「中山紘太の事業観」カテゴリーアーカイブ

二人の先輩の来社

木曜、金曜と2日連続して、

先輩経営者がオフィスに遊びに来てくれた。

お一方は、同業として、

もうお一方はクライアントとして、

嬉しいお言葉も、

カイゼンすべき貴重なアドバイスも、

生の声をたっぷり聞かせてくださった。

(K元COO、Y田社長、

本当にありがとうございますにひひ

何か新しいことをはじめるとき、

そのポジショニングや、

方向性を見定める意味で、

損得勘定無く、

本心からアドバイスを頂ける方の存在は本当に貴重。

当事者たちの能力の有無にかかわらず、

ユーザー視点やクライアント視点、

第三者視点を100%もつことできないと考える。

常に、

全く別視点からの意見を聞き、

よいものは取り入れ、

取り入れた以上、

神速(神の速さ)で修正していく。

これは、絶対。

カイゼンに終わりは無い。

一方で、

誰の意見を聞くかということも重要。

綺麗ごとを抜きにすることが許されるならば、

サービスの完成前に、

全てのお客様の希望を、

全て満遍なく聞き入れることは難しい。

だからこそ、

ビジネス感覚やセンスを持ち合わせていることや

そのサービスが目指す方向性(≒ゴール)を解し、

的確にアドアイスを下さる方を“選ぶ”ことも重要。

その意味で、

お二人の意見はとってもありがたい。

改めて感謝感謝。

今の時期、

誰と話しても、

「あの会社が100人から60人に減ったよ」

とか、

「あそこもリストラ始めたよ」

「○○、経営陣が別れちゃったね」

「50人だったあそこが18人になっちゃったよ」

といった類の話ばかりで、

この手の話は枚挙に暇が無い。。

正直言うと、

個人的には、

その手の話には興味が無い。

自分たちのフェーズを考えれば、

そんなことに気を回すタイミングでないこともあるが、

それ以上に、

もっと、

もっともっと高い視点を持ちたいという思いが強い。

平家物語の「盛者必衰の理」ではないが、

長い歴史の中で、

うまくいくもの、

そうでないもの、

様々あると思う。

大切なのは、

そういった一時の成功や一時の失敗に

一喜一憂することなく、

また、

必要以上に偉ぶることなく、

必要以上に卑下することなく、

胸を張って目標に向かって歩めばよいと思う。

最悪なのは、

自分たちの努力不足や、

足りない能力によってもたらされた結果を、

外的要因のせいにし、

努力を怠ること。

そんなこと、

恥ずかしくて絶対にできない。

生きている以上、

うまくいくこともある。

そして、

うまくいかないこともある。

それは、

みんなある。

高い視点を持ち、

常に点検、常にカイゼンし、

自ら定めたゴールに向かって、

確実に歩みを進める。

その努力が、

クライアントのためになると信じて。

それを確認させてくれた先輩経営者に感謝し、

今日も、

眠りに落ちる直前まで、

無い知恵をしぼり続ける。

常に考え続ける。

常に。

常にだ。

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価値を感じるポイント

お盆を過ぎて、

あっという間に25日あせる

先週から、

新サービス『リクまどα』 のための新規開拓に加え、

既存のお客様を一社一社まわらせて頂いている。

そこで感じること。

「価値を感じるポイントは実に様々」

だということ。

人が購買をする時というのは、

有形無形にかかわらず、

何かしら“価値”を感じるからこそ購買というアクションをとる。

当然ながら、

当社の新サービスに対してもそう。

ただ、

実際にまわらせて頂いてお話を伺うと、

そのポイントが違うことに驚く。

新しいサービスを認知していただく中で、

価値を感じて頂けるポイントが分散してしまうのは、

コスト高になりやすく、

一般にはリスク。

一方で、

多様な攻め方ができる点と、

リカバーの柔軟性という点ではメリットともいえる。

マジョリティに迎合しすぎてもスケールしないし、

マイノリティに合わせ過ぎても本末転倒になる。

むむぅ、何とも難しいにこにこ

今できることは・・・

とにかく、

毎日考えるあせるあせる

これくらいしか答えがない(笑)

・・・と、

いろいろ書きたいことがあるのに時間切れっガーン

何とも中身のうすーいブログになってしまいました汗

次回、頑張りますガッツ

さーーー、

今から仲間のお祝いだーーーービールニコニコビール

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新サービスの営業開始!!

