“日常”に改めて感謝

大震災から2週間が経過した。

崩壊してしまった街で、

復興に向けた活動が始まっていると見聞きする機会が増えたが、

今だ1万7000人を越える行方不明者の方々がいると聞く。

無力さを恥じるばかりだが、

心から、一人でも多くの方の生存を願いたい。

福島の原子力発電所の冷却作業、

震源地近くで続く余震、

今だ予断を許す状況ではないが、

大きな被害を受けていない我々は、

一刻も早く、今までの何倍ものエネルギーで、

前に進まなければならない。

先週の後半は自宅勤務、

並びに一部のアポイントメントのみ直行直帰としたが、

今週月曜日より通常業務に戻すことにした。

多くの経営者が、

「我々が日本を元気付けなくてはいけない」

と書く。

その通りだと思う。

事業を継続し、

お客様、クライアントの業績拡大を実現し、

間接的、直接的に復興に貢献できるように動いていく。

東京の街は、

ほぼ日常を取り戻した気がする。

物事には常に両面があるため、

日常に戻ってしまうことを否定的に捉える人もいるだろう。

ただ、前に進まなくてはならない。

これで日本の国力が更に落ちてはいけない。

震災は多くのものを飲み込み、

多くのものを奪った。

けれど、

きっともたらしてくれるものもある。

人は学び、

学習をする中で発展を遂げてきた。

学習をしたからこそ、

絶滅しなかったのだと思う。

学ぼう。

これまでにずっとできずにいたことを、

ここで一気に変えてやろう。

前を向いて、

信じて進もう。

みなさん、一緒に頑張りましょう。

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