとなく伝わっているのではないだろうか。

いや、違うな*カオ

伝わっていないから、今回の査定で伝えたいと思ううぅぅ~(茶色)

出した成果(実績)に対しての評価と、

将来の期待値に対する評価、

これらをどうバランスさせるか。

難しい問題だけれども、

頑張ってクライアントに喜んで頂いた利益を分け合う作業。

社会に出てお給与を受け取っている以上みんなプロなんだから、

堂々と勝ち得てもらいたいな。

12月は今日で営業日消化率50%(22日最終日換算)

あっという間。

第2クォーター(上期)はとにかく終わり方が大切あせる

ラスト8営業日。

みんな、悔いのないようにやりきろう。

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全ての努力が報われるわけではないが、努力は幸せになる権利だと思う

怒涛の一週間が終わった。

なかなかアグレッシブな一週間だった。

今週の始まりは日曜日から。

久々の週末APだったが、

大きなご契約を頂くことができ、

新サービスが軌道に乗ったことを決定付けたガッツ

とてもありがたいラブ

月曜日と火曜日は名古屋に出張し、

2日で9件を訪問。

8件の新規APの内、2件の新規のご契約を頂く。

大阪出張に比べ想定よりも率が悪く、

力不足を痛感ううっ...

月曜日の夜は、栄で来春入社の3期生と焼肉ビール

火曜の夜は、東京に戻ったその足でメンバーと飲み。

久々に1期生の2人と語り飲み。

Iのちょっ早クォーター達成クラッカーも重なり、

いい時間だった虹

その後別の場所で飲んでいたメンバーと合流したのだが、

平和なダーツからまさかあんなことになるとは・・・。

KB、色々その場の空気とかあるけど、ごめんあせる

水曜日は二日酔いで頭ガンガンショック!

それでも何とか仕事をした自分を褒めてあげたい。。

木曜日と金曜日もギュンギュンに動き回り、

気が付けば金曜日の夜。

金曜日までが期限となっていた大切な制作案件も、

何とか期限までにOKを頂ける事が出来、

ほっと一息。

素敵な出会いもあり、充実の1週間を締めくくってくれたラブラブ

詰め詰めでやっていたので、

ちょっと息抜きに金夜の銀座へ繰り出す走る人

友人へのプレゼントを探しに行ったつもりが、

三田製麺所であつもりを喰らった後に、

ビッグカメラ→BALS→Francfrancで自分の買い物を堪能。

全員帰宅していてオフィスに入れなくなった!

