ビジネスマンの人生は、甲子園という目標も、コーチという伴走者も、卒業という短い期限もない部活

10月に入ってからは、

3ヶ月ごとに実施しているメンバーとの個別面談ラッシュ。

毎日3名~5名、

まだ少ないけれど30名以上のメンバーと向き合う、

中々エネルギーを使うミッションショック!

大変ではあるけれど、

一人ひとりメンバーと向き合うことで、

少しでも想いや目指すべき姿、課題の共有や不満の甲斐性に繋がるのであれば、

喜んで続けたいと思う。

そんな中でよく話題に上がるのが、

「自分が思い描いていたように力を付けられていない」

「こうありたいという理想があるけれど近づけていない」

といった、自分の成長ペースに対する悩み。

特に新人や若いメンバーに多い傾向があると思うけど、

こういう時いつも決まって同じ話をするようにしている。

「なぜ、そうなっているか分解しよう」と。

この手の場合、

【パターン①】

「自分が思い描いている成長」とはそもそも一体なんなのかが掴めていないまま、

ただ焦っている

【パターン②】

そもそも成長したいと実は思っていない。

先に②のパターンの話をすれば、

これが案外多い。。

社内用語で『成長角度は自分で決めろ』と掲げている以上、

自分自身のゴール設定は自分でやってもらわなければならない。

今日のテーマは①の場合。

この場合は具体的にどう考えているか、

何を望んでいるのかを聞き、

そこにたどり着くための方法論の議論を提示する(ケースが多い)

この場合も2つあって、

Ⅰ:自力で目標にたどり着けるパターン

Ⅱ:自力ではたどり着けないパターン

があると思っていて、

大切なのはⅡのメンバーに対する接し方。

最近の流行りトークは、

ビジネスマンの人生は、

甲子園とか国立競技場のようにある種盲目的に信じ込める共通の目標も、

コーチや監督といった叱咤し、指導し、伴走してくれるパートナーも、

“3年しかない”といった短い期限設定もない部活のようなものだと思う。

だから、自分自身が怠惰に過ごせばいつまでも何も手に入らないし、

手に入っていないこともタイムリーに気付けない。

ダイエットや筋トレとも似ているかもしれないけど、

気がつけば何も変わらないまま時だけが過ぎている。

代わりに走ってあげることは出来ないけれど、

もし◯◯が望むなら、コーチ的な役割は果たしてあげられると思う。

何か手伝おうか?」

というもの。

こう言うと、大半は何かしら“宣言”をしてくるので、

「じゃあ、いついつにまた進捗確認するなー」と約束し、

僕自身、タスクに入れて管理することにしている。

たまにこの宣言さえも破ってくる野郎がいるけれど、

それは詰まることころ②の

「そもそも成長したいとは実は思っていない」パターンだから、

それを認めるよう促して、無理はさせないようにしている。。

話を戻すと、

偉そうに書いている自分自身も、

この「宣言すること」を大切にして、

第三者にコーチになって頂くことで監視してもらうようにしている。

無為に過ごしたつもりはないものの、

丸6年経過した今の状態は少なくとも思い描いていた状態とはかけ離れており、

誰よりも自分が、

この「いつまでも何も手に入らず、

手に入っていないこともタイムリーに気付けない」状態で過ごしてきてしまった反省がある。

そうならないようにそうならないようにと起業時より意識してきてこの有り様だから、

更に色々な力学を活用して、

結果や実績に対するこだわりと執念のレベルを高めていく。

メンバー一人一人と真剣に向き合う時間は。

昔の自分、今の自分と向き合う時間でもある。

期限も目標も与えられない人生における時間は非情なまでに早いので、

是非、お互いに“宣言”し合い、結果にこだわっていきたい。

みんな、がんばろう!

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