成功者は結局少ないチャンスをモノにしている

シルバーウィークで睡眠のリズムが崩れガーン

眠れなかった夜に暇つぶしでユーチューブをサーフィンしていた時のこと。

あまりに眠れなかったので昔のすべらない話や、

大好きなブラマヨの動画とかをしらみつぶしに見ていて、

ふと、

【有吉VS先輩芸人】イケイケだった頃の有吉が大御所芸能人にブチギレまくる【VS松本&浜田&石橋貴明】

ここ数年テレビに出まくりの有吉が、

今のようにMCを任される前の動画が目に入った。

内容やその知性がどうとかは置いておいて、

また「いやいやまとめ動画だろ」みたいな指摘も置いておいて、

いやぁ、これは確実にモノにしてるなと感じた。

プロデューサーや構成作家が期待している以上の盛り上がりじゃなかろうか。

こういったチャンスで彼は確実に着実に結果を出して、

スターダムをのし上がっていったんだと再確認できた。

誰であれ成功者は確実にチャンスをモノにして成り上がっている。

ちょうど同じ日にとある深夜番組で、

千原ジュニアと土田が割り当てられた5組の芸人を

「ショートコント」「一発ギャグ」「モノマネ」といったテーマに合わせて

対決させ合う番組をみた。

そこに並んでいる芸人たちのほとんどが失礼ながら無名な方々でありながら、

番組中にこんなやり取りが映る。

MCの2人が自分の自分たちの主戦場ではないジャンルを手に取ると、

「いやいやいやいや、ショートコントやったことないし、俺たち漫才だし」

と大声で言って焦って盛り上げる。

番組はそれはそれで盛り上がりを見せて終わるのだが、

個人的には、

「いやいやいやいや、ちょっと待て」と。

「準備しとけよ。数少ないチャンスちゃうんかーーーーい」と。

「次使ってもらえるか、誰かが見ていて声を掛けてくれるとかあるやろ」と。

「一度、あ、こいつらおもんない、使えない」って思われた時のダメージデカすぎだろ」と感じた。

またもやyoutubeネタだけど、

漫才一本でM-1の頂点を取ったブラマヨでさえ、

イロモネア ブラックマヨネーズ

ここまでやっている。

(一発ギャグは全く一発ギャグではないけれどw)

それなのになぜあの若手芸人達はあの番組のワンチャンスに命をかけなかったのか、、、。

どのジャンルが来ても一発充ててやろうとい準備しなかったのか、、、。

人生が変わったかもしれないのに、、、。

サッカーの本田選手がミランの10番をつける時に名言を残したけれど、

チャンスなんてそう何度もあるわけじゃない。

野球でもリリーフピッチャーは毎日ブルペンで肩を作って準備を待つ。

例えそれがワンポイントリリーフであっても、

かけがえのないワンチャンスだと理解しているからきっとみんな真剣に準備する。

それはサッカーの控え選手でも、バレーでもラグビーでも一緒。

そしてそれはスポーツだけでなく、

ビジネスもお笑いも本質は全て一緒だと思う。

明日、運命のワンチャンスがやってくるかもしれない。

それをモノにできるか、完璧な準備が出来るかは、

その人次第だ。

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“やる気スイッチ”が見つかった時にもう一つ大切なこと

最近ちょっとあることを変えてみた。

ざっくりと言えば、

『無理にやる気を引き出そうとすることを止めてみている』

どこかのどなたかが

「やる気を管理することを止めた」的なエントリーをされているのを見て考えたことだが、

たしかに、

「誰かに焚きつけられたやる気はすぐになくなる」

というのは真理だと思う。

かと言って「勝手にしろ」ではマネージャー(管理者)の怠慢というものだろう。

管理された(焚きつけられた)やる気は続かない。

自ら気づき、欲し、求めた上でのやる気じゃないと続かない。

その上で、

どうやって「気づかせ、欲させ、求めたくならせるか」について、

曲がりなりにもマネジメントをさせてもらう者として、

アプローチを変えてみている。

アプローチ中なので詳細はここでは控えるけれど、

簡単なところで言えば、

・飲み会で熱く語る的な“啓蒙的アプローチ”を行わない

・求めてるくメンバーを徹底的に愛す

・結果的に(えこひいきではなく実力の)差を意図的に作る

このあたりだろうか。

これがなかなか難しい。

極論と言われるかもしれないが、

人は基本人には変えられないし、

教育もマネジメントもその前提から入るべきだと思う。

(今まで、自分が多くの書物、先輩から学んだことを自分なりに解釈して、

そのエッセンスを多くのメンバーに話してきたつもりだ。

ただ、一体どれだけのメンバーがその行動を変えただろうか。

もうそれは悲しみをとうに通り越して(笑)、

全く皆無と言っていいと思う。

開き直りではなく、今ならそれをなんなく受け入れられる)