というメンバーを救出しにオフィスに戻ったついでに、

残っている仕事をこなし0時帰宅家

この間も12月から始まる新卒採用について考えたり、

年末の社員合宿の企画を練ったり、

中途採用の作戦を考えたり、

年末の査定に思いをめぐらせてニヤニヤしたり、

考えることには事欠かない。

メンバーも毎日遅くまで頑張ってくれている。

非効率な面もありまくりだとは思うけど、

個々人が誠実に、一生懸命に、愚直に頑張ってくれている。

まだまだだけど、誇れる仲間達だ。

全ての努力が報われるわけではないけれど、

努力は幸せになる権利だと思う。


神様も忙しすぎて、

全ての努力を評価は出来ないだろうけど、

分け前は努力をしている人に与えるのではないだろうか。

努力の仕方は間違ってはいけないけれど、

それは経験豊富なリーダーや先輩、

家族の役割だったりもする。

しっかりと方向性を示し、

努力が報われる環境を用意するのが上に立つものの役目。

最近は仕事に追われてしまい、

俯瞰的に考える時間が取れず、

インプットも激減。

これではいけない。

今日は朝から大浴場の風呂に入り、

ゆっくりメンテナンスと読書。

3冊は読みたい。

もっともっと努力しよう。

もっともっと出来る。

そして、

しっかりと勝たせて頂こうぺこ

さぁ、すぐやろう。

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脱皮しないキメ

少し休んで深夜3時半@新大阪。

やっと落ち着いてブログを書くことが出来る。

前回のエントリーから20日以上、

本当にバタバタだった。

営業面で言えば、

自らもイチ営業マンとして新規営業に飛び回ることはもちろんのこと、

クロージング同行、毎晩の営業会議の実施、

そこから派生してロープレの実施、

新規事業の企画出しから企画書作り、

そのトークスクリプト作り、新規営業、オペレーション構築、

時にお説教や食事等による対話などなど。

同時に、

直接担当させて頂いているお客様への対応と打ち合わせがあり、

定期的にご紹介頂いたりご応募頂く方との面談が入り、

営業を仕掛けて下さる業者さんのご提案を受けたり、

夜にはわずかだが会食も入る。

結果、

これから始まる新卒第4期生の採用戦略の立案も

後手後手になってしまっており、

ホームページのリニューアル、facebookページの制作などは、

当初予定の今月末は完全にアウトあせる

とりあえずリクナビは申し込んだけど、

どうなることやら・・・。

まぁ、従業員20名ちょっとの企業の経営者なんて、

だいたいこんなものだろうし、

救われているのは、

たくさんの期待を寄せて頂いている分、

当座の資金繰りの心配はしなくていいことだろうか。

本当に、ありがたいことであり、

「おかげさまおかげさま」と何度も思う。

今日書きたいのは、

そんな忙しいんですよアピールではなく、

こういう時によく考えることを1つ。

それは、

この状態を、

「改善をしようとは思うが、脱皮しようとはしない」

ということ。

正確には、

“しばらくは”だが、

今はとにかく泥臭く、コツコツと、

1件1件お取引先を増やさせて頂こうと思っている。

これまでの自分であれば、

少し調子が出てきたらすぐにメンバーに全部任せ、

「ちょっと世間をあっと驚かすような新サービス考えるから、


現場はみんな頼むね。」

と言ってきて、

その都度失敗してきた。。。

1期目なんて、

売上げもろくすっぽ立っていないのに

こんな始末だったから大赤字だった。

今思えば、ありえないことだし、

画期的なサービスなんてどこにも生まれていない。

他社の経営者がどのように経営しているのかはわからないけど、

少なくとも自分は、

イノベーティブなサービスをじゃんじゃん生み出せるタイプではないし、

そこまで器用でもない。

また、

僕が意識させて頂いている先輩経営者の皆さんは、

やはり、本業を大切にしているのだ。

彼らは、誰よりも本業について詳しい。

同時にやはり現場を牽引する人材の採用と育成にも長けているので、

新たな取り組みも生まれ、伸びる。

やはり、

『本業の成長と採用』

という土台がしっかりしている会社は強いということだ。

現場にさらにどっぷり入って約2ヶ月強。

メンバーの意識、営業の展開力、粘り、相談の質は確実に良化し、

結果としての成約率の向上、成果の改善を感じることが出来ている。

小規模な組織ながらメンバー間の健全な競争も生まれ始め、

互いが互いを意識しだしている。

行き過ぎなければ、良い傾向だ。

まだまだ全然足りないけど、

顧客の数という意味での基盤はしっかりと拡大してきており、

今の我々に必要なことに向かって、

一歩一歩、歩めている実感がある。

しばらくはこれでいい。

自分も一人の現場担当として、

引き続き走り回る走る人

新サービスを考えることは面白く、

