心配しなくていい。リソースなんてずっと、ない。

「リソースがもうちょっとあれば」
「人がもっといれば」
「これくらいの仕事ができる部下が入れば」
そう嘆く人がいる。

 

そんな人はどこか誤解をしているようだ。

 

今の事業が軌道に乗り、会社の業績があがり、
余力が出来てきたらそれらが「解決される」と思っている。

 

そうではない。

 

成長を志す経営者という生き物は、
多少の余力ができたらまたすぐ投資をする。

 

それはもちろん人材への投資かもしれないし、
新しい事業への投資かもしれないし、
拠点の展開かもしれないし、
社内の効率化を目的としたシステム投資かもしれない。

 

ただ人材に投資されればリソース足りない問題は解決するか、
そうではない。

 

なぜならばその分だけ目標とするバーも上がるからだ。

 

つまり、
「成長、即ち満ち足りている状態を作らない経営陣が率いる組織である以上、一生何かが”足りない”状態が続く」
のだ。

 

こう書くとネガティブに捉える人もいるかもしれない。

 

ただ、真理はいつも大体逆。

 

少しでも余力ができたら「すぐまた投資」する”思考回路”だからこそ、
業績が伸び、そこに属する人々が大きな不自由なく過ごせるのだ。

 

組織も事業も下りエスカレーター。
常に下降圧力が働いている。

 

つまり、
今よりも上に上がる意志を強く持って(歩く以上の努力)して初めて
“現状維持”が出来る。

 

必要以上の余力を作らず、慢心せず、常に健全な危機感を持ち、
常に新たな何かに投資をし続け、常に上昇志向を持つ。

 

メンバーが心身ともに健やかにチャレンジできる環境整備も同じ。
全ては健全な危機感から来る上昇志向がもたらしてくれる。

 

今よりもより良くあり続ける努力を続けることは楽ではない。
リソースが足りないのは確かに大変だ。

 

しかしながらだからこそ”知恵”を出すメンバーが誕生する。
知恵を出さないとクリアできない状態が続くからこそ、
何人かに一人は急激に成長を遂げる。

 

そういった組織を”成長環境”と捉えるか、
“ただきつい職場”と捉えるかは、その人次第だ。

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期待を超えることに執念を燃やすチームでいたい

展示会出展にあたって、ブース装飾の業者さんにご来社頂いた時のことだ。

名刺交換して早々「こちらが弊社のパンフレットになります。今回はどの様なデザインをイメージされておられますか?」とおっしゃられた。

どのようにお伝えするかをメンバーに見せる目的で同席したが、この切り出しには驚いた。

「えっと、、何も決めていません。」と僕。

「え、あ、そうですか、、」と先方営業マン。

続けて先方が「では、ご予算は?」と来る。

これについても「大枠はありますが、リターンが見込める提案出れば投資するので厳密にはありません」とお返事した。

困惑する先方。
そして我々。

同じようなタイミングで苦笑いが起きた。

聞けば、どの会社さんも大体のイメージをお伝えして、ない場合でも過去の施工事例をパラパラめくってイメージに近いものを選んで、それであればとお見積りを作るところが“商談”なのだとか。

顧客の狙いや目的を聞いて、「であれば!こうしてああして、、いや、もっとここでドーンと目立たせて、導線は目的からしてこうしておくべきと考えます。競合さんがこうきそうならあえて逆にこうしてこうして、、」と、ゼロ(に近いところ)からデザインや見せ方をプランニングすることはほとんど無いのだという。

通りで噛み合わないわけだううっ...

こんな時に本当に自分はおせっかいだなぁと感じるのだが、どうしても自分の信じる価値観を話してしまう。。

なるべく角が立たないようにと気を配りながら、、

「大変申し訳にくいのですが、先ほどイメージは決めていないと申し上げましたが、もちろん何と無くこんな感じだろうかというイメージはあります。ただ、我々のようなブース設営の素人が頭に思い描いているイメージを先にお伝えしてそれに沿ったものが出来上がってしまうと、皆さんのプロとしての付加価値はどのあたりなのでしょうか、、?どちらの会社さんも正確さが担保されている前提に立つと『安さ』になってしまいませんかね、、?付加価値がデザインじゃないとなるとどうしてもお値下げをお願いすることになり、我々は全然楽しくないですしそちらもきっと、、。なので、今回プレゼンしたいプロダクトの特徴や目的はどれだけでもお伝えしますから、ひとひねり頂けないでしょうか?」