本日より、

7月にサービスイン予定の新サービスの

営業開始マリオ

昨日から、

久々の電話での営業を開始し、

元々紹介経由で入っていた2件に加え、

本日早速4件のAPマリオ

いいペース。

結果というと、

4件中3件は、

大変ありがたいことにお願いしたかったことに快諾キャッ☆

システムが全く出来ていない状態にもかかわらず、

主旨にご賛同いただけて、

正直ホッとしている。

やはり社長だと決裁が早いマリオ

そして、

ニーズはあるのだと手ごたえを実感。

今月は、

とにかく地道に営業。

システムの開発と平行して、

現場の声を一件でも多く聞き続ける。

まだまだ見えていない課題がたくさんある。

それらを少しで早く発見し、

知恵を絞る。

電話して、

訪問して、

カイゼンカイゼン。

暑苦しい1ヶ月にする。

なぁ、ぼんニコニコ

1日18時間会社創りに没頭する28歳へっぽこ経営者の日記

もういっちょうへ

1日18時間会社創りに没頭する28歳へっぽこ経営者の日記

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外部パートナーとのシステム開発の日々

もう27日が終わる。

早い。

今日は、

来月末の新サービスのリリースに向けて、

午前の2時間を使ってシステムの開発会議。

何度も言うが、

当社の近未来を占う大切な開発。

月末の2時間をかけてでも、

良いものに仕上げねばと強く言い聞かせ、

新宿の某所まで出向く。

北関東の某所に本社を構える某開発パートナーと組んだ関係で、

Mtgは、skypeと見せかけたテレカン(笑)

こういうシチュエーションが多い会社のはずなのに、

きちんとインフラが整っておらず、

聞き取りづらい環境にコラコラと思いながらも、

1日18時間会社創りに没頭する28歳へっぽこ経営者の日記

一緒にプロジェクトを進めているメガネは、

一生懸命説明。

良いサービスを作りたいという想いは一緒。

思えば、

今まで何度も外部のパートナーと

一緒になって仕事を進めてきた。

その度に、

うまくコミュニケーションを取ることができたり、

出来なかったり。

高い実績を信用して組んでみても、

なかなかうまくいかなかったり。

その理由はなんなのだろうと、

その都度考えてみたりもしたが、

結論は、

どの会社と組むかが大切なのではなく、


どの方が担当してくださるか


と、


ずばり相性なのかなとあせる

メーカーでない以上、

“伝達”は必ず発生するわけで、

そこに主観、先入観が入らないことはありえない。

結果的に、

どこかで、

少なからずギャップが生まれるわけだが、

大切なのは、

そのギャップを、


一緒に埋めていこうとしてくれる姿勢があるかどうか


かなと。

その意味で、

今回担当をしてくださる方と、

パソコンの向こうにいらっしゃったお二人には、

大きな期待を寄せさせて頂いている。

誠実そうな方々で安心した。

お金のない弱小零細ベンチャーである我々が、

20社以上のご提案から選ばせて頂いた1社。

正直、

最も安価に提案してきた企業の、

約2倍の開発費用をお支払いする。

目先の安さで選べば、

他にもいくつもあった。

その価値がなんなのか、

僕自身も感じてみたい。

自分の判断が、

吉と出るか凶と出るか・・・。

カットオーバーまで1ヶ月電話

その前に、

今月もあと2日。

みんな、

乗り切ろう。

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目を向けるべきは顧客ニーズ

毎日サービスについて考える。

特に、

web領域の新サービスには、

積極的に目を通すようにしている。

ただ、

育った環境がリアルビジネス領域だったせいか、

最近のwebサービスの中には、

収益構造というか、

マネタイズの手法がよく分からないサービスが多い気がする。

昔、

ちょーしにのって、

(かなり前のエントリー)

