「中山紘太の事業観」カテゴリーアーカイブ

定期的にやってくるあいつ

先月末までの好調な生産活動のおかげで、

ここ最近、いろいろと一気に動いた感がある。

ちょっとだけホッとしていたら、

今月の成果がかなり鈍い。。。

無論、営業の変数は日々見ているつもりだが、

今月に関しては、

先月までの実績を元に計画した予測値を大きく下回る形で推移し、

しかも、

その主たる原因がわからないまま何日も営業日が経過している。

これまでもずっと営業の管理をしてきたが、

力不足ながら、

こういうことが不定期に訪れる。

「なぜ、この数字になるんだろう?」

「なぜ、この数値が先月よりも5ポイントも下がるの?」

ということが、起こってしまう。。

その度に、

現場で戦っている営業とコンサルと知恵を出し合い、

仮説を立てて、

テストを試みる。

その結果が出るまでに2週間のケースもあれば、

1ヶ月の場合もあり、

その間は、悶々とした日々を過ごすことになる。

結果的に仮説が外れていれば、

腐っていても何も変わらないので、

また考える。

いわゆるPDCAという奴だろうか。

試して結果を検証して、試して結果を検証して・・・。

我々に許されているのは、

とにかく考えること



アクションしてみることのみ

ダメでもとにかく動く。

やってみながら考える。

ホッとなんかしている場合ではない。

まだまだ仕組みかが出来ていない証拠なのだ。

そして、

課題を乗り越えた分だけ成長できる。

そのチャンスととらえたい。

残り8営業日。

試行錯誤して、

突破しよう。

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事業環境の変化と現状の整理

昨日は、

日ごろから勉強させてもらっている3人の兄貴たちと

久々の会食@カシータ。

ちょっと奮発して、

消費に貢献してきました。

3人とも、

経営者もしくは役員として、

web事業領域での上場経験者。

現在もトップランナーであるがゆえに、

端っこのほうを走らせてもらっている身としては、

すべての会話が勉強である。

実際に戦っている人にしか見えていないクーポン市場の内情や、

web事業会社の各社の危機感、

これからのトレンド、facebookをどう利用するかなどなど、

ビジネスのヒントがこんもりだった。

昨日の今日なので、

自社に置き換えて頭を整理してみる。

現在取り組んでいる3つの領域の内、

売上の比率が最も高いソリューション領域は、

益々可能性があると感じた。

クライアントの業績を上げるためのwebのプロモーション支援や、

webの制作、解析、運用などのクリエイティブ面にしても、

facebookやこれから始まるmixiのビジネス利用などを考えれば、

クライアントとの“面の数”と“太さ”をいかに獲得しておくかが、

キーファクターになりそうだ。

業界の中で散々言われているfacebookのファンページも、

まだ企業のマーケティング担当者と温度差があり、

担当者の多くも、

「きっと何か対応しなければいけないタイミングは来るけれど、

よくわからないから情報収集だけはやっておこうかな」レベル。

さらに、

企業規模のピラミッドの上位に君臨する大企業のマーケ担当者が、

コカコーラさんや、ユニクロさんなどの取り組みを真似ようと、

必死になっているレベルで、

我々のクライアントのメインゾーンからは、

そういう風は起きていない。

なので、

ここに関しては引き続き、

①お取引(予算)を頂くクライアント数にこだわる

⇒現状、累計で130社を超えてきたクライアント数を、

今期末(7月)までに200社とお取引頂けるよう頑張る。

大手ネット広告企業が、

一定以下の取引額の取引先に、

一方的に「取引停止案内」を突きつけたことが判明した。

我々は最後発企業として、

そういったお客様も大切にし、共に育っていくという意志を持つ。

②成功して頂いて、予算を積み増して頂く

⇒参入してみて感じるのは、

「やはりお客様は1社に色々任せたい」

「きちんとサービスを提供し続ければ、そんなに簡単に浮気されない」

ということ。

一度お取引を頂いた企業様とのリレーション構築を大切にし、