とお伝えしてみた。

すると営業の方から「確かにそうですね。。」とポロリ。

続けて僕から、

「このオフィスも4社に目的だけお伝えしてプレゼンを頂いて決めましたが、最も安い会社さんではなかったです。秋のイベントには更に投資をすることを決めていますので、今回ご一緒したいと決めさせて頂いたパートナーさんとは、次回も出来ればその次も長くご一緒したいと思っています。」

とお話したところ、ガサッと音を立てて居住まいを正され、「仰るとおりです。これまでとは違い動揺してしまいましたが、1つの挑戦ですのでデザイナーと相談をして案を提案させて下さい。」と言ってくださった。また面倒くさいやつだと思われたかなぁと内心ドキドキしながら話したけれど、想いが伝わったようで嬉しかった。

他の3社中2社も同じような反応だったと聞くからもしかしたら業界的な特性もあるのかもしれない。(そうじゃないぞ!一緒にするな!とお怒りの業者さんがいたら是非ご提案下さい!)僕は「提案営業を名乗るなら」やはりコンサルティングをして頂きたいし、パターンに合わせて作ればいいのだと思わされて育ってしまった方々が可哀想だと思う。上に立つ者はメンバーを付加価値を生み出せる人材に育てなければならないと、僕は思っている。

こういった事例はすぐに朝の全体の会で共有するようにしている。

「翻って我々はどうか?我々ヴァンテージを選んで下さったお客様に、プロとしての能動的な提案ができているだろうか。お客様の頭のなかにある意見をただ聞く、御用聞き営業に成り下がってはいないだろうか。競合他社と料金による比較以外の付加価値を出せているだろうか。是非、お客様の目的を実現できる提案をしよう。それが時にお客様の頭の中にあるものと違ったとしても、信念を持って提案したならば言い合いになってもいいじゃないか。それくらい誇れる提案を1件ずつ積み上げていこう。期待を超え続けよう。」

そんなことを話したと思う。

もちろんこういったことは簡単なことでもなんでもないし、最上級に難しいことだと思う。ただ、それでもそうありたいのだ。

お取引をさせて頂いている某銀行の若い営業の方がいる。

先般の我々の要望は、先方のこれまでの通例ではなかなか聞かない条件だったと思う。にも関わらずその方は上司を何度も連れてご来社頂き、副支店長をもお連れ頂き、結局取引までこぎつけてくださった。

そこまでしてくださるのであれば!と意気に感じた僕は、今まで頑なにお断りしてきた幾つかの変更を指示した。先方もそれについて喜んでくださった。

僕はやっぱり“顧客の期待に超えようと執念を燃やすビジネスマン”が大好きだし、期待を超えてきてくれた相手には、とことん“お返し”をしたくなる質だ。

そうやってお互いの“期待値超えの交換”が出来る顧客やパートナーが増えたら、きっとその組織は長きに渡り反映し続けると信じている。

そんな組織に、ヴァンテージを近づけていきたい。

今日も実行あるのみ。
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静かに、そして激しく始まったマーケティング革命

終わってみれば対目標値452%の超ハイ達成。

まだ多くは書けないけれど、6月に正式にローンチ予定の新たなプロダクトのテストマーケティングが、3月の1ヶ月で驚くべき結果を残してくれた。

今までの新規事業と違い本業と極めて関連性の高いサービス。
勘所も外していなかったのだろうと安堵した。

ニーズの大きさに確かな手応えを感じると同時に、お客様の期待に応えたいという感情が日増しに大きくなる。

とことん踏み込むことを決めたのが昨年夏。
一気呵成に開発を進め、α版までこぎつけたのが2月末。
5月末までもうひと踏込して、勝負に出る。

投資額は既に創業来最高額となったあせる
社内でも最も勢いのあるメンバーを一気に5名配置転換した。
それでも3月は、
キャンペーンを除いても久々の全社月次達成を成し遂げてくれた。

3月には新たに中途のメンバーも加入してくれた。
とっても伸びているソフトウェアパッケージ企業のMVP経験者S。
無形のコンサルがやりたくて飛び込んできてくれた。

明日からは9名の新卒メンバーが加入する。
タイミングがナイスすぎる。

来春の新卒も続々内定を出せている。
今年は一気に20名の採用承諾を目指すことにした。
見えている未来に、着実に近づくためだ。

ここからが更に楽しみで仕方がない。

あぁ、早く挑みたい。
あぁ、早く伝えたい。

まだまだ、まだまだだ。

さぁ、2016年ももう4月。
問答無用に一気に行く。

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前職で培わせてもらった縁に感謝し、その”縁”がどんどんと広がるような人間でいたい

今週、とっても優秀な学生S君と出逢い、その場で内定を出させてもらった。そんなS君に「どうしてウチを受けようと思ったの?」と聞いたら、前職レイスのメンバーだったM上さんから「ヴァンテージの中山に会ってこい」紹介されたからだと言う。もう、ホント嬉しい。

同じく今週出逢って意気投合し、即刻内定からの承諾に至ったT君も、前職レイスで一緒に戦っていたY浦君が起業した会社からの紹介だった。D、ナイス紹介!

