31歳になり感じていることを。

まず、

先日の20日で31歳になった。

お祝いしてくださったみなさんに

この場でも改めて御礼を申し上げたい。

本当にありがとうございました。

今日は、

31歳になり感じることを徒然なるままに。

①やはり、リスクをとらなければリターンはない

最近頭の中を走り回っているテーマはずっとこれ。

21日、

前職の役員3人が誕生日のお祝いをしてくれた時のこと。

この市況下にも関わらず、

誰もが驚く新卒80名採用を実現し、

なおかつこの9月で、

過去最高売り上げ、

ダントツで過去最高営業利益を達成することが確実となったと聞いた。

ただ、それほど嬉しそうでもないので、

「カッコつけないでもっと素直に喜びましょーよ*カオ

と突っ込んだときにF社長が一言。

「うーーん、投資をしてこなかったという印象なんだよね。

事業投資を。もっと種を撒くべきだったなぁと。」

「いやいや、このご時勢に80名も新卒採っておいて、

何を言うんですかパンチ!

と、僕。

もちろん企業体力的な違いはあれど、

この貪欲さとリスクテイクマインド。

無論、リスクのとり方にも色々あるが、

その規模に合ったリスクの取り方がある。



それができているか、

検証する必要があるわけだが、

多くのベンチャーにはそれらを客観視し、

判断材料を示す仕組みがない。

つまり社長が一人で判断して実行しなくてはならないわけだ。

自分自身、

2期目の途中まで苦しくて苦しくて、

表では1日たりとも下を向くことなく自然に振舞ってきたけど、

本当にきつい時期があった。

2期目の5ヶ月目からやっと上向き、

収支が回り始めた後も、

いつ来るやも知れない見えない敵に備え、

とにかく足場を固めてることを優先してきた。

固定費の上昇を抑え、

極力変動費でマネジメントし、

新卒採用という絶対に欠かすことのできない戦略投資を除いては、

堅く堅くやってきた。

結果的にこの7月の決算含め、

おかげさまで4桁単位の利益を確保することが確実となったが、

来期、再来期の見通しが明るいかと聞かれれば、

そんな簡単な話ではない。

今期の利益も、

採用の遅れからくる人件費の未消化のイメージに近い。

投資が遅れた分、

売上のトップラインの上昇タイミングが同じくずれる。

新たに立ち上げたメディア事業も、

イメージよりも大きく遅れている。

これは企画力不足によるところが大きいが、

結局はリソースの問題。

ここ半年~1年をシンプルに振り返ると、

「ちょっと守りの比率が高すぎたなぁ」と。

過去の恐怖体験は大切にしなくてはならないが(笑)、

“攻め時”をはずしてはならない。

経営なんて、

いいときばかりでもなければ、

きっと、

悪いときばかりでもない。

4期目はファイナンスの選択肢を増やし、

人、事業に投資をしていく。

短期的においている5期目の末の目標に向け、

勝負の1事業年になる。

共に未来の大企業を創り上げる同士を、

この手で探しに行くかお

②とにかく縁を大切に、縁を復活させにいく

最近、新商材の提供元や代理店に、

前職からつながりがある方や仲間が興した会社があったりする。

意外なつながりで一緒に仕事をしたりするようになってきたが、

僕自身の昔の対応、接し方が違っていれば、

こんな縁にならなかっただろうなと思うこともしばしばだ。

世の中狭いというが、

ソーシャル時代、

世の中をもっともっと狭くする。

どのような人物として伝わっていくかが、

ますます大切な世の中になる。

先日、

最終選考で悩んだ末にお断りをした学生が、

僕の前職に入社するという。

それを聞いた採用担当者が一言。

「お断りの仕方一つそうですけど、

どこでどんな縁になるのかわからないので、

常に人との関わりは大切に、誠実にしないといけないですね」

本当にそう思う。

クライアントだからとか、

こっちがお金を支払っている業者さんだからとか、

選考に来てくれた学生さんだからとか、

内定者だからとか、

相手によって態度を変えるのではなく、

馬鹿みたいに正直に接する事が肝要だと思う。

特にこれからもっともっと加速するソーシャル時代。

どこで誰がつながり、

どこでどう立場が変化するか全くわからない。

企業規模もそう。

今小さいとか大きいとかも全く関係ない。

すべてが不確実で、

短期間ですべてがひっくり返る時代に入った。

縁を大切に、

できる限り誠実に、

感謝の念を持って進んでいきたい。

これまでお世話になった方とのコミュニケーションも、

一気に増やす。

まずは9月上旬までに何回か主催で飲み会を開く。

久しぶりに会いたい方がたくさんいる。

縁を、

今まで以上に大切にする。

③今の10倍勉強し、100倍考える


昨日もホリエモンさんと田原総一郎さんの対談を読んだ。

田原総一朗責任編集 ホリエモンの最後の言葉 (オフレコ!BOOKS)/堀江貴文
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ホリエモンさんへの好き嫌いや賛否や情報の精度は置いておいて、

とにかく多岐にわたる情報量だ。

経営やファイナンスはもちろん、

歴史、宗教、社会システム、マスコミ、法律、地理、

科学、宇宙、文化人類学、性、風俗、オタク文化に至るまで、

インプットの量が違いすぎる。

よって、

出てくる発想の角度やスケールも違う。

分野によって得て不得手はあると思われるが、

自分には勉強が足りない。

もっとインプットしようと思う。

今日も読書だ。

④シンガポール、フィリピン、インドネシアに行く。

行かねばならない。

単なる観光にならぬよう、

ここでも縁が生きる。

リフレッシュに南の島も織り交ぜたいあせる

ここは、

うまい酒があればいい。

⑤i-Phone5はまだか

単純に欲しい。

だんだんどうでもいいネタになってきた・・・。

⑥ニューパソコンが快適すぎる

もう一つどうでもいいけど、

先日PCを新しくした。

一言、

チョー快適ラブ

業務効率が30%くらい上がった感覚。

ぐんぐん行こう。

最後に、

⑦来期も今期の倍をやる

退場させられない様に必死にあがいているうちに、

あっという間に3年が終わろうとしている。

これについてはまた書くことにするが、

もう4期目。

ベンチャーと呼ぶにはおっさんになってきた。

今期の倍をやるといっても、

このまま普通にやっていては絶対に無理。


積み上げ思考であれば100%無理。

採用の遅れが致命的。

努力もまだまだ足りない。

そんなことを考えても仕方がない。

どうやったらできるかだけを考える。

逆算思考。

毎日毎日考える。

考えて考えて考えて考えて、

試して失敗して試して失敗して、

必ず果実を手に入れる。

そんな1年にする。

手始めにここで宣言して自らを追い込もう。

来年の32歳の誕生日には、

正社員22名、


従業員40名を達成し、

3期連続の黒字決算で締める。



成長モデルを2本以上確立し、


成長フェーズにはめる。



アジアへの足がかりを作る。


そして、オフィスを移転する。



勝負の5期目にしっかりつなぐ。

もっとできる。

もっともっとできる。

追い込んで追い込んで、

三十路2年目を駆け抜けたい。

がんばろう、みんな。

がんばろう、自分自身。

2011年7月24日

オフィスで一人、ダイエットペプシを飲みながら

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