みたいなブログを書いたようだが、

個人的には、

やはり変わらず、

インフラに近いところをやりたいと思う。

その中でも、

「■■×インターネット」的なアプローチは抑えながら、

何か新しいイノベーションを起こしてみたいと思う。

早すぎてもいけない。

本当に必要とされているサービスを、

必要とされているタイミングで提供する。

そんなことを、

実現したいと思う。

来月末にリリースする、

新サービスのネーミングを決めた。

さぁ、

どうなるマリオ

戦わずして勝つことが、

できるだろうか。

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パズル

経営は、

パズルに似ているかもしれない。

メンバーの採用や配置だけでなく、

どの領域に歩を進めるか、

どの順番で手を打つか、

どんな評価制度にするか、

どこと組むか・・・

いつか、

ガチャン



と何かがはまるように、

画を完成させる道のり。

パズルみたいだ。

大切なのは、

そのサイズ

さぁ、

何ピースのパズルを完成させようか。

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初任給で見る“収益構造”と“経営テクニック”

ちょっと前のこと。

何気ない雑談の中で、

“給料”にまつわる話題で、

2回、

盛り上がった。

一つは、

医療・介護業界特化型の人材ビジネスで急成長中の、

SMSさんの初任給。

その額なんと年俸500万円(2年間固定)



もう一つが、

グループ会社のメンバーの1人が、

ワークスアプリケーションズさんに転職するらしく、

新卒丸2年、

24歳で転職したKが提示された年収が、

年俸550万円!

その数字を聞いた若いメンバーが、

思わず「高っショック!!」


と一言。

無理もないガクリ

ただ、

ここで終わってしまってはただのフツー君。

持たなければいけない視点は、

何故、それが可能なのかという分析と、

何故、そのような給与制度にするのかという考察

前者は簡単で、

・属人的要素を極力排除できたか、

労働集約的要素を持ちつつも、

マーケット構造的に高い利益率を維持できる構造



・仕組み(ビジネスモデル)による安定(≒ストック)収入があり、


高い利益率を実現しているから


大体この2点に尽きる。

ワークスAPで売上200億円、営業利益34億円。

営業利益率は17%。

クライアントは大手企業を月額の安定収入を確保。

実績が無い中で実績を作ってきた、

TOPレイヤーの営業マンの賜物である。

SMSで、売上27億円、営業利益4.2億円。

営業利益率は15.5%だ。

医療・介護業界という昨今では珍しい成長マーケットの中で、

一つポジションを確保した格好。

今期はもっと行くだろう。

次に、

何故、そのような給与制度にするのかという視点。

それは、

両経営陣が共に、

「人材採用にめちゃくちゃ力を入れているから」


に他ならない。

天井を迎えていないマーケットに目をつけ、

その市場で成功を収め、

安定した収益源を得た以上、

その先には、

固定費以上のスピードで収益が拡大するため、

拡大再生産のための投資に利益の大半を割くことができる。

こんなことは一般論だが、

それに加え、

「人財力≒社員の質」が業績に与えるインパクトが大きいことも、

このような給与形態にしている理由だと思う。

つまり優秀な人材を“採用する”ことが、

事業拡大の肝なのだ。

そこで・・・、

目の中が$マークになっているショック!

メンバーの目を覚まさせるためにワラ

平均年収をサクサク調べてみたところ、

おもしろい数字が、

【平均年収】

ワークスアプリケーションズ  598万円 (平均年齢29.5歳)


SMS  502万円  (平均年齢 28.7歳)




あれ?