そして今日、ついさっき呼ばれて会議室に行ったら、またまたレイス時代のメンバーO田君がいてびっくりショック!
聞けば3年前に起業し頑張っていて、その会社の社員さんがたまたまウチに問い合わせをしたことを社長であるO田君に報告したら僕の会社だと気付いてくれて、今日一緒に来てくれたという。起業してからは会っていないから、8年ぶりの再会かな。嬉しいことにこちらもこれから一緒に仕事をさせてもらうことになった。是非頑張りたいグッド!

先月もたまたま参加したイベントでレイス時代のメンバーI村君が声を掛けてくれた。彼も3.4年は会っていなかったけれど、超バージョンアップしていて興味深かったので、レイス時代は行ったこともなかったのに初めて食事に行ったにひひそこでも色々と教えてくれてとっても有意義な時間になった。

先々月は先々月で、レイス時代の3年目から苦楽を共にしたKがオフィスに顔を出してくれた。色々あっただけに、また再会出来てこちらも本当に嬉しかったクラッカー

2016年に入ってからこんな嬉しい縁が続いている。

前職からはまた最近幾つか会社間のお取引も頂いたけれど、その背景には一緒に戦ってきたTNさん、TRさん、Sさん、同期のN君など、多くの恩人たちのお力添えがある。これもまた本当にありがたい限り。

前職はもちろんのこと、前職を卒業して転職したり、起業したメンバーの会社とお取引をさせてもらえるのも本当に嬉しい。付き合った長さの差こそあれ、何の因果か奇縁か分からない縁で無名なベンチャー企業にお互いたどり着き、同じ釜の飯を食べた仲間だからだと思う。

戦う場所が変わってもこういった縁は本当に大切にしていきたいと思ってきたし、自分が気付ける範囲でそうなるように行動してきた自負もある。

起業して8年経った今でも、前職は毎四半期行われる全社総会に招待してくださる。
今だに経営陣(師匠達)とお誕生日会をさせてもらえる関係を持続できていることも、自分自身誇らしく思っている。

世の中には人との別れの際に、その人との縁が途切れてしまうようなもったいない別れ方をする人が少なくない気がする。

前職でも起業してからも、悲しいかな「どうしてそんなことしてしまったの?」と逆に驚いてしまうような行動に出てしまうメンバーは生まれてしまった。自分自身の力不足も認める一方で、これはいつの時代もいるのだと思っている。

悪意を持って途切れてしまうような別れ方をするケースは稀だとしても、多くの場合、その人達は自分がそういった不義理をしてしまっていることや、相手に「また一緒に語らおう」と思ってもらえていないことに、気づいていないのだと思う。
もちろん我が身を振り返り悔やまれることもあるけれど、これは本当にもったいないことだと思う。

いずれヴァンテージの卒業生からも起業をするメンバーが生まれたりすると思う。もちろん転職した先からの縁でもいい。何か相談事や依頼事があった時には大いに協力したいと思う。そのメンバーが“同じ釜の飯を食べた仲間”としての振る舞いをしてくれたならば。

人生は一期一会。

メンバーであれ、お客様であれ、業者様であれ、ふとした出逢いであれ、常に感謝心を忘れず、積み重なるように縁が広がる人間でいたいな。

日々、感謝。

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戦闘体制は整った

2015年が終わる。

数年ぶりの「大吉」で始まった2015年は、
終わってみれば、「大吉」だったのだと思う。

目の前を通過した事象だけを切り取れば、
うまくいかないこと、悔しいこともあったけれど、
「禍福はあざなえる縄のごとし」とはよく言ったもので、
結果的にそれでよかったことが大半であり、
新たな気付きや出逢い、
新しいパワーの成長もセットで舞い込んできて、
本当に力強く進化出来た1年となった。

ヴァンテージメンバー、本当にありがとうにひひ

事業で言えば、
年始早々200坪のオフィスに移転し、
売上も10億を超え、従業員も75名に増えた。
達成旅行で3度目の全社員タイ旅行、2度目の全社員ハワイ旅行にも行くことが出来た。