業績の向上をご支援して、予算単価をあげて頂く。

そのために取り組んでいる、

営業とコンサルタントの分業体制を引き続き強化する。

③新商品開発、取り扱いを増やし、ラインナップを強化する

⇒どんどん登場する新たな商材をすべて聞き、

効果がある商材を瞬発力を上げて提供していく。

昨日もfacebook関連の商材の協業のお話を頂いたが、

どんどん話を聞いて、検討していく。

この3つ。

取り立てて目新しいことではないが、

メンバーの提案力の底上げをはかり、

お客様との面の数と太さを追いかけていく。

そうすれば、

スマートフォン向けのサイト制作も、

facebookのファンページの制作や運用の案件も、

次に記述するメディアとの連携も、

アップセルしやすい環境が整うはず。

2つ目に力を入れているのがメディアの企画。



そうはいっても流動性の高いソリューション領域。

SEOはgoogle先生のご機嫌を伺いながらだし、

クライアントサイドも、

お取引先のすべてが順調に経営をされている企業ではない。

時には、

「一緒に戦いましょう」と話し合っていたクライアントが、

倒産してしまうこともある。

そこで、

今最も力を入れているのが、

掲載企業にとってメリットのある新しい発想のメディアだ。

クライアントのほとんどが、

売上を上げるために必死になっている。

その一方で、

多くのwebメディアが中途半端で、

“やりきってない(やりきれなかった?)感”満載だ。

後発でこの市場に入ったからわかるが、

多くの会社が安定的に収入を得られるメディアに憧れ、

トライするものの途中で何かしらの理由で断念している。

それは早く課金したいという思いが強すぎて、

クライアントの共感を得にくいからだと見る。

結局このマーケットで元気がいいのは、

メディアとかアプリとかに浮気せずに、徹底的に新規開拓

をしている会社か、

徹底的にユーザーに受け入れられるメディアを作り上げる


会社の2種類しかない。

余談だけれども、

フリーセルさん、GENOVAさん、ウィルゲートさん、Speeeさんなんかが

前者にあたり、

古くは比較サイト大手企業や、

home’sのネクストさん、@コスメさん、ソネットエムスリーさんなんかが

後者になるのだろう。

我々のような小さな企業が2方向を追ってしまうと、

前述したような駄目になる会社になってしまう危険性がある。

いや、

むしろそうなる可能性が高いあせる

なので、ちょっとひねりが必要だと思っている。

その答えが、

なんとなーーく見えてきたので、

今クォーターから自分以外のメンバーを2名張ってみた。

まずは来期の上期の末までに、

メディア経由の粗利額を、

ソリューション領域の粗利額と同規模にする。

その目標に向け、

第一段を先日リリースできた。

『webマーケティング/SEOのプロフェッショナル100社』

http://www.k-tsushin.jp/web100/

ご存知の方も多いと思うが、

「ベンチャー通信」や「経営者通信」といったメディアを運営する、

株式会社幕末さんとの共同企画。

代理店を含めれば1000社近くあるだろうと言われている

webマーケティング業界の中で、

高い実績と志を有する企業様にご登場いただき、

ブランディングを支援させて頂く。

大手企業様の参画も無事に決まり、

幕末さんの業界内での信用力にも助けて頂いて、

サイトリリース直後ではあるが、

しっかりと収益を頂戴できている。

今年中に最低でも5つ。

収益を頂いて且つ掲載企業様にもメリットが出るモデルを、

軌道に乗せたい。

3つ目のプラットフォーム領域は苦戦している。

ただ、

なぜ苦戦したのかがわかったので、

同じことはやらない。

とても大きな気づきになったと思う。

とは言っても育てて伸ばして行くために、

先週やっと意思決定することができた。

こちらも粛々と進め、

新しい可能性を見出したいところだ。

もっと正直に書くと、

半年後には、

また発想を変えなくてはならない

事業環境になっている気がする。

何千、何万という単位の企業様に利用していただき、

薄く広く月額利用料を頂くモデルを考案したいと思っているが、

そのアプローチの仕方が、

