生産性を高めることに対して、モーレツでありたい

先般の安倍首相がこんなメッセージを発信されていた。
首相「モーレツ社員否定の日本に」働き方改革に意欲

 

そして、先週の電通の社員さんの痛ましいニュースにより、

各所で様々な意見が巻き起こっている。

 

こういったニュースや出来事を目にする度に思うけれど、

自分の知るほぼ全ての企業では不毛な長時間労働を無条件に礼賛するような風潮は見られないし、

むしろ”ダサい”と見られる向きの方が強くなってきているのではないかと感じている。

 

例えば報道されているような8時間ぶっ通しの会議だとか、

深夜の会議がカッコいいとか、

何百時間残業したことを自慢するとかここ数年聞いたことが無いし、

どう考えても時代にマッチしていない。

 

経営者としてマネージャーやメンバーに伝えたい事は、

とにかく「1人あたり生産性を高めよう」ということ。

 

一般に生産性を定義づける”付加価値”は『粗利』。

この”一人あたり”の値を高めることで、

組織としてはあらゆるものを用意してあげられる。

 

この値こそが組織の強さとなり、

未来への原資となり、

報酬、成長機会、新たな投資、健康管理等の福利厚生等をもたらすのだ。

 

安倍首相のモーレツが否定される云々になぞらえるならば、

この”1人あたりの生産性を高めることに対して”モーレツでありたいと

考えている。

 

これから先、

間違いなく単なる作業がドンドンとソフトウェアに置き換えられていく。

生産性の高い高付加価値ビジネスパーソンかロボット、

なんていう時代も遠からず来るだろう。

 

それが不幸だとも思わないし、働くこと自体が贅沢な時代が必ず来る。

(これについてはまた今度)

 

組織を預かるものとしては、方向性を間違えてはならない。

 

メンバーが物心ともに豊かな日々を過ごせるように、

正しく、導いていく。

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