しかしながら上記のように一見すれば順調そうに見える組織も、
創業来7年間で11名しか離職がなかった中で、
実に10名以上のメンバーとの別れを経験することになった。

理由は明確に「競争文化を着実に推し進めた結果」であり、
これまで以上に一人ひとりに「要求した結果」だ。

途中、海に向かって叫びたくなるシーンが無かったかと言われれば嘘になるけれど、
我々が目指す「頂」に生きている内に到達するためには致し方無いと思っている。

結果、売上は毎月伸び、大変ありがたいことに最高を更新し続けている。
お取引先も下記最高になり、
第8期上半期の利益も過去最高の額になることが確定している。

メンバーの熱量も見る限り面倒くさいくらい上がり続けているし、
経営とは本当に奥が深い。

文字通り一人あたり生産性は向上し、
年末の社員総会でも、
40%以上のメンバーの昇給を発表することが出来た。

密かに意識している平均給与水準も、
平均年齢27歳の現フェーズでは超えておきたい年収500万超えがもう目の前だと思う。
(理想はもちろん全然もっともっと上)

前述のような別れがあれば出逢いもある。

今まで出会うことが出来なかった外資コンサルからSが加入し、
上場企業での経理財務経験、
直近ではM&Aの実務経験も有するKさんも加わってくれた。
明らかに今までの中途採用とは毛並みが変わり、
目下の態勢は整った。

そのSにもフルコミットしてもらう新サービスの開発も順調に進み、
2016年の春先のローンチが現実味を帯びてきた。
その投資額もまだまだ弱小ながら、
過去もっとも突っ込んだサービスの4倍の資金を調達した。

ベンチャー企業何て1年でいくらでも変えられる。
もう徹底的にやるだけだ。

個人的にも本当に素敵な妻と巡り合って1年、
ついに待望のベイビーに恵まれることができた。

今も隣で寝るか、おっぱいを飲むか、
泣くか、ジタバタするかしかできない愛娘を見ながら、
やはり自分たちの将来を託す未来の子どもたちのために、
社会全体を俯瞰し、
高い視座で社会に貢献し続けなければならないと思ったし、
その牽引役となれるような付加価値、
サービス、人材を次々と創出し続ける企業グループを創り上げることこそが、
自分自身が熱狂できることなのだと再確認できた。

おかげさまで健康で、
家族と笑って過ごせることに心から感謝したい。

世の中は安倍政権の強いリーダーシップで総じて前向きなエネルギーに溢れ、
小さな問題を除けば、
ビジネスにおいて戦う土壌を整えてもらえていると感じている。

ネット業界界隈も活況な状況が続く一方、
本質を追求しきれていないサービス、
地力がない中で実力以上の拡大を急いでしまった企業はしっかりと衰退し始め、
情報の拡散スピード、増加ペースが止まらないことで、
ユーザーの飽きるスピードも格段に上がってきている。
2016年はネガティブなニュースの登場頻度が上がるに違いない。

その中で“本物”になることができるか。
きちんとマーケットに『宣戦布告』ができるか、
そんな試験を受ける1年になる。

4月にはまた9名の志ある仲間が加わる。
従業員も年の途中には100名を超えることになるだろう。

さぁ、戦闘準備は整った。

最高の仲間と、最高の1年にする。

追記:
みなさん、是非、良い新年をお迎え下さいませ。

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「人が足りない」時こそチャンス

先週FBのタイムラインにサイバーエージェントの役員の方のブログが流れてきて、
多少論点が違うものの、我が意を得た気持ちになった。

調子が悪くなると人を増やしたくなる話

先に補足するけれど、
もちろん適正なリソースというものはあるし、
こちらのブログの例で言えばサッカーは10人、9人だと機能として足りない。

僕が言いたいことは、

「まずどっちの発想からスタートするか」

ということ。

「リソースが足りないので人を増やして下さい」
という思考からスタートするのか、

「どうやったら今のリソースで回せる(より付加価値を出せる)ようになるだろう」
「いい機会だから業務の棚卸しをしてみよう。無駄があるかもしれない。」
という思考からスタートするのか、

これはマネージャーとっても、
その管掌下で働く社員にとっても重要な違いを生む。

こういう議論をすると、
なぜか、

「社員に無理をさせていて、大事にしていない」
「残業を強いていて、ひどい」

といったことを言う(感じる)人が出てくる。

(繰り返すけれど、適性なリソースというものはある前提)