今考えている延長にないかもしれないと思い始めている。

それがゆえに、

大きめの追加投資が出来ないでいる。。。

それについてはまた今度。

いずれにしても、

4月に待望の2期生が2名加わり、

アルバイトさん、派遣さんの戦力化がここに来て進み、

オフィスには毎日17・8名、

在宅で頑張ってくれているメンバーや、

業務委託のメンバーを含めると、

25名くらいの仲間たちと戦うことが出来ている。

技術を提供してくれているパートナー企業や

外注先もどんどん増えている。

1年前に比べれば、

選択肢も確実に増えている。

相変わらず変化の激しいマーケットだけど、

絶対にイノベーショナルなサービスを生み出すために、

今はしっかりとくらいついて、

軍資金を貯める。

近い内にプチ勝負をするタイミングが必ず来るはずだから、

勝負できる陣容を整えておきたい。

今日も、

土曜日だというのに4名のメンバーが出社をして、

今月の主要作戦のために頑張ってくれている。

2期生もすでにいくつもアポイントメントを取ってくれている。

第3四半期末の今月末が楽しみだ。

ふぅ、長くなった。。。

吐き出してちょっと楽になったので、

スタバ行ってきますコーヒー

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一点突破と“依存度”分散

世はクリスマスイブキラキラ

こちとら営業の追い込み真っ盛り。

残り2営業日で、

2010年が終わってしまうのだ。

今日はアポが4件だったけど、

最後のアポとアポの間の時間が短くて、

クリスマスを楽しむカップルの間をダッシュするはめにマリオ

でも、それでいい。

今はとにかく足元全力。

強い顧客基盤を作ることが、今最も大切なテーマだから。

そんな日々の中で、

最近また考えることがある。

それは、

アーリーフェーズにある企業の、

事業ドメインの適正サイズ

について。

小さな会社を運営していると、

良くも悪くもリソースのコントロールがしやすい。

当たり前ながら、

人が少ないので指示したことが直ぐに実行される。

また我々のように前職からの繋がりが強いメンバーや、

どベンチャーを能動的に選んだメンバーが中心になっている組織は、

柔軟性も変化への対応力も高いため、

その点でも変化が激しい。

ネットが普及し、

情報の流通も早いため、

「うちでもこれやってみようか」

とか、

「これ今のウチのクライアントとの親和性高いよね」

とか、

よく議論に上がる。

その度に思う。

「いろんなことに手をつけて、


結局一つも成就せずにおかしくなるのではないか」



「いやいや、単一事業に依存してはダメだ。


いつ何時今利益を出させて頂いているサービスに代わる、


新たな手法が出てくるか分からない」



「でも、メンバーはみんな毎日遅くまでパツパツだし、


コロコロやることを変えてしまうと疲弊して、


かえってパフォーマンスが落ちるのでは・・・。」



「そんなことを言っていては、


いつまでたっても新しい事業は生まれない。


逆に、いつまでも変化が無くていいのだろうか。」

この繰り返し。

小さな会社の経営者と会って事業内容を聞いたときに、

「この会社、一体何の会社だろう??」

とか、

「いろいろ手を広げているけど、何がしたいんだろう??」

と感じたことがある人は少なくないはず。

自分自身も感じたことがある。

ただ、今なら理解ができる。

みんなもがいているのだ。

一方で、撤退も早い。

撤退というか、

「やっぱりやらない」も早い。

それでいいと思っている。

リズム的には、

==================

まずはやってみる。

感触を見る

その間に外的な条件や環境が変わる

もうちょっとお金をかけるかどうか再考する

かけるなら、(できる範囲で)めいっぱいシフトする

常に攻め続けるべきか撤退すべきか考える

==================

という感じ。

「ベンチャーは一点突破じゃなきゃダメだ」

という人もいる。それも分かる。

ただ、

身を置いている業界柄もあるが、

とにかく変化が早く、

"当たり前”がコロコロ変わる。

だから、

「リスク分散」をしておく必要もあるのだ。

いや、