振り返ってみて自分はどうだろうか。

自分はそれなりに多くの方々の教えを素直に聞き入れて来たと思う。

両親の教えも、祖父の教えも、

小学校の時の辻先生の教えも、

中学校の時の天野先生の教えも、

高校の時の中藪先生の教えても、

大学時代の小林ママの教えも、

レイス時代の中島さん、田中さん、藤さんの教えも、

そしてこれまでに読んだ何百冊の書物からの教えも、、、

一角の人物になるために必要だと思えば、

とにかく素直に聞いて、理解し、実行に移してきた。

ただ、それは実は、

結局のところ『自分が欲していたから』に他ならない。

同じ金言の数々を浴びせられたところで、

同じ結果にはなっていない。

それは同じ環境で育った兄弟であっても育ち方が違う。

素直に実行しない人がやる気がないということではなく、

結局、

やる気スイッチは本人にしか押せないということなんだと思う。

自分でしか自分を変えられない。

マネジメントはそのきっかけを与えるところまでしかできないけれど、

それで十分やりがいをもてる。

“やる気の管理”だなんて烏滸がましい。

夢中になることを見つけるための知識の習得を勧める。

高い目標を達成する喜びを手に入れるために低い目標の成功体験を積み上げる。

自らやる気スイッチを押した人間は、強い。

(ソニーの昔の求人。やっぱりソニーはこうでなくちゃにひひ

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渇望

母がよく言っていた

「全ては必然。そして必要なことしか起きない」

という言葉の意味が、今ならよく分かる。

先週も色々あった。

いいこともたくさん、勘弁してくれよってこともたくさん起きた。

何も起きない日などない。

でもそれでいい。

全ては経験となり、血肉になる。

週末にメンバーの1人がサイバーエージェントの藤田さんの

16年前の取材動画を共有してくれた。

藤田晋 26歳の野望 サイバーエージェント・楽天

ほうほうほう。

これ以上は語るまい。

全社のLINEグループに投稿されたこの動画を、

一体何人のメンバーが見て、何を感じただろうか。

自分自身の20代は、

大学4年生の4月に前職の内定をもらったところから始まる。

内定をもらった翌日に承諾してからはとにかく働かせて欲しいと懇願たが、

「今年から一律の初任給じゃないから、

内定者の評価を決めるコンテストがある。インターンはその後」と言われ、

そのコンテストで1位を取り、

同期の誰よりも先にインターンを始めさせてもらった。

初任給もダントツ1位の月給38万(年収456万円)となった。

2週目からは会社に泊まることを覚え、

しばらくして当時の彼女とも別れてオフィスから徒歩10分のところに引越し、

毎日必死に架電して、先輩の仕事を手伝って、引き継いで、

2ヶ月目にはひとつ上の先輩よりも早く500万円の初契約を頂いた。

社長から「時給だと計算がよくわからないから」と言われ、

バイトにもかかわらず月給20万円にすると言われ飛び上がった。

ただ、土日も含めて週に120時間くらいはオフィスにいたし、

給与なんて本当にどうでもよかった。

3ヶ月目には今もなお前職の主力事業の新規立ち上げメンバーに選ばれ、

更にテンションが上って、これまた必死に食らいついて働いた。

とにかく必死だったし、没頭していた。

年が明けた1月からも新規営業、既存事業のコンサル、

新規事業の同行、マニュアルづくり、架電、資料作りと、

思いつくことは全部やった。

3月31日の夜も会社に泊まり、

ユニクロの上下のスウェットに無精髭で自分の入社式当日を迎えた。

5分前に先輩に「入社式でないの?」と聞かれ、

正直面倒くせーと思いながら髭そってスーツに着替えて会議室に行ったっけ。

自分の管掌範囲もどんどん大きくなり、

2年目には部長、3年目には取締役を拝命。

28歳で起業する時までに4000枚の名刺を交換し、

150人を超える上場企業経営者と商談し、

週2.3で会食、

これまた週2.3でバカみたいに同世代の仲間たちと遊び歩いた。

どれだけ飲んでも会議は毎朝7時から。

異常な生活を続けていたにも関わらず、

病気一つせず、疲れ知らずで走り回った。

その間も、

現在オフィスに寄贈している600冊の本を読み、

毎日毎週日経本誌/産業/MJ/ビジネスを購読して、

このブログも6年で350記事書いていたようだ。

海外旅行もその6年だけで20回行き倒した。

気がつけばインターン時に22名だった正社員が、

わずか6年間で240名になった。

起業した後も、そのエネルギーは変わらないが、

初年度にそれまでの自分の6年を全て否定されるような大惨敗を経験し、

本当に倒産寸前、何もかもがめちゃくちゃになった。

30歳の誕生日をあのような状態で迎えることになるとは

28歳の自分は1mmも想像が出来なかったけれど、

不思議と成功に対する自信やブレることがなく、

「将来の私の履歴書のネタが増えた」くらいにしか思っていなかった。

とは言えなんとか生きながらえた20代ラスト。

ただただ目の前の業務に没頭していては天下は取れないのだと知り、

方向を転換し、今に至る。

がむしゃらに動くという意味では20代と動きが変わったけれど、

圧倒的な成功を手に入れるための欲、渇望、熱量は増えるばかりだ。

人は夢中になっている時にはとんでもないパワーを発揮する。

多くの人には理解できないゾーンに入ることがある。

それを可能にするものは「欲」しかないと思っている。

飢えにも似た欲。

負けず嫌いという思いも、

自分が一番だということを証明したい欲であり、

物であれ評価であれ、何かを手に入れたいという欲にほかならない。

欲のないメンバーとは、

少なくとも近くでは仕事ができないし、したくない。

一緒に仕事をしたところで、

間違いなくそのメンバーを苦しめてしまう。

いや、壊してしまうと思う。

また日に日に欲が増してきている。

不思議だ。

自分の内側から燃えるものを感じている。

昨日も今日もオフィスに顔を出している。

結果を出すために貪欲なメンバーがいる。

それでいい。

自分で切り拓け。

誰かに決められた人生なんてFU◯Kだ。

すべての壁を突破する。

すべての邪魔を排除する。

何があろうと成し遂げる。

全てを実行で証明してみせる。

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