これに関しては言えば、
まず、

「人を増やすことは簡単」

だ。募集すればいい。

ただ、本当にそれで良いの?と問いたい。

論点をお給料に移すと、
多くのビジネスパーソンはお給料を上げたいと思っていると思う。

多くの経営者、マネージャーもまた、
仲間のお給料を上げたいと願っていると思う。

そのお給与。
お給料というものは、
どこまでいっても“一人あたり生産性(付加価値)”からしか支払われない。
これは変えられない。

ということは、
みんなの希望を叶えるためには、
“一人あたり生産性(付加価値)を上げるしか無い”

つまり、“人を増やすこと”に解決策を求めていては、
一人あたりの生産性があがることはない。

仕事が増えているからこそ足りないと感じわけだから、
リソースが足りない時こそ「給料を上げる」チャンスなのだ。

先ほどの「社員を大事にする」という話で言えば、
一人あたりの生産性を高めること、
即ち、一人あたりの給与水準(生産性)を高めること(育てるということ)こそが、
真に社員を「大事にしている」ことだと思う。

もちろん現場のマネジメントは簡単ではない。

自分も経験があるけれど、
メンバーに上記の意図を理解してもらうことは簡単ではない。
日々の業務負担が、そういった思考、視点を奪うからだ。

それでも本質を伝えることがマネージャーの役割であり、
熱心に伝えて欲しい。
そして、成功体験を積ませて、生産性を高めて、
経営陣にこう言って欲しい。

「これだけのリソース(コスト)でこれだけの付加価値を生み出したので、
メンバーの給料を上げて下さい」

と。

それが出来れば、
メンバーのお給料も、そのマネージャーのお給料も上がるに違いない。

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会議なんて要らない~チャットの威力~

堀場製作所の堀場社長が、

「会議なんてメールにすればコストが10分の1になる」と書かれていたけど、

ヴァンテージでは、そもそも会議なんて行わない。

「LINEで情報共有してどんどん決める高速意思決定スタイル」だ。

  ※セキュリティの観点から別のチャットツールを開発中なので誤解なきよう。。


マネージャーがメンバーの行動を把握する朝のミーティングや、

月初の作戦会議的な集まり以外で、

会議室でダラダラ議論している風景はほとんど見たことがない。

マネージャーレイヤーでいっても、

例えばチーム編成や目標予算の確認、

例えば新規事業の広告費の増額や戦術の変更、

例えば形骸化している社内制度の見直し、

例えば中途採用のFBや採用可否のすり合わせ、、、

こんなことも全てチャットで秒殺で決めていく。

前回のブログでスピードについて書いたけれど、これも同じ。

「来週の火曜日13時に…」なんてやってられない。

そんなことをしていたら競合企業には勝てないし、いずれ滅びる。

こんなことを書くと、

「チャット(やメール)だけだと無機質になり関係が希薄になる」

「顔を合わせることで生まれる信頼関係が醸成されない」

「文字情報だけでは伝わらない微細なニュアンスや行間が伝わらない」

とご指摘を頂くだろうけれど、本当にそうだろうか。

かく言う自分は、

自他ともに認める対面のコミュニケーション重要視派だ。

正確には「重要視派だった」

ただ最近はそれは自分の若さというか勘違いだったことに気がついた。

もし対面のコミュニケーションを減らすことによって懸念すべき事象が生まれたとしても、

きっとその事象の多くはトップを目指すためには不要なものであり、

「そういった方法でしかモチベートされないレベルの人材で構成されている」ことを改善すべき。

プロフェッショナルの集まりであれば、

ビジョンや目的によって結束されるべきだと思っている。

そしてそもそも、

フェイストゥーフェイスのコミュニケーションが少ないことによって、

「具体的に懸念すべき事象が起きたかどうかで判断すべき」ということに気づいた。

一例としては幹部社員の離反やメンバーから上がってくる声の質の低下が挙げられるけれど、

自社については今のところ7年半の業歴の中でマネージャーの退職は僅か1名。

細かなハレーションももちろんゼロではないけれど、

我々の目指す組織、そこに到達するためには、

申し訳ないが不要なもの、不要なレベルのものが大半と言える。

とか偉そうに書きつつ、

メンバーとのリレーションをとるコミュニケーションはたっぷり取っている(笑)