「リスク分散」はちょっと違うな。

単一事業に対する依存度を下げておく必要性だ。

名づけて、

「依存度分散」


これだ。

無論、健全に勝つこと、

経済活動によって社会に価値を還元することを目的にするが、

もっと大切なのは、

負けないこと。

事業をやっていると大変なことはたくさんあるけれど、

一つ一つ一生懸命ぶつかって、

一つ一つ解決していくしか手は無い。

依存度分散作戦で、

もう一度2011年の計画を練り直そう。

よし、週末やろう。

そんなことを考えてるうちに、

22時半だ。

さぁ、ちょっとだけ、

クリスマス気分を味わいに行こうかな猪木手

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リーマンショックを忘れない。

日曜日。

人の流れが見たくて銀座のスタバにきている。

ハーフマラソンに備え、

ローファットのラテを飲みながら、

仕掛かり中の仕事をガシガシ片付けていく。

今日も早くに目が覚め、

愛犬の散歩に掃除、

本も読み、

ゆっくりとリフレッシュすることができている。

ここ最近はずっと、

(いや、昔からだが)

体調もよく、

沸いてくるアイディアは、

どれもポジティブなものばかり。

事業もまだまだ小規模ながら、

目指すべき方向に着々と歩みを進めることができていて、

数字も堅調。

こんな時に舞い込む話には、

興味深いものが多い。

こっ恥ずかしい表現だけど、

一つ、壁を越えることができた。

こういう状態は、

会社設立の前の事業会社でも経験があるが、

自分の場合、

あまりよいことばかりでもない。

というのも、

いろんなことが順調に噛み合いだすと、

チャレンジングな意思決定に遅れが出る事が多い。

もちろん、

周りのメンバーや関係者からすれば、

突拍子も無いことをたくさん考えているのだろうが、

余裕が無かったころにはできなかったことや、

ないがしろにしてきた小さな傷を修正するために

脳みそが反応しがちなのだ。

(生来、保守的なのだろうか・・・)

思い返せば、

わずか3人の会社で、

設立2ヵ月後に経験した“リーマンショック”

市場のシェアを10%単位で取っていないベンチャーにとって、

マクロの金融動向なんて関係ないのだろうけど、

その大津波は、

ほんの小さな小さな波になってなお、

思いもよらないほど遠くの岸を揺らす。

規模の大小ではなく、

それぞの“リーマンショック”はあったと思っているし、

その小さな波にでさえ、

我々のような零細ベンチャーはおぼれそうになるのだ。

いや、ちょっと格好をつけすぎた。

確実に、

溺れた。

順調な今こそ、

この間に学んだすべてをつぎ込み、

苦しかった日々を心に刻み、

堅実な土台を築くための仕組みづくりと、

“リスク”の定義を最大に拡大してヘッジ、ヘッジ、ヘッジ。

そして、

現状に甘んじない攻めの意思決定。

リスクテイクの先にしか果実は無いのだから。

明日で5月が終わりを迎えるが、

最低限の目標は既にクリアした。

7月末の第2期決算に向け、

とにかく利益を積み上げ、

成長原資を手に入れる。

もっと焦ろう。

もっとできる。

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インフラとコンテンツ

日曜日。

愛犬ぼんの散歩をしながら、

新サービスについて考える。



サービスのアプローチは様々あるが、

勝手な解釈を書くと、

大きくは、

「モノ作り」「サービス」

に大別され、

「サービス」は、

「リアル」「ネット」

に分けられると思っている。

その中の「ネット」は、

「インフラ」「コンテンツ」

に二分されるのかなと思う。

最近のソーシャルアプリもそう。

プラットフォームというインフラの上の、

コンテンツだ。

そうなるとどこを目指すか。

もちろん、

いわゆる“立法権(ルール決定権)”のあるインフラに惹かれるわけだが、

孫さんのような志のない輩は、

すぐに「それは無理だろう」となる。。。

(自分がそうだというつもりはない)

一方でコンテンツにもよさはある。

発表の場はどこであれ、

“おもろいもの”“便利なもの”“必要とされるもの”

