欲の研究

最近のテーマ。

マネジメントをより機能させるために、

“欲”についてとにかく考えている。

成功者と欲にはどんな関係があるのか

どうやったら欲が大きくなるのか

欲の薄いメンバーはなぜ薄いのか

欲が薄いけどスキルがあるメンバーと、

スキルはまだ物足りないけど欲深いメンバー、

どっちを重用していくべきか

欲がありそれが達成されると思い込んでいるメンバーに

どう気付かせるか

欲を満たすために強烈に意識させるためにはどうすればいいか

欲が強い人に共通する習慣は無いか

欲が強い人と素直な人との関係性はないか

学習欲求と欲の関係

欲を口に出すことの効果は

欲を他人に公開することのメリットデメリット

などなど、

気持ち悪いくらい色々考えている。

色んな書物を読んでいて感じるのは、

大きなコトを為した傑物や、

多くの人々を率いた英傑はいずれも、

強い“欲”を持っていたようだから、

成功と欲には強い相関性があるのだと思う。

まぁ、当たり前だけど。

それゆえに、

組織のマネジメントや業績にも、

個々人の欲は大いに関係してくると思う。

同じ商材を提供する同じ100人の組織でも、

欲の薄いふわっとしたメンバーが100人の会社と、

僕はいつまでに絶対にこうなる!

と強い意志を持ったメンバーが100人の会社では、

業績が同じはずがない。

全員が強烈な欲を持つ必要はないのかもしれないが、

やっぱりそれなりに強い欲を持っていてくれた方が刺激になるし、

“こうなりたい”というセルフイメージがないままに、

無為に過ごす日々ほどもったいないものはないと思っている。

ということで、

最近メンバーと飲むときは、

大体こっち系の話題。

「で、○○は今何がほしいの?」

「いつまでにどうなりたいと思ってるんだっけ?」

と聞いて、

「何で?」

とか

「それ本気?」

とか掘り下げてみる。

マネージャー陣と飲むときは、

「メンバーの欲求を積極的に聞いていくマネージャーになろう」

と話すようにしている。

そして、

「聞いた以上マネージャーである自分のタスクに入れて、

全力でそれを達成させて上げようよ。

その欲求とメンバーの現状のスキルとのギャップが大きければ、

導き方が厳しくなるのは当然だし、

それでも本人が望むのであれば徹底的に指導、管理することが、

本当の“優しさ”。

愛情の反対は憎しみじゃない。無関心だよ。」

と、

相も変わらず、

暑苦しいことを言い続けている。

そんな中でわかってきたのは、

みんな聞けば“大体それなりの欲を持っている”

ということ。

ただ、

・不明確で期限もない


・毎日強烈にそれをイメージしていない


・欲を口に出したり人に話すことに対する抵抗が大きい


・漠然ときっと実現する、手に入る、叶うと潜在的に思っている

という4つのことがわかってきた。

ということで最近のテーマは、

欲の研究から一歩進んで、

この4つをメンバーの個別に手を打っていくこと。

これが中々しんどいし、

単純に大きなコトを言われても、

“覚悟”が備わっていないケースが圧倒的で、

ちゃんと理解をさせるための時間がまたかかる。

でも、

せっかくだから一緒にたどり着きたい。

そんな毎日を送っています。

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