とかくベンチャーはニッチに逃げがちだと思う。
と、
偉そうに書き出してみたのも、
自分を追い込むため。
前回のエントリー同様、
ベンチャー企業で新しい事業や新しいサービスを考える時、
誰かが何か意見を出すと、
二言目には、
「それ、もう○○さんとこやってるよね」
「新規性、ないじゃん」
「いや、普通だし。」
「う~ん。□□と代わり映えしないよね」
「ベタでしょ」
と、総突っ込みに合うことがしばしば。
それが行き過ぎてよく陥るのが、
「他がやっていないことしかダメ」
という気運から生まれた、
「意味不明なサービス」
「色々全部盛りでよく分からんポンコツサービス」
たち。
これもあるある
昨日流れてきたこちらの記事
顧客やユーザーの要望に全て対応すると、アプリは99%破綻する
に書かれていることも、
本当にあるあるだ。
このマインド自体がいけないのかもしれないが、
我々のようなまだ足元よちよちのベンチャーは、
順番を間違えてはいけない。
セカイの価値観をぶっ壊すような、
エポックメイキングなサービスを生み出したいと強く願いつつも、
ミッションを達成させるためには着実に勝っていくことも必要。
その立場を忘れず、
多少時間がかかろうとも丁寧に振り返りながら、
確実に目の前の一戦に勝利せねばならない。
次のサービスも、
きちんと市場があり成長しているど真ん中でやる。
ニッチには、逃げない