昨日は、
日ごろから勉強させてもらっている3人の兄貴たちと
久々の会食@カシータ。
ちょっと奮発して、
消費に貢献してきました。
3人とも、
経営者もしくは役員として、
web事業領域での上場経験者。
現在もトップランナーであるがゆえに、
端っこのほうを走らせてもらっている身としては、
すべての会話が勉強である。
実際に戦っている人にしか見えていないクーポン市場の内情や、
web事業会社の各社の危機感、
これからのトレンド、facebookをどう利用するかなどなど、
ビジネスのヒントがこんもりだった。
昨日の今日なので、
自社に置き換えて頭を整理してみる。
現在取り組んでいる3つの領域の内、
売上の比率が最も高いソリューション領域は、
益々可能性があると感じた。
クライアントの業績を上げるためのwebのプロモーション支援や、
webの制作、解析、運用などのクリエイティブ面にしても、
facebookやこれから始まるmixiのビジネス利用などを考えれば、
クライアントとの“面の数”と“太さ”をいかに獲得しておくかが、
キーファクターになりそうだ。
業界の中で散々言われているfacebookのファンページも、
まだ企業のマーケティング担当者と温度差があり、
担当者の多くも、
「きっと何か対応しなければいけないタイミングは来るけれど、
よくわからないから情報収集だけはやっておこうかな」レベル。
さらに、
企業規模のピラミッドの上位に君臨する大企業のマーケ担当者が、
コカコーラさんや、ユニクロさんなどの取り組みを真似ようと、
必死になっているレベルで、
我々のクライアントのメインゾーンからは、
そういう風は起きていない。
なので、
ここに関しては引き続き、
①お取引(予算)を頂くクライアント数にこだわる
⇒現状、累計で130社を超えてきたクライアント数を、
今期末(7月)までに200社とお取引頂けるよう頑張る。
大手ネット広告企業が、
一定以下の取引額の取引先に、
一方的に「取引停止案内」を突きつけたことが判明した。
我々は最後発企業として、
そういったお客様も大切にし、共に育っていくという意志を持つ。
②成功して頂いて、予算を積み増して頂く
⇒参入してみて感じるのは、
「やはりお客様は1社に色々任せたい」
「きちんとサービスを提供し続ければ、そんなに簡単に浮気されない」
ということ。
一度お取引を頂いた企業様とのリレーション構築を大切にし、
業績の向上をご支援して、予算単価をあげて頂く。
そのために取り組んでいる、
営業とコンサルタントの分業体制を引き続き強化する。
③新商品開発、取り扱いを増やし、ラインナップを強化する
⇒どんどん登場する新たな商材をすべて聞き、
効果がある商材を瞬発力を上げて提供していく。
昨日もfacebook関連の商材の協業のお話を頂いたが、
どんどん話を聞いて、検討していく。
この3つ。
取り立てて目新しいことではないが、
メンバーの提案力の底上げをはかり、
お客様との面の数と太さを追いかけていく。
そうすれば、
スマートフォン向けのサイト制作も、
facebookのファンページの制作や運用の案件も、
次に記述するメディアとの連携も、
アップセルしやすい環境が整うはず。
2つ目に力を入れているのがメディアの企画。
そうはいっても流動性の高いソリューション領域。
SEOはgoogle先生のご機嫌を伺いながらだし、
クライアントサイドも、
お取引先のすべてが順調に経営をされている企業ではない。
時には、
「一緒に戦いましょう」と話し合っていたクライアントが、
倒産してしまうこともある。
そこで、
今最も力を入れているのが、
掲載企業にとってメリットのある新しい発想のメディアだ。
クライアントのほとんどが、
売上を上げるために必死になっている。
その一方で、
多くのwebメディアが中途半端で、
“やりきってない(やりきれなかった?)感”満載だ。
後発でこの市場に入ったからわかるが、
多くの会社が安定的に収入を得られるメディアに憧れ、
トライするものの途中で何かしらの理由で断念している。
それは早く課金したいという思いが強すぎて、
クライアントの共感を得にくいからだと見る。
結局このマーケットで元気がいいのは、
メディアとかアプリとかに浮気せずに、徹底的に新規開拓
をしている会社か、
徹底的にユーザーに受け入れられるメディアを作り上げる
会社の2種類しかない。
余談だけれども、
フリーセルさん、GENOVAさん、ウィルゲートさん、Speeeさんなんかが
前者にあたり、
古くは比較サイト大手企業や、
home’sのネクストさん、@コスメさん、ソネットエムスリーさんなんかが
後者になるのだろう。
我々のような小さな企業が2方向を追ってしまうと、
前述したような駄目になる会社になってしまう危険性がある。
いや、
むしろそうなる可能性が高い
なので、ちょっとひねりが必要だと思っている。
その答えが、
なんとなーーく見えてきたので、
今クォーターから自分以外のメンバーを2名張ってみた。
まずは来期の上期の末までに、
メディア経由の粗利額を、
ソリューション領域の粗利額と同規模にする。
その目標に向け、
第一段を先日リリースできた。
『webマーケティング/SEOのプロフェッショナル100社』
http://www.k-tsushin.jp/web100/
ご存知の方も多いと思うが、
「ベンチャー通信」や「経営者通信」といったメディアを運営する、
株式会社幕末さんとの共同企画。
代理店を含めれば1000社近くあるだろうと言われている
webマーケティング業界の中で、
高い実績と志を有する企業様にご登場いただき、
ブランディングを支援させて頂く。
大手企業様の参画も無事に決まり、
幕末さんの業界内での信用力にも助けて頂いて、
サイトリリース直後ではあるが、
しっかりと収益を頂戴できている。
今年中に最低でも5つ。
収益を頂いて且つ掲載企業様にもメリットが出るモデルを、
軌道に乗せたい。
3つ目のプラットフォーム領域は苦戦している。
ただ、
なぜ苦戦したのかがわかったので、
同じことはやらない。
とても大きな気づきになったと思う。
とは言っても育てて伸ばして行くために、
先週やっと意思決定することができた。
こちらも粛々と進め、
新しい可能性を見出したいところだ。
もっと正直に書くと、
半年後には、
また発想を変えなくてはならない
事業環境になっている気がする。
何千、何万という単位の企業様に利用していただき、
薄く広く月額利用料を頂くモデルを考案したいと思っているが、
そのアプローチの仕方が、
今考えている延長にないかもしれないと思い始めている。
それがゆえに、
大きめの追加投資が出来ないでいる。。。
それについてはまた今度。
いずれにしても、
4月に待望の2期生が2名加わり、
アルバイトさん、派遣さんの戦力化がここに来て進み、
オフィスには毎日17・8名、
在宅で頑張ってくれているメンバーや、
業務委託のメンバーを含めると、
25名くらいの仲間たちと戦うことが出来ている。
技術を提供してくれているパートナー企業や
外注先もどんどん増えている。
1年前に比べれば、
選択肢も確実に増えている。
相変わらず変化の激しいマーケットだけど、
絶対にイノベーショナルなサービスを生み出すために、
今はしっかりとくらいついて、
軍資金を貯める。
近い内にプチ勝負をするタイミングが必ず来るはずだから、
勝負できる陣容を整えておきたい。
今日も、
土曜日だというのに4名のメンバーが出社をして、
今月の主要作戦のために頑張ってくれている。
2期生もすでにいくつもアポイントメントを取ってくれている。
第3四半期末の今月末が楽しみだ。
ふぅ、長くなった。。。
吐き出してちょっと楽になったので、
スタバ行ってきます