を生み出し続ければ、

確実に生き残ることが出来る。

古くはモノ書きでも絵描きでも、

作曲家でもデザイナーでも

お笑い芸人でもアプリの開発業者でも、

ゼロからクリエイトできる人の居場所はなくならない。

それは常に必要とされているから。

インフラが、

テレビだろうがデパートの9階だろうが、

Facebookだろうがkindleだろうが、

何でもいいのだ。

彼らはTwitterが廃れれば次に行く。

次に“いける”のだ。

ただし、

“生み出し続けなくてはならない宿命”

だ。

コンテンツについて言うと、

『コンテンツっぽいコンテンツもどき』


は最も危険だ。

中途半端に利益が上がったりすると余計に危険。

遅かれ早かれ、

それは価値を持たなくなる。

持たなくなるというか、

特にwebサービスの場合、

結果的にゼロ円になる傾向が強い。

どこがどうだと論評するつもりは無いが

スケジューラーのグループウェアも、

乗り換え案内も、

絵文字でも壁紙でも占いでも、

稼げていた期間は恐ろしいくらい短い。

むしろ大怪我する前に、

「流行らなかったね」で終わる方が幸せかもしれない。

あと、

サービスを考える上ではずしてはいけないのが、

『営業力≒マーケティング力』




「多くの事業者がよいサービスを作れば売れる、

勝てると思っているが“実際はそうではない”」

とよく耳にする。

たしかに、

「あのサービスおもしろいのにね」

とか、

「絶対“くる”と思ってたけど、泣かず飛ばずだったね」

という声はよく聞く。

自分たちの強みを生かすという点では、

「サービス」×「営業力」


になると思っていて、

それらがかけ合わさって“強い”と思われている会社は、

パッとイメージする限り10社も無い。

(残念ながら、

今の当社には「マーケティング力」は皆無だ・・・)

