グループ総会にみる組織の有機的成長

昨日は、

出資も受けている我々の出身企業のグループ総会に参加。

約200名に及ぶその会は、

「アワード」と呼ぶにふさわしい大きなパーティーのような感じだが、

この会に参加させてもらうといつも感じることがある。

それは、

「やはり組織は生き物だ」

ということ。

3ヶ月ぶりに会うメンバーは、

それぞれがそれぞれに成長を遂げていたり、

逆に、

残念ながら成長が止まっていたり、

3ヶ月に一度しか話さないからこそ見える、

ギャップのようなものがある。

役員を務めさせてもらっていたこともあり、

各々が報告や相談に来てくれるのだが、

その中身も様々だ。

何が良いというわけではないが、

何人かと話していくうちに、

昔、偉そうに全社のメンバーに向けて話していた、

言葉を思い出した。

「“組織”というものは存在しない。



そこにあるのは、“メンバーの存在”だけで、


その結合結果が組織だと思っている。



組織や文化に不満を持つのはかまわないが、


一人ひとりが組織を形どっていて、


自分=組織なのだということ、


自分が変わらなければ組織も変わるはずがないことを、


良く知っていてほしい。



自分が変われば組織が変わる。


程度の差はあるけど、


何かしら、


必ず変わる。



突き詰めれば、これは大企業もベンチャーも一緒だと思う。


自ら組織を良い方向に変えて行こう」


最近の傾向としては、

ミドル層の成長が顕著だったのだが、

今回はそれをあまり感じなかったかも。

特定の業績面でも調子のいいメンバーはいるものの、

人数を考えると、もう少し、

雨後のタケノコのようにボコボコ出てきてもいい。

ベースの素養が高いメンバーが多いのは明らかだから、

きっと、もっと、出来る。

活躍するメンバーが増えれば、

それを見たメンバーがまた心を新たにし、

それぞれの場所で1日1日をそれぞれの緊張感で過ごす。

その結果が、また業績や様々な指標になって現れる。

100人を肥えてくる組織の成長の阻害要因の大きな一つは、

「いかにサボっている総量を減らすか」

であり、

「サボっていることが浮き彫りになる仕組み」

が必要だと思っている。

全社の業績も、

結局は、個人の業績の総和なのだから。

毎回大きな気付きを与えてくれるグループ総会。

いやはや組織作りには時間が要る。

本当に難しい。

久々にそんなことを考えながら、

結局4件をめぐりめぐって、

朝4時に帰宅。。。

さぁ、散歩にでも行って体動かそ。

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