幹部メンバーとだけは月に2度の定例会議と2回の食事、

オフィシャルなものとしては3ヶ月に一度の1対1のサシ飲み。

メンバーとは、

月初の全社キックオフと毎月のバースデーパーティーがオフィシャルで、

それ以外にもランチやら日々の食事やら飲み会もちょこちょこやっている。

チャットでの議論も、

長引きそうであったり折り合いが悪そうであれば、

逆にすぐにフェイストゥーフェイスで話し合う場を作っている。

それも即座に。

要は全てはスピードとのトレードオフ

日々の信頼関係構築は大切にしつつ、

最大限“スピード”を取る。

グループ全体で100名、1000名、10000名になっても、

意思決定のスピードはどんどん高速化をして行くつもりだ。

あらゆるツールの進化によって、

文字通り四六時中情報を取ることが出来、判断ができるようになった。

そのスピードについてこれるメンバーのみを幹部に据える。

最後は全然チャットの話じゃなくなって来たけどあせる

とにかく、合議を諮るだけの会議なんて、要らない。

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スピードスピードとどこも言うけれど、何のスピードが重要なのか

タイトルの件、

多くの組織で今日も明日も「スピードを上げろ」と連呼されると思うけど、

そう指示された人の中には、

その意味をきちんと捉えられていないケースもあるのではないだろうか。

スピードを上げるといっても、

キーを打つスピードや歩くスピードなんてさして変わらない。

変えなければいけないのは「初動までの速さ」だ。

この「初動」が遅い人が、よく「遅い」と指摘をされて評価を下げている。

初動が遅い人には共通項があって、

指示をされた後に誰もが一瞬は考えるものの、

「確かに。でもいつやろうかなぁ。あのタスクあるしあのアポイントがあって、、、まぁその内に」

という“生返事低優先度”パターン

(やらなきゃいけないのはわかってるんです。わかってるんですけどー、、、もこっち)

「確かに。その資料を作るにはこれはどうなんだろう、ここは調べる必要あるのかな、、、まぁやる時に聞こう」

という“疑問残ってるのに聞かずに受けちゃう”パターン

このケースは、動き出して質問しにいったら「え?何で今それ聞くの?」と大体怒られる。

「確かに。え、でもそれは意味あるのか、、、なんかもっと他に良いやり方が。。。」

という実は“面従腹背”パターン

のいずれかで、

結果、初動が遅れるため、

指示したマネージャーとの時間期待値に対してズレ(ストレス)が生まれる。

タスク管理が出来てない、テキトーで「すみません、抜けてました」とかは論外。

僕自身は、

一度受けた仕事の初動までのアイドリング時間をゼロにするために、

前述の3つのパターンに陥らないように陥らないようにタスクを受けてきた。

優先度が低い(他に高いものがある)時はとにかく期限をタスクを受ける時に決め、

疑問が残ってる場合は必ずタスクを受ける時に確認をして、

違和感を感じたりやりたくないことはタスクを受ける時にきちんと意見をする。

これだけだ。

要は依頼者にしてみれば「依頼して期限含めて受けてもらえた」わけで、

その相手が他にどのような事情があるかはわからないし関係ない。

プロ意である以上“受けた仕事、指示は絶対にやり抜かなければならない”わけで、

そのスピード感は依頼者と絶対に握っておくべきだと思う。

それだけタスクを受ける時が重要だということだ。

せっかくなので若いメンバー意識してもらいたいことがもう2つ。

それは

「基本、全部受ける」

ことと、

「握る期限をいつにするか」だ。

ここはもう自分との戦い(笑)