とても必要なことだとは感じるけれど、

何をやるにも資金が要る。

しかも安定的に使い続けられる資金を、だ。

それがなくて消えて行ったサービスを数多く目にしてきたし、

この身を削って得た資金を食いつぶしながら、

大胆なチャレンジを継続することは出来ないと思っている。

毎日毎日新しいサービスに手を出したくなるけど、

しばらくは、

『脱皮しないキメ』

地味でいい。

地味が、いい。

我慢我慢。

しばらくはサブマリン戦略でいこう。

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心から尊敬してやまない男

少し間が空いてしまったけど、

今月の上旬に、

本当に嬉しいことがあった。

自分の社会人人生をスタートさせてもらい、

ビジネスマンとしてまさしく生み育ててもらった前職の、

年次総会に呼んでもらった時のこと。

約3年前に独立の機会を得た後は、

出資をして頂いた関係で毎月一度訪問させて頂く距離感。

一緒に闘ってきたメンバーとの再会も月に一度。

ネガティブな意味ではなく段々と距離が出来てくる中で、

定期的に必ず連絡をくれる男がいる。

その男の名は、

『O仲KJ』

人呼んで「ぶ○さん」というが、

この男こそ、

僕が心の底から信頼、尊敬する、

素晴らしき仲間である。

そのぶ○氏が、

この度ついに、

前職の主力事業の事業部長へと昇格を果たすことになった。

誰と比較してとかではなく、

純粋に、

こんなに嬉しいことは無い。

彼との出逢いから今日までの数々のエピソードを語るには、

あまりにも時間が足りなさ過ぎるので控えるが、

こんなにも真っ直ぐで、

こんなにも気持ちの良い人がいるのだろうかと、

心からそう思える素晴らしい人格者である。

会う度に毎回エネルギーをもらい、

ただの一度として人をいやな気持ちにさせたところを見たことが無い。

この10月から東京の本社に戻ったと報告を受けたが、

これまでの部責陣とはまた違った、

パッと明るいオーラで皆を包んでくれていることは、

疑う余地が無い。

全体に報告があった翌日に届いたメールを、

一部ご紹介したい。

====================

自分の為、仲間の為、お客様の為に一生懸命働き、

『成果を出す』ことにより仕事が楽しくなる、

それによりまた成果が出る・・・

そして更に自身を高めようとすることで壁にぶつかり、

仲間に支えられながらそれを乗り越え人として成長していく・・・

そんな身近な多くの仲間を見てきて、

「これだ!」と感じられたのがここ数年の私でした。

同時に、「チームの結束」、「仲間との信頼関係」次第で、

行動と結果がここまで変わるのか、

ということも勉強させていただきました。

====================

前後にこの3倍近い文章を書き綴り、

心温まる言葉を送ってくれた。

彼がマネジメントしてきた西日本の各事業部門は、

この経済環境下にも関わらず、

まさに“O仲マジック”と呼ぶにふさわしい大躍進を果たした。

遠くからではあるが、

刺激と勇気とパワーをもらい、

自分自身の力に変えさせてもらったことに、

この場でも感謝を伝えたい。

やっぱり、

組織は人だ。

人が変われば組織が変わる。

彼のような人材を惹きつけることの出来る、

魅力溢れる組織を、

創り上げよう。

ぶ○さん、いつもありがとう照

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管理会計年度の変更と粘り

昨日をもって、

第1クォーターが締まった。

正確には、

先月の途中に、

“9月末で1Qを締める”ことに変更した。

7月決算の当社は、

第1Qが8月~10月、第2Qが11月~1月・・・だったが、

前々から、

季節や年末年始、年度に連動する12末、3末、9末など、

3の倍数の月にクォーター末を揃えたいという思いはあった。

ただ変則決算をしてまで、でもない。

そんなこんなで今日まで来たわけだが、

先月の半ばにふと、

「いや、まてよ。

決算月末に頑張ってもP/Lに反映されるわけではないわけだから、

本来頑張らなければいけないのは、

せめて1ヶ月前の6月や5月。

ということは、

管理会計上の事業年度を6月末で締めて、

7月は決算月だけど、

期初にしてしまえばいいのではないだろうか。」

と思いついた。

すぐに主要メンバーに確認し、決定。

管理会計上、

晴れて3の倍数月がクォーター末になった。

ということで、

実質2ヶ月で第1クォーターが強制終了。

結果的には実りの多いクォーターになった。

実績も、

メンバーの粘りにより、

無事に前月を上回る実績を達成。

8月のP/Lも過去最高売上を計上することができた。

本当に、みんなよく粘ってくれた。

この『粘り』


9月から最も強化しているポイントだったから嬉しい限り。

詳細は長くなるので改めるが、