なんかおかしいぞ。

さすがに、

本質に気が付くメンバー。

そう、

ワークスに中途採用されたKの場合は、

平均すると、

今から5年間で48万円の年収増。

あくまでアベレージだが、

1年間に年収で10万円程度の昇給。

月給に直すと1万円にも満たない。

ボーナスも入れると6000円~7000円の昇給というところか。

SMSさんに至っては、

初任給で500万円なのに、

28.7歳で502万円って。

更に見てみると、

初任給を上げたのは来年入社の新卒からで、

その前が450万円、

その前が400万円だったよう。

つまり、

優秀な人材を採用するための投資と位置づけ、

一気に高めてきたのだろう。

ただ、

これも含めて経営テクニック。

ワークスさんのライセンスを付与するインターンも、

中途採用で550万円も

SMSさんの初任給500万円も、

数字が一人歩きして、

勝手にバズ広告となる。

個人的に興味深いのは、

この2社のような組織戦略をとっている企業の、

平均年齢が上がっていった時にどうでるか。

同じく初任給を高めに設定することで、

優秀な若手を集め、

圧倒的な量と仕組みで高い利益率を保持しているリクルートは、

30歳を越えたあたりで退職金を出し、

退職を促して平均年齢を維持した。

35歳の1000万円かかるおじさんよりも、

22・3歳で、

めちゃくちゃ飛び込み、

テレアポしてくれる営業マンのほうが、

圧倒的に利益率がいいからしょうがない。

更に言うと、

その戦略さえも、

「人材輩出企業」

という自社ブランディングに活用するあたりが、

さすがの一言。

ワークスとSMSの人材の出口戦略に、

注目だ。

先日の発表で、

今期売上高128億円、経常利益73億円、

経常利益率なんと60%ちかいGREEの平均年収も、

平均年齢28.7歳にして536万円と高い。

ただ、

当たり前だが、

出そうと思えばもっと出せる。

なぜ、

そうしないか。

給与と組織戦略の関係性。


給与戦略と採用のテクニック合戦。

もっともっとたくさんの事例を、

もっともっと早くインプットしなければ、

時代の変化に追いつけないかもあせる

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パートナー選び

GWの頭に、

一つ、

今の当社としては大きめの意思決定をした。

来月リリースする、

新しいサービスのシステム開発会社の選定。

開発要員のいない当社のような会社にとって、

システムの開発をお願いする事は、

常に隣にいることができないと言う意味で、

採用よりも重要。

もちろん外注のメリットを享受することを前提としながらも、

社員として採用できていれば、

月間40万円も掛からないパフォーマンスに対し、

60万円~70万円/月間の投資となり、

5月~6月末にかけての約2ヶ月間の開発で、

第1フェーズだけで見ると約120万円~150万円の投資。

第2、第3フェーズを含めると、

その額はざっと3倍くらいか。

はずすわけには行かない*カオ

パートナーを選ぶときに見るのは、

僕の場合、

① スピード感が合うか


② コミット力があるか

③ なんとなく好きか

の3点が主。

①は、

やはり「スピードはクオリティだー」的な価値観を、

僕自身が持っていることもあって、

80点のモノが10日後に出てくるよりも、

65点のモノを7日後に出してもらって、

意見を交わしたモノをその3日後に出してもらいたい。

あと、

そもそも1日でも早い方が良いのと、

基本、

“絶対”という価値観が無い中で走っているので、

変化に対応するためにも、

やはり、

早い方が良い。

②については、

「やります!出来ます!」的なコミット力も捨てがたいが、

どちらかと言うと、

「期待値調整がうまく、


それでいて、


それらを確実に上回ってくる楽しみがある」



そんなパートナーが好き。

でもこれは、

付き合ってみないと分からないあせる

③は、

なんだかんだ、勘であるおでんくん

先輩経営者の話を聞けば聞くほど、

パートナー選びで苦しめられている。

みなさん、

悩みに悩んで決められた結果であるはずなのに。。。

まぁ、やってみよう!

良い出逢いでありますように!!!

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