延長線上にない成長を

今週の日経ビジネス、

孫さんのインタビューより

========================

言っちゃ悪いけど、


この程度は高が知れとる。


バカにするなというのが本音ですよ。


僕の志はこの程度ではない。




300年企業に向けて、


これから何百兆円の事業をやっていこうと思ったら、


何千社、何万社という規模で動かしていくことになる。


今はまだ予行演習みたいなもの。




普通の人から見ると、


バカとか常軌を逸していると言われるけど、


時としてクレイジーな奴がいないと、


物事は進みません。

========================

金曜日、

敬愛する前職の上司と、

久々にゆっくり話をした。

200名の組織を500名、1000名にするための組織論や、

幹部の育成観、

中国などの海外市場に対する考え方など、

未熟ながら、

3時間近くにわたって、

様々な角度から、

意見を交換した。

その中で、

話しは僕自身のことに移り、

なぜ僕が、

「事業を0から生み出すことにこだわるのか」

という質問を受けた。

これまでのバックグラウンドは省くが、

とてもストレートで、

心地の良い質問であり、

質問を受けて間もなく、

「きっと、

今までの延長線上にない成長がしたいから。

今までにない成長を遂げなければ、

僕の使命は達成されないからだと思います。」

と、

偉そうなことを言っている自分がいた。

個人的には、

一般に言われる、

「0⇒1」、「1⇒10」、「10⇒100」に対し、

良いも悪いも、

付加価値が高いも低いもないと思っている。

ただ、自分が今の会社を創るとき、

決断の一押しになった考えは、

「今の延長線上にない成長を手にしなければ、


限りある人生の中で、


自分の描く理想の一生を送ることはできない。


リスクを取らねば。


勝負をかけなければ。」

という意志だった。

会社を創る前までは、

不安とプレッシャーはあるものの、

厳密な意味でのリスクを背負うこと無く、

居心地の良い日々だった。

ただ、

その先の成長が予測できる、

いわば、

成長の限界が見える日々とも言えたのだ。

今は違う。

全く先が見えない(笑)

自分や仲間たちの努力一つで、

未来が大きく大きく変わるのだ。

大好きな田坂広志さんの著書にいい言葉がある。

=======================

「使命」

この素晴らしい言葉には、

一つの大切な意味が含まれていることに

君は気付いているだろうか。

「使命」と書いて、

「命を使う」と読む。

君に聞きたい。

心をこめて聞きたい。

必ず終わりがやってくる命。

ただ一度限り、君に与えられた命。

その君の命。

その命を君は、

何に使う?

=======================

無謀と言われようが、

できないと言われようが、

大志を抱いて、

山の頂に向かって上り続ける。

この人生を命いっぱい使って、

未来を切り拓くつもりだ。

孫さんの変わらぬ志に触れ、

いつもながらに勝手に触発された週末。

やりたいことがありすぎて、

楽しくて楽しくてたまらない。

Pocket