中学校での歴史の授業で戦後の復興を支えた偉人伝を増やして欲しい件

きっかけはまたもやSWの深夜のyoutube(笑)

ネタ元はこちら、

ゆるせない話 「爆笑 八木7連発」

これはこれで個人的に腹がよじれるくらい笑わせてもらったのだけど、

興味深かったのが「歴史の教育」のくだり。

サバンナ八木は

「いきなり卑弥呼から話されても距離感が全然掴めないから頭に入ってこない。

逆からやってほしい」

と面白おかしく話すわけだけど、

結構しっくりきた(笑)

“距離感”と言うのは多分全体像とも繋がるし、

全体が見えないところから各論を話されても理解し難い。。

これはこれで実は一考の余地はあるんじゃないかなー。

今日書きたかったのはちょっと違っていて、

同じく「日本の歴史の教育」について、

大学生の時ぐらいに感じたことを思い出したので。

それがタイトルの件。

僕の経験上、

中学校の歴史の授業は大体近現代史のちょっと手前で三学期が終わり、

戦後はものすごく端折られるし、

教科書の〆のページも何かみんな頑張りましょう的にふんわりしているイメージ。

教育実習も行ったからなんとなくわかるけど、

基本、与えられた学習指導要領通りには授業は進まず、

遅れ遅れになるから最後がカットされるハメになる。

「起業家精神が欧米に比べて低い」とか言われて久しいジャパンだけど、

僕は、

「中学校での歴史の授業で戦後の復興を支えた偉人伝を増やすべき」

だと思う。

個人的には大学時代にそういった書物に目覚め、

それこそ手当たり次第読み漁ったけど、

本当に今の豊かさを築き上げて下さった戦後の経済人たちには頭が下がる。

その姿勢や言動からは、社会科の枠を超えた学びがあると思うし、

それこそ現代と繋がることで前段の理解を促すこともできると思う。

例えば、渋沢栄一(敬称略)なんて、

50分の授業をするには十分な内容がある。

例えば、岩崎弥太郎(敬称略)。

坂本龍馬の流れから三菱グループの成り立ちまで、

1時間2時間じゃ全然足りない。

三井高利でも安田善次郎でも鮎川義介でも松下幸之助でも、

個人的には、教科書に出てくるレベルの偉人だと思う。

そうなるとやっぱりソニーの井深大&盛田昭夫、

HONDAの本田宗一郎と藤沢武夫はやってほしいな(笑)

東急グループを創った五島慶太と西武グループを創った堤康次郎の戦いとか、

僕だったら夢中になって聞いたな。

海賊と呼ばれた男が日本国民の胸を打つなら出光佐三氏でもいい。

学生が身近なサントリーやグリコや味の素でも吉本興業でも、

誰でもいい。

できれば孫正義でも1時間やってほしいな。

いつかどうせ教科書に載っちゃうし。

とにかく戦後の日本の奇跡的な復興が、

今の自分たちの恵まれた環境が、

どんな方々の血の滲むような努力の上にあり、

それが如何に誇らしいことであるかを伝えてほしいな。

また上下ではなく、

そういった生き方も選択肢の一つとしてあることを、

是非中学生くらいから教えてほしい。

選ぶか選ばないかは彼らなわけで。

文部科学省の官僚の皆様、

いかがでしょうか。

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