個人的には、

「基本、全部受ける」

ことと、

「いつまでできる?」

と聞かれたら、

「もうそれはそれはMAX詰め込んだら出来るかもしれない納期を言ってみる」

ことを意識して過ごしてきた。

その結果、当然タスクは溢れ返り、

頭は移動中であれ食事中であれフル回転になり、

どうやったらそれらを終わらせられるか、

同時進行で進められるかについて考えるようになる。

初めは遅くまで仕事をすることも多かったけど、

気がつけば自分の頭の回転、業務スピード、メンバーへのタスク依頼の仕方、

チーム全体の強み弱みの掌握、最適化、

そもそものビジネスキャパシティがぐんぐんと広がっていた。

今はメンバーに大部分を取り組んでもらう側になっているので表現は難しいけれど、

仕事を依頼されたメンバーは、

無理してでもとにかく早く意思決定者に依頼物/判断材料を届けるべきだと思う。

結果的には(その判断者に力があれば)組織が成長し自分にもリターンがある話だし、

そのスピードだけで、確実に評価を受けられる。

恥ずかしながら自社の先週の実例で言えば、

先日、メンバーAにある資料の作成をお願いしていつ出せるかを聞いたところ、

1ヶ月後の「来月末」を提示された。

それだと話にならない。

メンバーAも参加していた会議の場で、

その資料を使って「とあるマーケティングを試す」と一緒に“決め”たわけだから、

決めた以上、「最短(理想は即時、その場)」で実行しなければならない。

いつものように「なぜ来月末になるの?」と分解してあげて、

結果的に、3日後の朝にデスクにたたき台が置いてあった。

また別のケースで、

営業で使用している会社概要で気になった箇所をみつけたので修正依頼を出したものの、

こちらも「デザイナーのリソースが…」「写真の撮影カメラマンの都合が・・・」と、

3週間後の完成を提示された。

4ページしかなく、フルリニューアルではなく部分修正だったこともあり、

それについても「時間がかかりすぎる」と受け入れなかった。

リソースの問題であれば他を探すこともできるし、

自分の中で優先度を上げられなければそもそもそのタスクを受けてはいけない。

また前述した通り、

「異論がある(ex:本音では修正しなくてもいいと思っている)」のであれば、

絶対にその場で口にしないといけない。

とにかく、

一度受けたならアイドリングゼロ、最速の初動で取り組まなければならない

そう動けるようなタスクの受け方をして欲しい。

経営は意思決定の連続でその打席数×打率で結果が変わる。

その打席に立つ(意思決定)の為の情報(把握、調査、分析)が要るわけで、

いつでも最速でその情報を取り続けたい。

そのためには仕事のスピードが早いパートナーが要る。

言い方を変えれば、

「あ、このメンバーは仕事が早いな。仕事がやりやすいな。」

と感じられるパートナーになれれば、

特に実力主義を敷いているベンチャー企業では、

どんどんと評価されていくだろう。

我々のようなベンチャー企業は

この「実行までのアイドリング時間」をのんびり過ごす余裕などない。

全メンバーが一度受けた仕事を

『初動までのアイドリングゼロ』で進めてくれれば、

組織の成長スピードがぐんぐんと上がる。

さぁ、みんな初動でアイドリングしないために、

タスクを受ける時にはきちんと基礎を徹底しよう。

【参考】

「同じ冗談で笑える人を探せばいい」いい仕事に就くための5つのポイントをジャック・ウェルチ氏が語る

~以下、引用~

与えるから、自分にもフレキシビリティが与えられる。

上司が必要としている時にそこにいないあなたに、

物事は都合良く働いてくれません。

フレキシビリティを得るためには、

そうなるシステムを自分で構築しないといけない。

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中学校での歴史の授業で戦後の復興を支えた偉人伝を増やして欲しい件

きっかけはまたもやSWの深夜のyoutube(笑)

ネタ元はこちら、

ゆるせない話 「爆笑 八木7連発」

これはこれで個人的に腹がよじれるくらい笑わせてもらったのだけど、

興味深かったのが「歴史の教育」のくだり。

サバンナ八木は

「いきなり卑弥呼から話されても距離感が全然掴めないから頭に入ってこない。

逆からやってほしい」

と面白おかしく話すわけだけど、

結構しっくりきた(笑)

“距離感”と言うのは多分全体像とも繋がるし、

全体が見えないところから各論を話されても理解し難い。。

これはこれで実は一考の余地はあるんじゃないかなー。

今日書きたかったのはちょっと違っていて、

同じく「日本の歴史の教育」について、

大学生の時ぐらいに感じたことを思い出したので。

それがタイトルの件。

僕の経験上、

中学校の歴史の授業は大体近現代史のちょっと手前で三学期が終わり、

戦後はものすごく端折られるし、

教科書の〆のページも何かみんな頑張りましょう的にふんわりしているイメージ。

教育実習も行ったからなんとなくわかるけど、

基本、与えられた学習指導要領通りには授業は進まず、

遅れ遅れになるから最後がカットされるハメになる。

「起業家精神が欧米に比べて低い」とか言われて久しいジャパンだけど、

僕は、

「中学校での歴史の授業で戦後の復興を支えた偉人伝を増やすべき」

だと思う。

個人的には大学時代にそういった書物に目覚め、

それこそ手当たり次第読み漁ったけど、

本当に今の豊かさを築き上げて下さった戦後の経済人たちには頭が下がる。

その姿勢や言動からは、社会科の枠を超えた学びがあると思うし、

それこそ現代と繋がることで前段の理解を促すこともできると思う。

例えば、渋沢栄一(敬称略)なんて、

50分の授業をするには十分な内容がある。

例えば、岩崎弥太郎(敬称略)。

坂本龍馬の流れから三菱グループの成り立ちまで、

1時間2時間じゃ全然足りない。

三井高利でも安田善次郎でも鮎川義介でも松下幸之助でも、

個人的には、教科書に出てくるレベルの偉人だと思う。

そうなるとやっぱりソニーの井深大&盛田昭夫、

HONDAの本田宗一郎と藤沢武夫はやってほしいな(笑)