可能であれば、

やはり、

「インフラ」×「営業力/マーケティング力」

でいきたいと考える。

と、

わかったような生意気な文章を書いてきたが、

我々は、

未だに他に誇れるサービスの開発には至っていない。

無論、

会社を創ってからというもの、

サービスの開発について考え続けてきた。

ご飯を食べているとき、

地下鉄に乗ったとき、

トイレにこもっているとき。

仲間と朝まで飲み倒しているとき、

参加したセミナーで内容がイマイチだったとき。

まおちゃんの演技の前の別の選手の演技を見ているとき。

山崎まさよしの「One more time, One more chance」並に、

ありとあらゆるシチュエーションで、

考え続けている。

会社を創ってから、

中国、タイ、ソウルと行ったが、

どこに行っても何かないかと考え続けた。

にもかかわらず、

はずかしい。

先日も、

購入したi-phone(インフラ)の便利さに感動し、

i-Tunes(コンテンツ)にお金を払いまくり、

インフラもコンテンツも、

両方有するアップルという会社の上で踊らされていることに気づき、

その心地よさに感動する。

改めてスティーブジョブス氏のすごさに圧倒され、

i-phoneが便利で安いと喧伝した結果、

衝動的にi-phoneに機種変更をした嫁を見ながら、

スティーブジョブスと交渉し、

販売価格や通話料金、キャンペーンを決めた

ソフトバンクの孫さんの戦略に戦意を失いそうになる。

彼らの術中にはまりまくりで、

段々笑えてくる。

チャイナモバイルというインフラに出資し、

中国最大のSNSも抑える孫さん、

官の手の中にある周波数より先の、

通信インフラを取りに行く姿勢にぶれは無い。

どうすればああなれるのか。

いや、

孫さんも初めは何も無いところからのスタートだった。

声の出る電子辞書を発明したことはコンテンツであり、

パソコンソフトメーカーの商品(コンテンツ)を、

上新電機のオーナーに交渉し、

壁一面にディスプレイして売りまくったのは、

まさに「営業力≒マーケティング力」

その時点ではインフラには程遠い。

きちんと原資を生み出す仕組みを作り、

時流を捉えられなくとも向き合い続け、

少しずつ精度を上げていくしかない。

そんなこんなで、

先日決めたことがある。

4月末までにこれまで考えてきた

何十ものアイディアの中から、

2つトライをすることを。

さぁ、どうなるか。

僕にも分かりません。

ただ、無い知恵しぼって考えてやりぬくのみ。

乞うご期待下さい猪木手

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新たな局面へ

本日、

1月に引き続いて勝負である2月を勝利すべく、

メンバー全員出勤メラメラ

いつもより1時間遅めのスタートにしたものの、

朝9時から、

既存サービスの企画について長めのMtgを行った。

平日ではなかなか時間が取れないため、

祝日のMtgは都合がいい。

電話もならず、集中できる。

今日のテーマは、

課金モデルの自社サービス『リクまどα』 の、

新しい取り組みについて。

機能も再度見直し、

新プランのプライシングも、

大方詰めることができた。

思えば、

「BtoB」のプラットフォームビジネスを確立しようと心に決め、

数ある中で、複合的に判断して、

“採用”のマーケットを選んだ。

“採用マーケット”における市況の影響を、

まさにど真ん中で体感してきたため、

迷いが無かったかと言われれば嘘になる。

ただ、

“不滅の領域で面を取りたい”

という想いと、

“多くのプレーヤーが挑んでは中途半端で終わってきた事実”

が、

決断を後押しした。

まだまだ全く理想の形ではないが、

おかげさまで累計の利用社数も400社を越え、

課題も見えてきた。

来週から、

『リクまどα』は新しい局面に入る。

今まで気付かなかったことに目をむけ、

カイゼンの延長にあるものと、

延長線上にはない、

新しい発想とを融合させ、

もう一歩、

理想に近づけたいと思う。

こういったご時世ですが、

採用をご検討の経営者、人事担当者の皆様、

『リクまどα』 を是非御活用くださいませ!!

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必要とされるから大きくするんだ~敬愛してやまない偉大な経営者からの愛のムチ~

「必要とされるから大きくするのであって、


“少数精鋭でいたい”というのは言い訳。



お客様と必要とされ続ければ、


おのずと大きくなる。



お客様が必要としてるから利益が出る。


利益が出ないのは嘘。


必要とされていないということ。


そんなのは事業じゃない。



中山君、


人の真似事はやめて、


もっと大きくなる事業をしなよ。」

不動産業でありながら、

この大不況下の中で、

前年対比140%成長!!

売上500億!!

利益70億円!!

を叩き出したスーパー企業のA社長より、

先週頂いた言葉。

「人は本能的に勝ち組に居たいんだ。


これは本能。



今のうちは、これまでで一番厳しくやっている。


でもみんな付いてくる。


必死になって付いてくる。


もちろん市況もある。



ただそれは自分たちが勝っているから。


細かいことは全て後付でいい。



数字は嘘をつかない。


まずは、


とにかく“勝つこと”だ。」

怪獣のような圧倒的なパワーで、

指導は続く・・・

「熱量が足りない。


全然パワーが足りないよ。



もっと狂わないと。


バカにならないと。



人と同じことをやっていても、


人と同じ結果しか得られない。



成功者はみんなどっか気が狂っているだろ?


