昨日はグループのマネージャーと遅くから飲み始め、
結局、
夜中の2時半まで飲み倒した。
出逢って6年目の先輩だが、
初めてのサシのみ。
たくさん語り、
幾つか“約束”をした。
久々に平日からテキーラをイッキしちゃったりしたもんだから、
久々にウコンの力のお世話になった。
何度も言うが、
ウコンの力を作った開発チームにノーベル賞を上げてほしい。
今日は、
大量の花粉を交わせるはずもなく、
ぐずぐずになりながら4件のアポをこなす。
移動中に読んだ、
の一説。
幸之助翁が、
ハンブルク松下電器を視察し、
ヨーロッパ市場で苦戦している実情を視察した時のくだり。
自社の商品力の弱さを現地の社員に詫びた翁が、
こう言った。
「3年くれ。3年後までにすばらしい商品を作って届けさせるから、
それまでに欧州各国との販売網を強化しておいて欲しい。
これは僕の“約束”や。」
それに対し現地の社員の1人が、
「会長、お言葉を返すようですが・・・」
と切り出し、
商品力がないから3年待ってほしいと言われ、
一方で、
強い販売網を作っておいてほしいと言われても、
どのようにすればいいのかと尋ねる。
沈黙が続き、
重苦しい雰囲気に包まれる会議室。
しばらくたって、
口を開く幸之助翁。
「松下電器には、
商品を売る前に君たちに売ってほしいものがある。
それは、
松下の経営理念や。
松下の経営の基本の考え方や。
商品を売る前に、
お得意様に松下の経営理念を売ってほしい。
精神を売ってほしい。
それが松下の商売の基本や。
今の商品でもこれならできる。
いや、
今の商品よりも強い商品が出てくることが分かっていれば、
なおのことこれができる。
これを徹底的にやってほしい。」
経営理念を売ってほしい。
それが先だ。
ぐっときた。
この本は、
何度も何度も読み返したくなるエピソードの宝石箱。
折り曲げまくり。
事業のサイズなんて関係ない。
かくあるべしというあり方を、
たくさん教えて頂いている気がする。
いやーー、勉強になる。
毎日、
何かしら気付きを得たい。
まだまだ日々勉強!
それにしても、
鼻水は一体いつまで生産され続けるんだろう。
いやはや全く不況知らずだぜ。