東急グループを創った五島慶太と西武グループを創った堤康次郎の戦いとか、

僕だったら夢中になって聞いたな。

海賊と呼ばれた男が日本国民の胸を打つなら出光佐三氏でもいい。

学生が身近なサントリーやグリコや味の素でも吉本興業でも、

誰でもいい。

できれば孫正義でも1時間やってほしいな。

いつかどうせ教科書に載っちゃうし。

とにかく戦後の日本の奇跡的な復興が、

今の自分たちの恵まれた環境が、

どんな方々の血の滲むような努力の上にあり、

それが如何に誇らしいことであるかを伝えてほしいな。

また上下ではなく、

そういった生き方も選択肢の一つとしてあることを、

是非中学生くらいから教えてほしい。

選ぶか選ばないかは彼らなわけで。

文部科学省の官僚の皆様、

いかがでしょうか。

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成功者は結局少ないチャンスをモノにしている

シルバーウィークで睡眠のリズムが崩れガーン

眠れなかった夜に暇つぶしでユーチューブをサーフィンしていた時のこと。

あまりに眠れなかったので昔のすべらない話や、

大好きなブラマヨの動画とかをしらみつぶしに見ていて、

ふと、

【有吉VS先輩芸人】イケイケだった頃の有吉が大御所芸能人にブチギレまくる【VS松本&浜田&石橋貴明】

ここ数年テレビに出まくりの有吉が、

今のようにMCを任される前の動画が目に入った。

内容やその知性がどうとかは置いておいて、

また「いやいやまとめ動画だろ」みたいな指摘も置いておいて、

いやぁ、これは確実にモノにしてるなと感じた。

プロデューサーや構成作家が期待している以上の盛り上がりじゃなかろうか。

こういったチャンスで彼は確実に着実に結果を出して、

スターダムをのし上がっていったんだと再確認できた。

誰であれ成功者は確実にチャンスをモノにして成り上がっている。

ちょうど同じ日にとある深夜番組で、

千原ジュニアと土田が割り当てられた5組の芸人を

「ショートコント」「一発ギャグ」「モノマネ」といったテーマに合わせて

対決させ合う番組をみた。

そこに並んでいる芸人たちのほとんどが失礼ながら無名な方々でありながら、

番組中にこんなやり取りが映る。

MCの2人が自分の自分たちの主戦場ではないジャンルを手に取ると、

「いやいやいやいや、ショートコントやったことないし、俺たち漫才だし」

と大声で言って焦って盛り上げる。

番組はそれはそれで盛り上がりを見せて終わるのだが、

個人的には、

「いやいやいやいや、ちょっと待て」と。

「準備しとけよ。数少ないチャンスちゃうんかーーーーい」と。

「次使ってもらえるか、誰かが見ていて声を掛けてくれるとかあるやろ」と。

「一度、あ、こいつらおもんない、使えない」って思われた時のダメージデカすぎだろ」と感じた。

またもやyoutubeネタだけど、

漫才一本でM-1の頂点を取ったブラマヨでさえ、

イロモネア ブラックマヨネーズ

ここまでやっている。

(一発ギャグは全く一発ギャグではないけれどw)

それなのになぜあの若手芸人達はあの番組のワンチャンスに命をかけなかったのか、、、。

どのジャンルが来ても一発充ててやろうとい準備しなかったのか、、、。

人生が変わったかもしれないのに、、、。

サッカーの本田選手がミランの10番をつける時に名言を残したけれど、

チャンスなんてそう何度もあるわけじゃない。

野球でもリリーフピッチャーは毎日ブルペンで肩を作って準備を待つ。

例えそれがワンポイントリリーフであっても、

かけがえのないワンチャンスだと理解しているからきっとみんな真剣に準備する。

それはサッカーの控え選手でも、バレーでもラグビーでも一緒。

そしてそれはスポーツだけでなく、

ビジネスもお笑いも本質は全て一緒だと思う。

明日、運命のワンチャンスがやってくるかもしれない。

それをモノにできるか、完璧な準備が出来るかは、

その人次第だ。

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