華の金曜日の夜、
  
仲良くしてもらっているJP社のD社長のお誘いで、
  
久々の西麻布へ。
不景気の突破方法について語り(笑)、
  
ひとしきりワイワイガヤガヤ飲んだ後、
  
男3人で、
  
2件目のBarへ。
  
こんなところにBarなんてあるんかいな・・・
  
という場所にあるマンションの地下一階におりると、
  
昨日初めてお会いした先輩経営者のKNさんが、
  
なにやら不穏な動き。
  
壁にある小さな機会に指を置き、
  
どうやら指紋を当てている模様。
  
すると、
  
壁がビヨーーンって開いた
  
わぉ。
  
ここぞとばかりにゴージャスな店内に入り、
  
改めて自己紹介をさせて頂き、
  
スタートアップベンチャーの成長のための手ほどきを受ける。
  
お2人とも、
  
ゼロから事業を立ち上げ、
  
それぞれ3・4年で社員数50名規模の会社にされた経営者。
  
だからこそ、
  
言葉の一つ一つが、
  
重く、響く。
  
その一部。
  
「政治は常に見ている。補正予算が通ったら、すぐに○○する」
  
「ベンチャーの経営者で政治に疎い奴はダメだと思う。
  
経済と政治は完全に密着している」
  
「資金繰りは5日単位でみる。
  
独自のフォーマットで変動費も2種類・・・これとこれが・・・なぜなら・・・」
  
「半年先まで数字が見えていないと不安」
  
「お給料3か月分のキャッシュは手元に欲しい。」
  
「やると決めたらやる。徹底的にやる」
  
「社員は絶対に守る。俺についてきてくれたんだから絶対守る。」
  
「裁判したこともある。何十回も東京地裁に行った。
  
勝ったけど、もう行きたくない」
  
「交際費の考え方は・・・」
  
「○年目に子会社を作ると・・・」
  
「資本金は・・・」
  
「区ごとにも創業支援融資があって、港区は・・・」
  
「社員との契約形態もこうしたら社会保険費が・・・」
  
とにかく、
  
メモりたい話のオンパレード。
  
圧倒的に成功された経営者の自伝などはよく読むが、
  
近い目線で、
  
リアルに今経営されている方のお話ほど勉強になることはない。
  
本当に、
  
ためになった。
  
またいつものように、
  
「創業してから、あ、これでいけるかもと思ったのは、
  
何年目ですか?」
  
と伺ったら、
  
KNさんは、
  
「3年目かなぁ」
  
Dさんは、
  
「俺は最初からずっと順調だった」
  
とのこと。
色々あるんだな。
  
夜中の2時半にお開きとなり、
  
調子に乗って指紋登録をさせてもらった後
、
  
あまりにアドレナリンが出すぎていたのか、
  
なぜか、
  
六本木から銀座の先の家まで1時間歩いて帰った。
  
帰る途中、
  
いくつのビルがあっただろう。
  
いくつの会社があっただろう。
  
  
全ての会社に社長がいて、
  
社員がいると思うと、
  
「みんなどうやって稼いでるんだろう」
  
とか、
  
「どんなことを成し遂げたくて、
  
会社経営や会社勤めをやっているのだろう」
  
とか、
  
色々考えてしまった。
  
まだまだ本当に無知だ。
  
メンバーを幸せにするためにも、
  
クライアントに喜んで頂くためにも、
  
僕が、
  
成長しなければならない。