1件1件のご提案での理詰めのスピードが上がり、

早い段階でしっかりと白黒が付くようになった。

結果として、

不毛なタスクが減り、

力を入れるべき案件にしっかりと脳みそが割り振られた感がある。

入社年次が若いメンバーも達成が続き、

競い合いの雰囲気も徐々にいい温度になってきた。

過度な社内の競い合いはクライアントへの

サービス品質を下げるケースがあるが、

やはり、程よい競争原理は必要と考えている。

ここに2名ほど、早期に仲間を加えたい。

第4期、

勝負の第5期に繋げる土台固めの1年。

地味でイイ。

とにかくコツコツ地盤を固める。

メンバーとトコトン対話し、

企業カルチャーを醸成する。

気を緩めず、

毎日毎日考えて、動く。

10月~12月。

年末の目標達成に向けて、

アグレッシブに攻めていきたいガッツ

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求人媒体を眺める3つの理由

先週、今週と続く3連休は、

当初の計画通り、

どこにも行かずにオフィスで一人仕事。

8月にお休みを頂いたし、

今自分がやらなければいけないことを、

とにかく集中して進める必要性を強く感じているから。

未熟なベンチャー企業ゆえに、

やらなければいけないことは多岐にわたるが、

その中でも筆頭に上げられるのは、

やはり、“採用”

我々らしい、

他社とは違う価値を提供するためには、

とにかく採用しかない。

もはや職業病なのだろうけど、

月に何回かは必ず、

転職媒体を眺める。

新人で入った会社が新卒採用の導入支援を生業としていた関係で、

中途採用をしている会社は全て営業対象であり、

転職媒体からリストアップすることは日課だった。

余談だけれど、

それまで求人記事で見たことのない社名が新たに出ると、

GC先輩と競い合うかのようにリストアップして、

3分後には営業電話をかけていた(笑)

管理が杜撰だった当時は、

同じ会社に二人で営業電話をかけてしまうこともしばしばあせる

たっだその勢いがなんだか楽しくて、

ジャンプを奪い合う兄弟のように、

リクルートのビーイングを奪い合った。

2年目の時だったかに、

また別の先輩に素敵な助言をもらった。

「将来起業したいなら、

求人媒体に出ている企業を端から端まで研究するといい。


求人を出せるくらい儲かっている理由を探れば、


社会のニーズがわかる」

聞けば当たり前に聞こえるが、

当時の僕は「なるほど」と思った。

求人媒体を眺める、

2つ目の理由ができた。

新規事業のヒントにしたくて、

リクナビNEXTも、enジャパンも、Find job!も、

時間がありさえすれば眺め、考え続けた。

「一体、この会社は何で稼いでいるのだろう??」

「この企業に出来て、同業他社が出来ない理由は何だろう?」

「こんなに採用を強化して、収益モデルはフローなのに大丈夫?」

と。

そして、

前職で採用の担当を役員を任せてもらってから、

求人媒体をみる理由に3つ目の理由が加わった。

それは、

『その会社の打ち出し方について研究する』

というもの。

採用が経営において最も重要なファクターであることは自明だが、

それに“成功している”と言い切れる企業はほとんどないだろう。

どの企業も、

必死に採用を成功させようと努力をしているに違いない。

その中で、

有料で、限られたスペースで表現する求人媒体というのは、

言いたいことがギュギュギュっと詰まっている。

その企業の『今、伝えたいこと』が詰まっている。

企業の特色がとてもうまく出ている記事もあれば、

「う~ん、もったいないなぁ」という企業もある。

そんな各社の取り組みを見ながら、

「自分の会社だったらどうするか」


「どう打ち出して、どんな人に刺さってほしいか」


「独りよがりになっていないか」


「実力以上の虚飾になっていないか」

そんなことを考える。

ここ最近は、

自社の

・採用ホームページの制作


・採用用のフェイスブックページの制作


・自社ホームページの刷新


・第4期生採用のコンセプトメイク


・第4期生採用の採用手法

について考える時間が増えた。

来週も、

久しぶりのリクナビNEXT出稿。

媒体経由の中途採用の強化を行う。

前回は、

応募が100名を越えたにもかかわらず、

内定を出すことはしなかった。

今回もどれだけ縁に繋がるかわからないけど、

とにかく自分たちの魅力を磨き、

良い縁を全力で掴みに行くだけ。

31歳の自分が言うのはおかしいかもしれないけど、

志のある若者と一緒に仕事ができることを望んでいる。

我々の未来は明るい。

なぜなら、

未来が開けるまで、

我々はあきらめないからかお

誰かが言ってたな。

壁は、

扉だドア

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