もっと自分を追い込めよ。


小さくまとまるなよ。



コミットして、


宣言してやり切れよ。」

久しぶりにお会いして1時間。

心打ち抜かれまくりのメッセージを、

機関銃のように浴びせて頂いた。

今の僕に足りないことを、

本当に厳しく、

愛をもって。

「『あいつは俺の友達なんだぜ』って、


自慢させてくれよ。」




業績ももちろんだが、

そのパワーや見識、

圧倒的なオーラに惹かれ、

何度も勉強させて頂いた偉大なる先輩経営者。

限界に挑戦し、

地べたを這いつくばってでも成長し、

必ず期待に応えてみせる。

必ず、

あっと言わせてみせる。

A社長、

本当にありがとうございました。

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最後ぐらいは一点突破

「BtoB」領域で、

オリジナルの「webサービス」を

立ち上げたいと思っている。

隙あらば、

本や新聞を読み、

雑誌を読み、

海外のニュースを読み、

無い知恵しぼって、

色々ひねってみている。

でもまだ考えが足りない。

そもそも

なぜ「BtoB」か。

それは、

尊敬する先輩経営者が、

「本当の意味でBtoBのwebサービスで成功した事業は、

まだ日本には無いと思う」

と言ったときに、

ピンときたから。

というのもあるが、

自分は「BtoB」しか経験がない。

言い換えれば、

「BtoC」のノウハウが無い。

toBはtoCに対して盛衰のサイクルが長いし、

何よりも、

「感情」ではなく、

大枠は「理屈」「ロジック」の世界だから。

楽天ビジネスもfind job!も、

キーマンズネットもエムスリーも、

深いマーケティングの中から生まれてきたに違いない。

一方で、

「これはおもしろい!」

「なるほど、こういうアプローチがあったか!」

と思ったサービスほど伸びていなかったりする。

自分で挑戦していたらと思うと、

恐ろしくなる。

まだまだ毎日勉強だ。

それが出来・・・なんて考える前に、

今は、

まず目の前の課題を、

一点突破!!

