マネージャーの矜恃

去る金曜日。
あるマネージャー候補メンバーとのやりとりから、
マネージャーとして備えるべき能力における「マインド」について、
振り返る機会があった。
マネージャーの矜恃とは何か
マネージャーの器とは何か
マネージャーの覚悟とは何か。
マネージャーは、
メンバーの上に立ち、
自らの判断結果を指示できる権利がある一方
メンバーを成功体験に浸らせ、
チーム、引いては組織全体の目的の達成のために、
成果を出す義務がある。
その義務とプレッシャーの対価として、
権利とプラスαの報酬を得る。
シンプルだ。
そのやりとりのきっかけとなった事象では、
僕自身がシンプルだと思っていたそういった考え方が、
実は伝わっていないことが明らかになった。
自分の伝え方、伝えた量に対して反省しなければならない。

他方、正直に書けば、

何も思わなかったわけではない。
これまでも、
実はもっと大きな果実を手に入れられるのに、
細かいことを気にしすぎてしまい、
果実を手に入れられない人を数々見てきた。
偉そうに語るほどの人生を送ってきてはいないけれど、

懐の深さ、誤差と思える幅、気概、気骨、甲斐性、、、
こういった人の上に立つものとしての矜恃は、
持っている人は高校生でも大学生でも新卒一年目でも持っている。
逆に言えば、
長く生きることで自然と身に付くものではない気がする。
前職でも創業者や代表が、
そういった素地を身につけるために特定のメンバーに対して課題を与えたり、
啓蒙してきたりと努力していた姿を隣で見てきた。
自分でもメンバーに対して熱く語ったり、
時には相手が気分を害すくらいのショック療法を試したりもしてきたけれど
そのベースの価値観が変わって定着した成功体験は、無い。
その度に自分の伝えた量、伝え方を省みてきたけれど、
Tがどれくらいの期間で理解が追いつくか。
無論、
生き方は様々でマネージャーになることが全てでも無ければ、
正しい訳でもない。
仮にその方向を目指すのであれば、是非進化してもらいたい。
未来のマネージャーへ。
ごく一部とはいえ、
メンバーの人生を背負う気概を持ちマネージャーたり得たいならば、
己のマネージャーとしての存在価値をどこで発揮するのかを即答できる必要があり、
その矜恃として、
常に結果には責任を持って臨んでもらいたい。
結果を出して次のステージに上る。
結果が出なければ真摯にその評価を受け入れる。
これも、シンプルだと思っている。
かく言う自分もマネージャーの1人。
常に覚悟を持って振る舞いたいと思う。
そんな金曜日の夜から昨日にかけて、
グループ会社エンターズのキックオフ合宿@犬吠埼に参加してきた。
やる気に溢れた、素晴らしいメンバーでリスタート。
僅か3名。
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サービスエリアの芝生で事業計画を創るところからのスタートで、
1年後に売上1.5億、15名体制、
4年後に売上10億を必ず達成する。
久々の人材ソリューション領域。
お客様の課題解決の結果としての売上をしっかりを伸ばし、
その分喜んで頂く。

ふつうのコトをやっていてもたどり着けるわけじゃない。
毎日毎日の弛まぬ努力、
胸を張れる行動の積み重ねを、
誰よりも早く、そして多く重ねること。
大変だけど、
だからこそ成果を出せた時の感動が素晴らしいものになる。
メンバーの成長を願いつつ、
自らの未熟さを省みつつ、
さぁ、まずは年末までに『金星デビュー』といきましょう。
マネ陣、エンターズ、みんな、
第2Qも、やったりましょうかお

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