今はまだ勉強不足だけど、

絶対に、

おもろいサービスを創り出してみせる。

2009年もついに残り2営業日。

どんな最後にするか。

ハチャメチャで正直てんてこ舞いの2009年を、

何とか締めくくるために、

納得の2日間にしよう。

な、ぼん

1日18時間会社創りに没頭する29歳へっぽこ経営者の日記

おいっ!しっかりせー。

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不確実性の加速


先日の日経だったと思うが、

トヨタの社長に就任された、

創業家の章男社長が、

現在のトヨタの現状を、

「5段階で言うところの4段階まできている」

と表現されていた。

これは、

ビジョナリーカンパニーの著者である、

ジェームス・C・コリンズさんの説だったと記憶しているが、

企業の衰退の段階には5つのフェーズがあるという。

【企業が衰退していく段階】


第一段階

『成功体験から生まれた自信過剰』


第二段階

『規律なき規模の追求』


第三段階

『リスクと危うさの否定』


第四段階

『救世主にすがる』


第五段階

『企業の存在価値が消滅』

多くは大企業をベースに研究されたのだろうが、

中小、ベンチャー企業にも当てはまる。

第4段階・・・。

一般のメンバーの場合、

「たしかになんかまずいよね」

「このままだと、ちょっとやばいかも」

なんてどこかで思いながら、

何か打開策を案じるわけでもなく、

低いレベルになると、

組織全体の雰囲気の悪さを愚痴り、

退職する人間を肯定したりし始める。

根っこあるのは、

「きっと誰かがやってくれるだろう」

「きっと○○さんが何とかしてくれるだろう」

という思いだけで、

何もしないし、

できない。

そのレベルが、

組織のどのレベルまでを占めているかで、

滅びるか否かが決まるのだと思う。

最近とある著書で目にしたタイトルの言葉。

『不確実性の加速』

現代の産業構造の変化を表現したものだが、

わずか2年前に2兆円の利益を叩き出していたトヨタが

今ぶつかっている危機もそうであり、

日々、

あらゆる情報に触れるたびに、

本当に共感する。

10年後、20年後の世界。


それは、


10年前、20年前と現代との間に生まれた差とは、


明らかに違う世界。

インターネットの勃興が、

情報産業の構造を変え、

結果として、

時間軸を変えたことは言うまでもない。

自動車は、

20年後には誰も運転していないかもしれない。

ガソリン自体が要らなくなっているかもしれない。

世の中からガソリンスタンドが消えているかもしれない。

温室効果ガスは、

25%どころか、

50%くらい削減されているかもしれない。

i-phoneに限らず、

みんなテレビ画面に指を当てて、

全ての買い物を済ませているかもしれない。

そのとき、リモコンは無いかもしれない。

でも店舗はなくならないという人は多い。

果たしてそうなのだろうか。

携帯もそう。

ネットブックの台頭と携帯の高機能化の間で、

これから何が起こるのか。

携帯のHPを作る会社や、

携帯検索サイトでのSEO業者が伸びているが、

PCのブラウザを携帯で起動させることが一般的になれば、

そもそも不要になってしまう。

ソフトは全てダウンロード、

データも全てクラウド、

ポータブルゲームのハードは不要となり、

ソフトプロダクター以外は消滅しているかもしれない。

財布の中からキャッシュカードが無くなり、

ありとあらゆるポイントカード、クレジットカード、

定期、免許証・・・全てが無くなっている事も、

容易に想像される。

そうなれば、

カードケースという商品も、

財布自体も、

無くなるかもしれない。

携帯は、

もはや“携帯電話”などという呼び名ではなく、

“ライフガジェット”TM的な存在となり、

携帯電話屋さんという概念も無くなり、

街中にアプリのダウンロード機器が

溢れているかもしれない。

ただの“案内”、

単なる“商品説明”、

“パンフレット営業”以上の付加価値を出せないサービスは、

全て、

デジタルに取って代わられる可能性がある。

事業をやる以上、

こんなことは当然織り込んで、

そもそも全否定する視点を、

持ち合わせながら走る必要がある。

先日とある方との食事の席で、

こんな話を聞いた。

その方の友人経営者(とても有名な方)のお話らしいが、

「中国のとある150人くらいのゲーム会社に出資したら、

3年後の今

社員数が5000人になったよ。

○○、

人口10倍っていうのは、とんでもないぞ。」

世界は変わる、

まだまだ変わる。

全てが根っこからひっくり返るくらいのイノベーションが、

まだまだ無数に起こる。

確実なことは何も無い。

あるのは、

「全ての概念は変わる」

という事実だけ。

そのとき自分はどこで何をしているか。

それも、

大事。

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成功モデルの研究とサスティナビリティ

またもやPCのセキュリティの関係で、

しばらくアメブロ(他、もろもろのサイト)が開けず、

ブログの更新が滞ってしまった。

いかんいかんあせるあせる

本日も、

朝から日経と熟読中の大前研一さん本を読み、

もさもさになった髪を切りに銀座へ出かけ、

そのままオフィスへ。

最近ずっと、

他のwebサービスの成功モデルの研究を続けているが、

やっと、

ひとつ前進できそうな機運がある。

一見すると何の関係もなさそうなサービスの中にも、

課金のタイミングや多様性の設け方、

クライアントに継続して支持されるためのヒントが、

たくさん眠っている。

一般に語られている浅いものから、

本質的にビジネスモデルの精度を高める要因になっている

エッセンスを探しだし、

自社サービスに当てはめ、

「どういう風に生かせるだろう」と繰り返し繰り返し想像し、

検証を重ねる作業が、

僕は、とにかく好きみたいだばいちゃん

今週も、

毎度のように、

事業の縮小、撤退、倒産などの話が、

多数舞い込んできた。

昨日知ったのは、

ちょっと古いが、

新商品の試供品をリアル店舗で展示し、

企業の販促支援をしていた急成長サービス、

「サンプルラボ」が実は4月か何かで事業停止になっていたり、

金融危機とは関係ないが、

あの生キャラメルで一世を風靡した(している?)、

花畑牧場が300人の従業員(派遣さん中心)との契約を

延長しないというニュースなど、

この手の話題を見聞きしない日はない。

思えばこの7年という浅い経験の中であっても、

“急成長”と言われてここぞとばかりに伸びてきた企業が、

ほとんとがなくなってしまっていたり、

業容や事業規模を大幅に縮小してしまっている。

割合で言うと、

感覚的には15%くらいだろうか。

サービスや事業の持続可能性のことを、

最近ではサスティナビリティと言ったりするらしいが、

本当に、

長く続けていくことは難しく、

尊いことなのだと思う。

まだまだ知恵も知識も経験も足りないが、

知識を習得することと、

考え続けることは誰にでもできる。

言い換えれば、

そこで負けてしまっては、

能力やセンスのある人たちには絶対に勝てないうぅぅ~(茶色)

 

『誰に対して、何を提供し、その結果、何を実現したいのか』

常に向き合っていこうと思う。

ガムバリマス!

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